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「COUNTDOWN JAPAN 2223」が相変わらず快適で楽しかったよ

昨年は仕事で行けず、おととしは直前で中止、その前に行ったのは2017年だったかな。初参加は2003年の開催初年度(ガラガラだった、赤字運営だったそうです)でしたが、以降は行ったり行かなかったり、気まぐれ。元旦開催の年もありましたね。カウントダウンした後、ほぼ寝ずにまた翌日に幕張へトンボ帰り、死ぬほど疲れた、もうあんなこと2度とできない(笑)

室内だから暑くもなく寒くもなく快適で好きなフェスの一つです。運営もしっかりしているし。相変わらず楽しかったので、その記録。12月29日と30日の2日間です。

昨今は異常気象で野外フェスの参加に躊躇することが多くなってきたので、室内フェスもっと増えないかな。

入場は顔認証、早い、ラクチン!

DAY2 12月29日

・indigo la End

インディゴのライブ見るの初めて。ベースの後鳥さんが急病で、ゲスの極み乙女の課長が代打でした。課長好きだから嬉しい。
インディゴは清涼感や切なさに溢れていて、曲調がメロウで気持ち良い。ゆらゆら楽しみました。絵音はゲスだとパーカーなどラフな装いだけど、インディゴだとスーツ着用なのか。スーツ見慣れないせいか、似合わないと思ってしまってすみません。

代打の課長は、譜面を見ながら一生懸命に弾いている姿が貴重。「難しかった、後鳥さんすごい」って言ってたけど、代打で急に弾けるのもすごいよ。というか、言われて思い出したけど昔インディゴ所属していたんだった。

・ZAZEN BOYS

2019年のアラバキぶり。今年のアラバキでナンバガは見たけど。独特の間合い、呼吸、アンサンブルが気持ち良くてトリップしてしまう。ああいう独特のリズムってどこから生まれるんだろう。向井さんだからなのかな。最近の曲全然知らないけど、あの人達の凄さを感じるのに、曲知ってるとか知らないとか全くどうでもいいですよね。

何かの曲で向井さんが、ゴム製の伸びる人形を伸ばしまくりながら歌っていた。シュール。久しぶりに向井さんの「幕張、時には女とまぐわり!」を聞いて謎の満足感。

これこれ。ビロリンマンというのですね。そういうことなのか。

・SHE'S

途中から、4曲だけ聞けました。2月の武道館以来です。会場入りしたらちょうどMCで竜馬くんが「今日声出しOKなんだって!こんなに人いるのに全然声聞こえない、皆嫌い?嫌いだから逆に見に来たん?」って、MCをしていて、無邪気で可愛くて無敵だなと思って笑う。

「Letter」聞けて嬉しい、旋律が美しくていつも泣けてしまう。一時期すごく聞いていて、心が浄化されたんだよな。ジプシーサウンドっぽい「Masquerade」も、ハッピーオーラに溢れる「Grow Old With Me」も、アンセムみたいな「Dance With Me」も大きな会場に似合うなぁ。あまりたくさんライブに行けていないけど、SHE'Sの音楽はバラエティーに富んでいて素敵だなぁといつも思います。

そしてワンコがじゃれつくようにピアノを弾き狂い、笑顔全開で楽しさを全身で表現している竜馬くんがナチュラルに可愛くてテンション上がる。人が楽しそうなのは見ていて気持ちが上がる。その姿が大画面に大写しになって、「めっかわ!」と感動していたら、隣の女の子達も「可愛いぃぃぃ!」って言ってて笑いました。その後も彼女たちは2回「可愛いぃぃぃ!」って悲鳴を。全面的に同意です!

塩ひとつまみ!(笑)
はー、ほんと可愛いおっさんだよ(全然おっさんじゃないけど!)

