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先生の言うことが絶対!

今じゃ、一人で海外旅行に行ったり、誰かと一緒になることが嫌で個性を出してみたり、色々なことに挑戦してみようという精神の元、色々なことに取り組んでいる私ですが、実は昔は今とは真逆なタイプでした。

今回はそんな昔の私についてお話させていただきます。笑

それは私が年長さんだった数十年前の遠足に行く日の出来事です

私は人の言うことが絶対で、曲がったこと、言われたことと違うことをやること、怒られることがだいっきらいなこどもでした。だから、先生が言ったことは絶対守る!というのが幼いながらもあったみたいで、先生が遠足の前日に持ち物の確認をする際、

「明日の持ち物はお弁当🍙と、レジャーシートと、ぼうし👒とタオルとティッシュを持ってきてくださいね!」
(こちらの持ち物は想像上の持ち物です笑)
といい、持ち物にあるべきはずの水筒を言い忘れてしまったみたいなんです。

それをそのまましっかり覚えた私は、お便りには持ち物として書かれている水筒を私に持って行かせようとする母に対し、

「せんせいが もちものに すいとう なんて いってなかったから ぜったい もっていかない!!!!!!」

と泣いて水筒を頑なに持って行きたがらなかったらしいんです笑笑
そこで母は渋々水筒を家に置いて行き、当日水筒を持たずに私を幼稚園へと連れていき、私が先生に水筒が必要なことを確認できた後、家まで水筒を取りに行って、届けに来てくれたのです。

実際私はこの話を全く覚えていなかったのですが、母から聞かされたときはもう笑いが止まらなかったです。笑笑
ただ、それと同時に、先生の言うことが絶対という認識がこんな頃から育っていたんだなと感じた瞬間でもありました。まだまだ、何かを考えて行動するというよりも指示されるのをまって行動することが普通であると感じる今の社会…

人の言うことに従って進んでいく子だった私は、
今自分で考えて進んで行く楽しさを見つけました。

だからこそ、私はこの楽しさを幼児期の頃から知ってほしい。自分で何かを考えて進むことが当たり前の社会になってほしいという想いを持って、保育士を目指しております。

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