卒業式でもらうモノの話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト！

ボタンとハギは間違いやすい、という話を前回させていただきました。

もうひと月ほどすると卒業シーズンです。社会に出発する人もいれば新たに学ぶべく進学する人もいます。ボクたちの学生の頃は詰襟などと呼ばれるボタンが5つほどついた学生服でしたから卒業の思い出にとそのボタンを、その人を好きな人がもらいにくる習慣がありました。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

ですから、人気のある人は5つのボタンが全部なくなり袖のボタンまでなくなっていたりします。
そう聞くと「ボタンならば何でもいいのか？」と思うかもしれませんがそうではありません。

いちばんの人気なのは第2ボタンです。上から数えて2番目のところについているボタンです。

なぜ人気なのかと言えば、心臓、つまりハートに近いからなんて言われていました。それが嘘なのか本当なのかは知りませんがそう言われていました。

そう言えば、結婚指輪も左の薬指につけるのは心臓にいちばん近いからと言われていたりしますね。きっとこちらのほうが起原先なのでここから発想を展開したのだと思います。

ボクらの地域だけの習慣、風習ではなく全国的なムーブメントだったはずです。当時のヒットチャートをにぎわした歌にも、しっかりと歌われていたりしますから。それがきっかけで全国で卒業式の日に第2ボタンがなくなったのかもしれません。

人気者ではない人だって人気がないのを見せびらかしたくないので自分でこっそりといや堂々と外していたりします。

卒業の日ではない時は、第2ボタンを外していると「恋人募集中」なんてメッセージだったりしていましたからなかなか難しいものです。

現在の学生さんたちはこんな風習なんかはなかったりするのでしょうか。そもそも、詰襟ではなくブレザーだったりしますからね。かろうじて第2ボタンもありますし、けれど、ハートからは遠くなっていますが。

それよりかは、もっと現実的に連絡先を聞いたりするのでしょうか？そもそも連絡先などはすでに知っている関係性になっていなければ卒業式イベントは発生しなかったりする感じですか。

スマートフォーンで写真を撮り合っている絵は想像できます。意中の人と意を決してツーショットなんて撮ったりするんですね、きっと。

あ、ガラパゴス携帯電話の時からボクの想像が進化していない。

クラスメイトよりアイドルの連絡先を知っていたりする世の中なので、このあたりで。

ありがとうございました。

みな様のコメント、ご意見、ご感想、ご批評などなどお待ちしております。


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