・Base Ball Bear

今年のユニゾンftHの対バン以来。どっしりとしたかっこいい3ピースバンドだなぁといつも思います。小出くんのギターソロ、なんかエアロスミスみたいじゃね?(Walk This Way的な)って思っていつも聞き惚れます。多分すごくフェス向きのセトリ、知ってる曲が多かったな、大好きなラップ炸裂の「The Cut」も聞けてテンションアップ。

秋山黄色くんの代打出演なので、小出くんが「年末は本当は休みだったのに」「秋山くんサイドにも、CDJにも貸しができた。っていうか来年は普通に呼べよ」って言っていて爆笑しました。(堀之内くんが「それ言わなくていい!」ってフォロー)
いやでもほんと、代打で呼ばれたバンドはまずそう思うよね。とは言え、「自分達も4ピースから3ピースになった時に色んな人に助けてもらったから、そういうのもあって引き受けました」と言うナイスフォローもしていたよ。助けて助けられて、人生回っていくよね。

関根さん、赤いワンピースとベースに白いスニーカーで、相変わらず可憐でかっこ良くて見惚れた♡

・クリープハイプ

ベボベ終わりで移動、会場から「イト」が聞こえて来て気持ちがはやります。フロアも大盛り上がり。4月の東京ガーデンシアター以来かな。3曲だけ聞けました。ちょっと時期外れだけど「栞」が聞けて嬉しい。年末に聞くのもいいなぁ。

尾崎さんが、「年末になるとテレビで謎の音楽番組ランキングをやっていて、ムカつくなぁと思いながら見ているけど、今日はこんな大きなステージにたくさん集まってくれてありがとう」って言ってました。謎ランキングにムカついている尾崎さん、それを率直に口に出しているところが好き(笑)
それは視聴者も同じだったりするよね。

ちょっとしか聞けなくて残念。カオナシさん曲も聞きたかった、次はライブハウスで見れたらな。


・ハルカミライ

名前は知っていたけれど、どんな音楽なのかも全く知らず。なんだかやんちゃそうだなー、というイメージのみ。すごく良くてびっくりした、無条件に拳突き上げてぴょんぴょん皆が跳び跳ねちゃうハッピーな光景。個人的にこういう青春パンクロック聞くの久しぶりで懐かしくなっちゃったし、こういう音楽性で人気のバンドがちゃんと後に続いているんだ、って思うと感動すら覚えました。

ボーカルくんが、ワンピースのルフィみたい。真っすぐに客席に語りかけたり、キャンセルで出れなくなったMy Hair is Badのことを気遣うようなMCも良かったなぁ。本来の出演(ギャラクシー)と、代打(アース)と言う、なかなか大変な出演だったと思うけど、それができちゃうのもすごい。

・UNISON SQUARE GARDEN

昨日マイヘアとの対バンを見たばかりだから連チャン。
「instant EGOIST」始まりでめちゃ楽しい。私は前方抽選が当たらなかったから、遠くの端っこで見ていたので、そのエリアは全然盛り上がってなかったけど。

セトリは先日のレディクレとほぼ一緒(1曲だけ違う)だったので、なんとなく想像ついていましたが、わかっていても久しぶりに「夏影テールライト」聞けたの嬉しい、サビのコーラスに聞き入っちゃう。(とは言えアースステージ、音あまり良くないから若干聞こえ方が残念)

何よりラストの「カオスが極まる」がむちゃくちゃかっこ良かったです。爆音トラップビートがキモなので、でっかい会場で鳴らすと映える!たぎる!最高。演者は音聞こえづらくて大変かなとも思ったけど。トラップビートのパート、いつも田淵ばかり見てしまうのだけど、スクリーンに映った宏介を見たら、両手を組んで高く掲げていたので、「尊い…✨」って思って高まりました。

客席を一瞥もせず、舌をペロっと出したまま退場していく田淵が、田淵でしかないなと思ってにやけちゃう。

12月楽しかった。リョクシャカとの対バンライブも行けたら良かったけど、自力でチケット当たらなかったから諦めたよ。でも大満足。

・KOTORI

くるりと対バンしたり、岸田氏がプロデュースしているバンドなので、見てみようかなと軽い気持ちで。コトリと言う可愛らしいネーミングから、エバーグリーン的な音楽なのかと思ったら、とてもかっこいいロックだったので良い意味で裏切られました。若いバンドだけど、年代関係なく好かれそうな正統派のロックバンドだなと。
何よりフロアにいっぱい拳が上がる光景に感動。昔はよくライブハウスで拳上がっていたけど、近年って拳じゃなくてパーでヒラヒラするのが主流になっているので。若いバンドのライブで、どうしてこんなに拳が上がるんだろう?って思って、愉快でした。
くるりとの対バン行けば良かったなー!

