世界の見方を広げたいときに:みらいめがね 荻上チキ
荻上チキさんのことは、
星野源のオールナイトニッポンに
ゲストとして出ていて知った。
荻上チキさんが話す言葉は
なぜか胸の中にダイレクトに届いた。
ANNを聞いた後、その足で本屋に行った。
目次は以下の通り
私がエッセイを読む理由は、
共感と知らない感性、感情に触れるためである。
今日紹介したいこのエッセイも
私自身感じたことのあるものもあれば、
知らない世界も書かれている。
この中でも
1番琴線に触れたタイトルは、
「母の思いと僕」
" ガラスの天井"
荻上チキさんは男女平等政策の論考の中に
この言葉を使った。
「女だから」という
言葉や偏見の見えない障壁のことだ。
私の時代は、
この荻上チキさんのお母さんの時代からは
男女不平等は緩和されている。
それでもどこの会社にも、
古い考えを持つ人は居る。
荻上チキさんのお母さんがぶつかった、
"ガラスの天井"。
この経験則から教育方針が決まったのだ。
荻上チキさんとお母さんの学生の頃から
今の関係性の変化について、詳しく書かれている。
私自身、学生の頃母に口酸っぱく言われても、
理解しようともしなかったことがある。
だけど今の自分があるのは、
母の教育のおかげで感謝している。
母も経験則から娘を一生懸命育てていた。
これから生きていく上で
めがねを掛け替えて、
世界の見方を広げてみようと思った。
ヨシタケシンスケさんが
表紙と挿絵のイラストを担当している。
荻上チキさんの視点を
ユニークな視点を持ったヨシタケシンスケさんが
挿絵を入れる。
本文も挿絵も優しい。
気になった方は是非読んでみてください。
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