見出し画像

世にも難しいカルタとり

今日は、年長クラスの慣用句カルタについて、書きたいと思う。

前回のレッスンでは、
講師が読み上げることわざと
慣用句から想像して、
それにふさわしい絵カードを
早い者勝ちでタッチするというカルタ取りを行った。

2回目の今回は、
いち早くタッチできた人に、
そのことざわのお話を考えてもらう。

Mちゃんは、<泣きっ面に蜂>
「私が大好きな人参を食べていたら、うさぎがやってきて、それを持って行ってしまって、そしたらお母さんに、なに失くしているの!と怒られた。」

なんという可愛い泣きっ面に蜂!
さすがMちゃん。
きゅんきゅんさせてくれる。

<猿も木から落ちる>では、Hちゃん。
「お母さんは、すごく料理が上手で、包丁も毎日使っているけど、
この前よそ見していたのか、包丁で指を切ってた。」

まさに、猿も木から落ちるになっている!と、感動する。
お母さんの手料理が大好きなんだね
と、微笑ましい。

「砧公園に行ったときに、弟がゴミをぽーいってしてたから、
私はそれをしないようにしようと思って、ちゃんとゴミ箱にいれた」
<人のふり見て我がふり直せ>はSちゃんだ。

抽象的なことわざを、
こうして自分の経験値レベルで
具体的なお話にするのはなかなか難しいけれど、
君たちの発表しようとする意欲と勇気は
本当に素晴らしい。


ちなみに
前進にせよ後退せよ、
私に毎日と向き合う勇気をくれるのは、
父に教えてもらった言葉。

やまない雨はない。

調べると、倉嶋厚さんという方のエッセイに出てきた言葉だった。
私にとっては、父から知った分
父の姿と思いが加わって、いっそうの勇気をくれるのである。



記事を見つけて下さり、最後まで読んでいただきありがとうございます。 少しでもなにか心に残るものを届けられていましたら、こんなにも嬉しいことはありません。