***

混雑を避けるのと体力を温存するため、sumikaはリハのみ見て、すってぃの生存確認をして帰宅。

DAY3 12月30日

・ゲスの極み乙女

ひたすら楽しかったです、なんだろうこのパワー。先日の国際フォーラムワンマンでも思ったけど、4人のバランスが最強にかっこ良くてアベンジャーズみたい。それぞれ色んな場で活躍している、それがゲスで集まった時に遺憾なく発揮されているように感じます。
「パラレルスペック」~「ロマンスがありあまる」~「猟奇的なキスを私にして」はめちゃくちゃ盛り上がりパート。「猟奇的なキスを私にして」、音源と違ってサビのコーラスワークがボリュームアップして豊かなのが美しい。コーラスサポートメンバーがいる強み。

「キラーボール」は国際フォーラムの時もそうだったけど、途中で課長の結婚ネタコントがいつの間にか入るようになった模様。
絵「今日何の夢見た?」課「結婚する夢」絵「誰と?」課「幕張の人」。国際フォーラムでは「東京の女性」って言ってた。笑。

ラスト曲に行く前に、課長の結婚ネタから派生して「クロちゃん(安田大サーカス)でさえ結婚したのに(※本当はしていない彼女ができただけ)」というMCをして、ついでに「クロちゃんとの2ショットをTwitterに載せたらクロちゃんのアンチが付いてミュート大変だった…」という話を。何故か自身で動揺したそうで(予定になかったMCだからか?)、「あ、間違えた」と曲の入りを間違えたことをカミングアウトし、「クロちゃんめ!」って人のせいにしていて笑いました。いやクロちゃんのせいではない(笑)

彼女できないの、ネタであって欲しい(笑)

・ART-SCHOOL

全く思い出せないほど見ていません。大昔、「DOPING-FUJI-SCHOOL」というイベントを見たことは覚えている。DOPING PANDA、フジファブリック(志村氏健在)、ART-SCHOOLの3マン。

正直もともとそんなに好きではなかったのだけど、時を経て見てみたらそうでもなかった、ちゃんとかっこ良かった。昔、木下くんの歌い方がそんなに好きではないなと思ったんだけど、そんなことなかったな。そしてあまりにも記憶の中と変わらない風貌だったのも感動ポイント。

木下くんは一時期病気をしていたので、トディが「木下はみんなの前に出て恥ずかしくないようにとても頑張っていた」と。具体的にどのような状況だったのかは知らないけど、なんとなくSNSなどで状況は見聞きしていたので、すごく大変だったんだろうなと推測はできます。良かったよね。ロックバンドは続くことに意味があるなぁ。感極まったようにライブを楽しむオールドファン達の姿を目にして思いました。でも意外と新しいファンもいるんだと思う。それも素敵。

人気の「あと10秒で」のイントロが始まって、オーディエンスが沸いて、木下くんが「にやっ」っとしたの良い光景だったなぁ。


・9mm Parabellum Bullet

アラバキでバクホンとのコラボステージを見て以来。でっかいホールにも容赦なく爆音が響くの最高。全てを切り裂くようなギターと、骨の髄まで響き渡るようなバスドラの絡みがたまりません。
「名もなきヒーロー」が本当に好き、シンプルに生きる力が沸いて来るような気がする。

「All We Need Is Summer Day」の前に、卓郎が「ここはCDJじゃなくて夏のロッキンオンだと思って!2秒待つから!」って言ってたの可愛くて笑いました。なぜ2秒。冬に夏の曲やったって、なんだって楽しいから皆気にしないよ!

・ACIDMAN

「SAI」以来。宇宙好きな大木なので、「"ギャラクシー"ステージへの出演が嬉しい」と。さらにここを宇宙にしたいとのことで、「ALMA」で客席がスマホライトを掲げるという演出を。ACIDMANもそんなことするんだな、と思うと同時に、まあ宇宙の演出なら仕方ないか、という説得力もあるな。
(充電が気になる人はやらなくていいよ、とのフォローもw)
その光景が格別だったのかわからないけど、歌い上げの迫力がすごかったです、声が少々裏返るほどに。

「SAIに来てくれた人にまず拍手」「来たいけど来れなかった人にも」「今日初めて見るっていう人にも」という3段階で客を称えるMC。フェスは色んな客がいるからね、客側としてもその雰囲気を面白く観察しています。

・XIIX

10月のツアー以来だよ、ライブ収めの日にXIIXが見れてとても嬉しい。しかも前方抽選に当たって最前だったので、永遠にこの時間が終わって欲しくないぐらいに楽しかったです。

