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蝉に電信柱に間違われることあり。 幼児教室で働いています。 わかちゃんこと夫との日々や…

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蝉に電信柱に間違われることあり。 幼児教室で働いています。 わかちゃんこと夫との日々や日常、 仕事のこと、徒然なるままに書いていきたいと思います。 読んでくれたら嬉しいです。

マガジン

  • 先生、未熟ながらに頑張っています

    幼児教室講師5年目になりました。 子どもたちから教わる色々、 レッスンや教室のこと色々。

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    31歳、結婚1年目。 だるまさんのわかちゃんこと旦那との日々。 家族のこと色々。

  • 創作童話集

    ふと思い浮かぶお話し色々。

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自分に花束を向けられる人生を

子育てには、正解がないと言われるように2歳後半から6歳を相手とするレッスンにも、「これをすれば万事良好大丈夫!」というマニュアルはない。 模索し続ける日々の中、自分なりに大切としているパターンがみえてきた。 ◇レッスン開始の挨拶前。 「日記帳を書いてきた人は、見せてください」 自分で開いて読んでもらう。 3歳頃のみんなにとって、書いたページを開こうとするのも手先の器用さを必要とし、なにを書いたか読もうとするのも記憶力をフルに使う一仕事だ。 毎週になると、ページをめ

    • キラリと光る一面を

      「保護者への伝え方」 頭を使うことの一つだ。 生徒が本当に 頑張って取り組んでも、 結果が伴わないことは、もちろんある。 取り組みに対して 成功することが全てなのではなくて 取り組みを達成するまでに 生徒本人がどう向き合ったか、 どう工夫したかという 過程こそに 今後の成長が かくれんぼしていると思っている。 だから、 レッスン終了まで 一人だけ取り組みを 達成できなかった場合にも、 保護者様には レッスン終了まで 難しくても粘り強く向き合った 心の持ち方、 姿勢こそ

      • そんなはずは・・・・

        二度見した。 なにをだろうか。 健康診断結果をである。 身長体重欄の 慎重に記された数字は、 イチナナニ。 ‥‥ん? 私、今年で32歳だよね? 一昨年は、170㎝だったよ? 自問自答だ。 何度見返しても, 驚くことに この歳になって、 まだ伸びている。 悲しい。 高校生のときに、 167㎝になり、 大学の4年間で3㎝伸びた。 靴はいつも、 ローヒールかスニーカー。 ヒールはあっても 3㎝以下を死守している。 成長期は、過ぎた。 わかちゃんこと夫との 生活を

        • 朝、「俺は今日休む!」と言ったから、帰って「ゆっくり休めた?」と聞いたらキレられた件

          旦那の地雷が分からない。 朝、「俺に休みが必要だ!」 と言うから、 帰って「ゆっくり休めた??」と 普通の会話のノリで聞いたら 地雷を踏んだ。 「ゆっくり休めた?って聞かないでくれる??なんでそんなこと聞くの?こっちは体は休めても精神的には、罪悪感抱えて焦ってるの!!あー!休んじゃったって気持ちになるから!!個人事業主の気持ちを分かれとは思わないけど、いい加減それくらいは気遣ってよ!!」 ここまででワンフレーズである。 考えたくないなら 「のっぽは?」とか 「そういえ

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        自分に花束を向けられる人生を

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          嬉しい言葉は、受け取って栄養にしていきたい

          「さようなら!」 レッスン終わりに 颯爽と教室をあとにしたのは、 今年の3月で 私のクラスを卒業した 年長のKくんだ。 他のお友達から 「先生、写真を撮ってください!」 とリクエストを受けたり 挨拶している間に お話する時間もなく お別れとなってしまった。 しかし夕方、 お母様からメールが届く。 本来、自分が褒められている内容を 記すのは気が引けるのだが、 この先、私自身が挫けそうになったとき こんなこともあったのだなぁと 自分が思い出せるように 記したい。 〜〜〜

          嬉しい言葉は、受け取って栄養にしていきたい

          黒タイツ日和

          昔、旧ツイッターで見て 笑った投稿がある。 それは、職場へ急ぐ男性が 「なんかすーすーするなぁと思ったら、 黒タイツのままだった」というものだ。 よっぽど慌てていたのかなぁ、 気が付かないだなんて あるのかなぁ なんて思っていた。 そして、先日。 わかちゃこと夫が、 黒タイツのままズボンを履かずに 自転車をこいでいた。 「えっ、わかちゃん。 それタイツじゃない?」 「あっ!本当だ! 全然気づかなかった!」 まじか。 幸い家を出てすぐだったので、 ズボンをはきに家

          黒タイツ日和

          講師にできることはたかが知れているけれど。

          「先生にご迷惑をおかけしないか、 もうそれが心配で…」 「喚き声も本当に大きいんです…」 子どものことのみならず 周りに迷惑がかからないか心配する お母様からは、 真面目さと思慮深さ、 優しい気持ちがうかがえる。 母子分離の後で 泣き叫び続けるであろう Kちゃんを想像して 講師の私が根を上げないか 困り果てないか 心配して下さっている。 3、4年前の私なら 困り果てたかもしれない。 母親を求めて大絶叫の子どもを 落ち着くまで抱き上げたり ご機嫌取りをして なんとか 泣き

          講師にできることはたかが知れているけれど。

          ご縁があってナレーション

          「新宿三丁目 要通り」 日が昇る時間は、 行き交う人々の 通り道に溶け込むこの道は、 夜になると 目を覚ますように動き出す。 1人として同じ人はいないように、 ひとつとして同じお店はない。 ひとりひとりが、 それぞれの思いや情熱、 こだわりを持って 今日もあなたに至福のひとときを届ける。 ひょんなご縁から、 ナレーションをしております。 お店に興味を 持っていただけたら嬉しいです!

