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ともに変わる

妊娠9ヶ月目。

産後クライシスにならないように、
今から教育方針や
ホルモンバランスの変化、
家事について
話すように意識している。


「産後1ヶ月は私、
授乳しかしないからね」
宣言した。

とはいえ
日をまたいで帰宅することも多い
多忙なわかちゃんなので、
実家に頼ることも検討が必要だ。


「授乳期間中は、
私の攻撃性が高まるからね」
予防線をはる。

「やっぱり、防衛本能も働くんだろうね」
わかちゃんも同じ認識でホッとする。



「お坊が生まれた後は、
復職後も含めて
わかちゃんも洗濯と食器洗いと
残った夕飯を冷蔵庫にしまう
までしてくれないと回らないからね」
予言する。

「やだぁぁああ!!」
「わたし、あかちゃん!!」
雄叫びをあげた。

朝ごはんの最中だったのだが、

「もうお腹いっぱい…」
わかちゃんが言うので
「じゃあラップして
冷蔵庫に入れておけば??
これは?タッパーに戻す?」

立ち上がろうとした直後にハッとした。

「ちがう!
わかちゃんがタッパーに戻すんだ!
私も提案しちゃうからダメなんだね!
私も変わらなきゃ!」



普段の何気ないやりとりの中に
良好な関係性の種がかくれている。


少し手間だけど、
自分が少し頑張ればできるしやるかと
思ってしまうと、
どんなに些細なことも、
自分に余裕がなくなったとき
今までなんともなかったのに
負担になって
突然不満が爆発することを想像する。

それでは、夫も可哀想だ。


そうなる前に日頃から、
「本当に自分がするべきことか」
「自分がやればいいかと
無理をしていないか」
「それは今、私が動くべきことか」


振り返って
見つめる大切さに気がついた。

私も変わらなければ…!



ちなみに、
わかちゃんの唯一の教育方針は
「落ちたものは食べさせる!!」
だった。



記事を見つけて下さり、最後まで読んでいただきありがとうございます。 少しでもなにか心に残るものを届けられていましたら、こんなにも嬉しいことはありません。