サポートメンバーは堀さん(Dr)、HIRORON(DJ)、ケンタさん(Key)の3名で、先にリハを。フェスのリハを近くで見ることはなかなかないから面白い。すってぃのベース担当のローディーさんが、「この音が気になる」ってびよんびよんやってました。(とりあえずOKになっていた。素人耳には何が気になるのか全くわからない。)

後からすってぃと宏介が登場して、宏介が「曲で」とメンバーに呼びかけ、「Stay Mellow」の1番~間奏までをやりました。えっ!リハで「Stay Mellow」をやると言うことは本編でやらないわけで、レギュラーメンバー曲を今日やらないんだ、という驚きと期待がむくむく。今年新曲2曲もリリースしたしね。

いつものSEが鳴って、1曲目は何だろうとワクワクしていたら、宏介の歌から始まる。「アカシ」の出だしでした。イントロなし、歌と軽くギターで入るの新鮮!途中から他の楽器も入って来て、一気に加速するのがかっこいい。ピアノの美しい音色が際立っていて、どことなくジャジー。音源で印象的な「Show must go on till we die」のSEが聞こえませんでした。逆に2番はちゃんとSE入っていたので、2番から力強くするパターンだったのかな、緩急があって揺さぶられました。最後にぐんぐん上がってくるベースが最高に気持ちいい。「USELESS+」ツアーで、人力バージョンを聞いた時もすごく新鮮に聞こえたけど、今日もまた新しい「アカシ」の姿を見た気がします。

そんな意表を突かれるパターンの「アカシ」スタートだったので、「LIFE IS MUSIC!!!!!」のイントロSEで和みます、いつもほんわか弾む曲。間奏で楽しそうにじゃれ合う2人ですが、今日は上手に遠征してきたすってぃが、そのまま宏介の位置に並んで楽しそうに弾き合ってました。しかも間奏ギターの音、いつもよりキラキラしていた気がする。(自分のテンションが高かったせいかもしれない。)

「まばたきの途中」はサビのアカペラスタートでした。うーん素敵。ケンタさんの高いコーラスと、すってぃの低いコーラスの絡みも心地よい。サビで自然と頭の中で橋本愛さんの声が鳴り響いてしまう。

そして出来立てほやほや、タイトルも付いていない新曲が披露されたことにびっくり。全く予想していなかったので。
ミドルテンポなんだけど、ドラムが力強く、どっしりしていて熱気を感じるような曲。瞬間的に宏介のラップが入ったのも印象的。なんとなくSuperflyの「タマシイレボリューション」っぽさあるなと思ったけど、今度聞いたら全然違うかもしれない。すってぃが間奏で何度も「Yeah!Yeah!Yeah!」ってコーラスをしていたのと、Aメロで「ウイスキーが お好きでしょ?」って歌っていたのがインパクトに残りました。ハイボール?(笑)言葉遊びかな、聞き違いだったら恥ずかしいけど。どんなタイトルになっていつ世に出るのか楽しみ!

そしておもむろにハンドマイクになって、お待ちかねの「スプレー」ですよ。私はこの曲が本当に好きで、2022年によく聞いた曲ベスト10に入ります(いやベスト5かも)。宏介がハンドマイクでステージを行き来しますが、ちょうど私の正面に出て来て歌うタイミングもあったので、楽し過ぎて記憶が飛ぶ。あのグルーヴに巻き込まれて遊べたのが最高の音楽体験で幸せだったな、こんなラッキーな位置に恵まれてありがたいと思いました。どの位置でもライブは楽しめるけど、やっぱりその位置にしか体感できないこともあるから。

2番に入る前の「Yo!」を、まさかのすってぃが担当したので爆笑しました。2人ともだいぶ笑っていたので、これは予定外のことだったかもしれない、そこがまたXIIXっぽいと思って面白くて。2人とも本当にやんちゃでいたずらっこみたいな顔するんだよね(笑)

ラストはお久しぶりの「ユースレス・シンフォニー」でした。ツアー「SANITY」でも「in the Rough 1」でもやっていなかったので、そろそろやるのではないかなと思っていて、やっぱりやってくれたので「Yes!!!」って思いました。フェスの最後に似合う曲だしね!