          ご縁があってナレーション

          自分という人間を観察したら

          6歳のAくんが久々に爆発した。 隣の畑での会話だったが、 自分のことを 言われているように感じて、 突如友達にキレた。 「わかんなかったんだよ! あやまれ!あやまれよ!!」 ルールを理解していないことを 強く言われたと思ったAくんは、 まさに状況を正しく掴めていない。 抑えきれない怒りの矛先は、 横並びに座るSくんに向けられる。 Bくんとただ短い言葉を 交わしていただけのSくんは、 突然向けられた敵意の迫力に動揺。 驚き、 みるみる涙が溢れだす。 意図せぬ方向から

          自分という人間を観察したら

          気分はサプライズプレゼント

          社会人になって数年たった頃、 地元の電車に乗っていると、 向かいの席に 懐かしい顔を見つけた。 平日のお昼時、 各駅停車は空いている。 7人掛けの椅子に一人、 すやすやと眠る彼女は、 大学時代の友人だった。 懐かしさに心躍るが、 彼女は今、夢の世界だ。 その眠りを邪魔しないように、 そっと隣に腰かける。 数駅過ぎた頃だろうか。 ついに彼女が傾いた首をあげた。 「おはよう」 「・・・あれっ?あっ、おはよう!? びっくりした!・・・えっ?なんで!?」 友人との再会

          気分はサプライズプレゼント

          ゆっくり歩いて息を抜く

          自分の足取りを感じながら歩く。 一歩一歩確かめるように。 すると、不思議なほどに 普段は視界に入らないものたちが 見えてくる。 心が疲れることもあるけれど なにが突然起きるかも わからないけれど。 むかし、父が言った。 「『もう』でも『まだ』でも、 その時を一生懸命に生きなさい」 大切な人たちが どうか日常を無事に 穏やかに過ごせますように。

          ゆっくり歩いて息を抜く

          あっ!プーフィー!

          寒さが増したある晩、 わかちゃんこと夫は ダッフィーのパーカーを 引っ張り出してきた。 数年前、 まだ交際関係だった頃に ディズニーランドで購入したものだ。 もこもことした生地なので 雪だるまボディの わかちゃんがはおると、 まさにクマのよう。 しかし、わかちゃん。 まだお腹が冷える様子。 今度は、 巣鴨で購入した腹巻を欲した。 とげぬき地蔵の ワンポイントがついている、 あかいちゃんちゃんこならぬ 赤い腹巻だ。 布団の中で、 もぞもぞと装着し、就寝。 朝を迎える

          あっ!プーフィー!

          2歳後半〜3歳の受け答えあるある

          幼児教室に通う、 2歳後半から3歳の受け答えあるあるを 記録したいと思う。 <お誕生日編> T:「お誕生日はいつですか?」 S:「いつ~」 質問が分からず、 おうむ返しになっちゃうんだよね。 T:「お誕生日はいつですか?」 S:「ケーキ食べたの!それで、それから、」 話したい気持ちが先走っちゃうよね。 T:「お誕生日はいつですか?」 S:「おめでとう~!」(拍手つき) たくさん祝ってもらったんだね。 <ご両親の名前編> T:「おかあさんのお名前を教えてください。

          2歳後半〜3歳の受け答えあるある

          キムチの前のとおせんぼ

          とおせんぼ。 人生で とおせんぼされる機会は、 何回あるだろうか。 まだ小学生だった頃は 「遊びに行く前に〇〇しなさい」 といったとおせんぼは あったかもしれないが、 それはあくまで言葉のとおせんぼだった。 日曜日、 友人とキムチ作りを 約束していた私は、 9時に出る予定で身支度を済ませる。 出発する直前だった。 わかちゃんこと夫との 軽い言い合いに火花が散り、 わかちゃんが 扉の前に立ちはだかった。 玄関へ続く扉はそこしかない。 意を決して近づくが、 お相撲さん

          キムチの前のとおせんぼ

          赤い靴のなる木

          シロクマの男の子は、 お母さんが編んでくれた 赤い靴がお気に入り。 どこへ行くにも赤い靴と一緒だ。 ある日、 森の中を散歩していると、 突然目の前に現れたリスに驚いて、 靴が脱げたのにも 気が付かず一目散。 家に着いてから、 靴が片方ないことに 気が付いて おいおいと泣き出した。 靴は、地面に転がった。 やがて、雨が降った。 翌日、 シロクマの男の子が泣きながら 靴を探しにやってくると、 なんとびっくり。 靴の中から芽が出ている。 それも、靴のように赤い芽だ。

          赤い靴のなる木

          うんこマンからの卒業

          うんこマンからの卒業。 先週、私のクラスに 進級してきた3歳のSくんは、 うんこマンだ。 進級前の母子同伴クラスでは 名前を言う順番になると、 「うんこマン!」 を頑なに連発。 担当の先生や母親が、 「僕の・・・名前は・・・」 と、代わりに答えようものならば 「うんこマン!うんこマン! うんこマン~~~~!!」 うんこマン一色で、 言葉をかき消し、我が道を走る。 そうしてSくんは、 母子同伴クラスを うんこマンのまま卒業した。 進級初日。 Sくんに、 はじめま

          うんこマンからの卒業