オアシスに連れていくより、オアシスをつくれる土になりたい
守り方について
ん?と考える瞬間があった。
どういう守り方が適切なのだろう。
満員電車の扉の近く、
彼女の背中を支える男性がいた。
男性の肩に頭を預ける彼女は
具合が悪いのだろうか。
それにしても、彼女の体には
降りにくそうに次々と人がぶつかる。
優先席で空いた席。
隣におばあさんが立っているから、
おばあさんが座るだろうと思いきや
「空いたよ!座りな」
と彼女を座らせるドヤ顔の彼氏。
彼女は足が悪いのだろうか。
おばあさんは、
ようやく空いた席に
安堵を見せたのもつ