ギターソロをステージに腰かけて弾いていたのだけど、コンバース履いてるし、やんちゃな少年が無邪気にギターと戯れているみたいで、そのフレッシュな姿に感動すら覚えました。ギターソロが終わってすぐ歌だから、立ち上がってマイク位置に戻るまでがギリギリで間に合うか!?ってヒヤヒヤしたけどなんとかセーフで、そんなギリギリを楽しむ様子とか、タイミング考えずに目の前のことに集中して弾いている様子とか、なんかもう全てがフレッシュ。少々の緊張感、やんちゃ、開放感、達成感、などの要素が全部入り混じって全身から滲み出ていて、昨日ユニゾンで見ていた宏介と別人だなと思うとめちゃくちゃ愉快だし、そんな生き様を見せられると心から感動する。「やったぜ!」と言いたげな出し切ったような笑顔がとびきり輝いていて、本当に達成感のあるステージだったんだろうなぁ。お陰で客も最高に楽しかったです。

XIIXの宏介を見ると、常に「ユニゾンと本当に同一人物?」って思ってしまて、相変わらず今日もそんなことを思ってしまいました。いつになったら慣れるんだ自分。

最後に聞いた「ユースレス・シンフォニー」(東京ガーデンシアターだったかな)で、すってぃがテンション上がったのか「It's so USELESS!!!」ってコーラスを音から外れてシャウトしてたけど、今日もそうだった、すってぃもとっても楽しそうだった。XIIXのライブは本当に幸せな気持ちになる、バンドが楽しそうなのと、音楽がキラキラしていてかっこいいのと。

MCは、「CDJ(シーディージェー)初めまして、集まってくれてありがとう!ガチっとライブ収めしに来ました!」って言うのと、「新曲持って来ました」っていうのと、「フェスも最高だけどライブも見に来て!」って感じだったかな。カウントダウンジャパンじゃなくてシーディージェーって言うのなんだか新鮮だったし、フェスだけじゃなくてライブも来てねって言うのも宏介らしいなと思いました。

XIIXの前に、「女王蜂」を2曲だけ。「バイオレンス」(チェンソーマンED)聞けず残念。でも「火炎」がめちゃかっこ良くて上がりました。アヴちゃんの自由自在な声の使い方に心揺さぶられてしまう。またちゃんとライブハウスで見れたらいいな。

・ASIAN KUNG-FU GENERATION

「SAI」以来です。「Re:Re」で始まるのとても楽しい。イントロがめちゃくちゃ長くて気持ち良い。長いイントロやギターソロが流行りではない、と言われる昨今で、あえてこの曲を1曲目に持ってきたのか、そこまで考えているのかわからないけど、「Re:Re」の長いイントロは最強だよ。あと「出町柳パラレルユニバース」のアウトロのギターソロが長いのもお気に入り、永遠に聞いていたい。

続けて「リライト」「ソラニン」だったので、「SAI」と同じように前半はフェスで望まれるような曲で固めて、後半は最新のアジカンを披露するのかな、と思ったらちょっと変則的でした。(最後から2曲目に「君という花」が。)
でも相変わらず最後は「Be Alright」で、優しいエールのような、包み込まれるような気持ちになるからこの曲がラストに来るの嬉しい。ゴッチが、両腕を立ててグッグッて引くポーズ(「Yes!!」みたいな)するのもお茶目で好き。

・Ado

もちろん初めまして。透明度の低いBOXの中に入って歌うスタイル。うっすらとシルエットが見えるのみでした。しかし届いて来る歌声は力強い。豊かな声量と声色、ライブならではの息遣いや迫力を感じる、さすが歌姫だなという説得力。
「新時代」はやっぱり名曲だし、折坂さん提供の「世界のつづき」もしっとり聞き入ったし、「ウタカタララバイ」の変幻自在な声の使い方が好き。むちゃかっこいい。(ラジオで「すごく難しかった」と話していた気がする。)

シルエットから、ロングヘアーの女の子が腕を突き上げたり、くるくる回ったり、前のめりになったり、恐らく意識的にダイナミックな動きにしようとしているのかな?全身で歌っている様子は伝わって来たけど、いかんせん姿が見えないと、本当に彼女が歌っているのか確信が持てない(笑)

MVがある曲は、左右のスクリーンにMVが映され、MCの時は真っ暗闇でした。割と長い尺で「皆さん来てくれてありがとう。私は日本の素晴らしい音楽を世界に届けたい」といった真面目な内容で、人柄が伝わって来るものだったけど、姿見えないのはやっぱり寂しいな。

