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鋭くないキレ味の話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

キレていない、という話を前回させていただきました。

服を着る、紙を切る、包丁の切れ味がいい。という表現は理解できますし、見れることのできる行為だったりします。他方で「味にキレがある」とか「すっきりしたキレ味」という表現があったりしますが、ボクのなかでは「?」だったりします。なにがどうキレているのかさっぱりわかりません。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

商品のパッケージやポスターなどの広告物に大きく書かれている「キレ」という言葉。いつの頃からか当たり前に使われるようになっています。

「この飲み物、キレがありますね」と話をふられると、「あ、そうですね」と返事をしてみたが頭の中では「なんのこと」となっていたりします。刺激がある感じなのか?ということは「辛味」だったりするのか、と分析して見たりしなかったりして、もう一度、口をつけ味わってみます。

「うん、言われてみれば刺激がある辛味が感じられるね」などと思ったり思わなかったりします。

しかしながら、別の場面で全くもって辛味などなく正反対のフルーティーなモノを味わったときでも「キレがいいですね」なんて話をされたりして「え?」となり、再び口をつけ味わい直しても全くもって刺激的な辛味などはありません。その場は「そうですね!」なんて共感してみせたりして取り繕うのですが、さっぱりわかりません。

「キレてないですよ」なんて芸人さんのモノマネのモノマネなどをしていれば、その人が言っている「キレ」の正体がわかったかもしれませんが、そんなモノマネをしてもいまや本家の人のほうが有名ですから、ん?当時から本家の人のほうが有名ですか。

わからないままに過ごす時間も大切だったりしますから、何のことやらわからずに調べもせずに時を過ごしていきます。

別の機会にまた、「口に入れたときは鼻にぬけるいい香りとしっかりとした味があるのに、後味はスッキリとしたキレがあり口の中はさっぱりしてますね」なんて話をふられた。「そうですね」と共感をしてみせたものの「キレとは後味なの?え、スッキリ?さっぱりなの?」とキレのことばかりが頭を占領していました。

と考えていたりいなかったりしていると、もしかして、スッキリのキリがキレなの?と考えに落ち着きまして、後々調べてみるとそんな感じだったと思います。

「いやいや、全然、スッキリせいへん」それならば「キリ味」でいいやん。「切れ味」という言葉もうすでにあるし。

今年もあと5日ほどなので、このあたりで。


ありがとうございました。

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