言った言わないの話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
エライややこしい、という話を前回させていただきました。
「えらい」という言葉は関西弁、大阪弁だと思っていたのですが、辞書で調べてみると関西で大阪でつかわれているような意味合いでもあることが掲載されていました。普通でないさまとしては、優れていることとひどいこととが共存する言葉です。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
これを言われてどう受け止めればいいのかなかなか判断が難しくなってきます。「お宅の坊ちゃん、えらいわ」なんて言われたら、褒められているのでしょうか、批判されているのでしょうか。
と悩まなければなりません。
何について言われているのかが検討がつきますと、高校や大学に合格したなんて話をしている場合だとそんな批判されていることはありませんから。
まして、そんな本人にむかって批判を真正面からしません。と、思ったときにそうかだからこの言葉をつかうと言う場合があります。
「お宅のピアノ、上手にえらい熱心に毎日弾いてはるわね」なんて褒められてそのままの意味合いで捉えると、えらい目にあいます。ここでいうえらい目はひどい目です。
これはうるさいと言う意味で、やめてほしいと言うこと、なんてことを言われていたりします。もはや、暗号です。
俳句はもともとは当人同士しかわからない恋文だったとかで、第三者が読んでもその意味はよく分からないモノだったとか、それを現代人が解明しようと解明してしてしまった。なんともえらい話です。ここでいうえらいは想像にお任せします。
よく言った言わないとか子どもたちが口論になっていますが、大人もときどき口論になったいますか。
口論の内容は、ひどい言葉をかけられたとかそんな感じでしょうか。あるいは何かをお願いしておいたことが出来ていないとか。「言ったやん」「いやいや聞いてない」とこれはどちらが正しいのでしょうか。と犯人捜しをしても何も解決しません。
聞いていない人は次も聞いていません、きっと。
つまりは、言っていないのではなく伝わっていないだけです。返事をされたから伝わるわけではありません。伝わってなくても人は返事はできます。
飲食店でオーダーを聞いて繰り返してこのオーダーでよろしいでしょうか?と尋ねられた時、ほとんどの人は聞いていませんが「はい、いいです」なんて言います。しっかりと聞いている人もいますがほとんどの人は聞いていません。
だからと言って大きな声を出しても聞いてくれるわけではありませんし、ゆっくり話しても聞いてくれません。
飲食店などでは伝票が残っていますから、言った言わない聞いた聞いてないは一目瞭然になります。
つまりは、スマートフォーンなどにお願いすることを送れば少なくとも言った聞いていないは解決するかもしれません。
にわか雨が少し街を涼しくしたので、このあたりで。
ありがとうございます。
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