あと、曲と曲の間に絶妙な間が置かれるので、曲と曲の間をほぼ途切れさせずに構成しているロックバンドのライブが日常となっている身にとっては、すごく不自然に感じてしまいました。
曲は好きだけど、姿が見えないならもうライブには興味ないかなぁ。ライブハウスで見ると、また違うかもしれないけどね(お顔出しをした、という話も聞いたし)。歌っている人、演奏している人の顔や姿が見えないと、魅力半減だなと個人的には思うので。

フード類

フェスのお楽しみ、ご飯!

CDJでおなじみ「延楽梅花堂」の鶏のお雑煮。御出汁とお餅が絡んで美味しかった。

同じく「延楽梅花堂」のお蕎麦。梅干しトッピング。梅干し大好き。

カニコロッケ(じゃがいもとカニ)と塩レモンサワー。Adoちゃん見ながら。

こちらもおなじみ「UKFC KOGA」のアーティストコラボドリンク。[Alexandros]の「ワタリドりんご」🍎
美味しい林檎ジュースでした。(アルコールとノンアルが選べます。)

ART-SCHOOLコラボの「あと10秒で・・・」
ノンアルなのでオレンジジュース🍊

WurtSくんコラボは「分かってないよーグルト」、絶対おいしいやつ!みかんトッピング。そして名物、「五浦ハム焼き」の豚ドッグ。串のハム焼きよりドッグが好きです。

こちらもフェスで定番、「いちごけずり」のホットチョコバージョン。映えを重視したのか、綿菓子が乗っていて食べづらい上に、コールド用のカップなので持ち運ぶ時に手が熱くて死にそうに。以前、別のフェスで飲んだ時は綿菓子乗ってなかったし、ホット用のカップだったんだよ。映えのために透明のコールド用のカップにしたのかなぁ。映えはいらないので、ホット用のカップにして下さい。

メッセ内、エントランス付近のレストランにてカフェラテとザッハトルテ。初めて入ったけど、空いているしここは今後も利用したいと思いました。ちゃんとテーブルに座って、温かいカフェラテが飲めるなんて!フード系は1000円以上するようだし、価格帯が高いから敬遠されるのかもしれないけど、大人はこういうところを上手く使うべきですね。(隣のテーブルの同年代の人も、ここ意外と美味しいし、絶対お得、って話してたわ。)

フェスの屋台でカフェラテ出すとこ増えて欲しい。ホットの飲み物増えてー。

トイレ事情など会場周り

フード屋台

会場は明らかにDAY2の方が空いていました。フェスは参加日によってそういうのありますよね。だからDAY3は、フードは時間帯によってすごい行列。私は並ぶのが大嫌いなのと、それなりにフェス経験があり(良い大人です)、極力並ばない行動パターンを考えるので、この2日間もほぼ並ばずに済みました。

人気アクトの裏を狙う、アクトが終わったらすぐに出てすぐ購入する(私が食べ終わった後に屋台に行列ができていること多々)、基本的に1人で行動しているから身軽。あと空いている屋台を狙う。アストロアリーナはやや離れているせいか穴場だと思います。休憩用のいすもたくさんあるし、トイレもほぼ並んでいません。大人気の「五浦ハム」は屋台何か所かあったけど、メインフードコートよりアストロアリーナの方が全然空いてました。

多分フェスで皆がメインで見るようなアーティストは避けたり、好みが合わないから、たまたま良い感じに回れているというのもあるかも。
マッサージも3人待ちぐらいで利用できてラッキーでした。私が出てきたら15人ぐらい並んでいたので、タイミング大事。

クローク

初日はいつも通りクローク、2日目はアストロアリーナのロッカーを初めて使ったのですが、ロッカーの方が空いていてスムーズでした。荷物の量が少ないならロッカーの方が良いかも。クロークもロッカーも1000円ですが、ロッカーは最初にデポジットでプラス1000円がかかりました。キーの返却時に1000円返してもらえます。あと21:20までにキーを返すように言われました。ラストのアクトが21時前に終わるので余裕かと。

アストロアリーナの映えスポット

トイレ

トイレは絶対に並びません。だって外の仮設トイレなんてすぐ入れるのに、中のトイレに行列しているのが本当に不思議。みんな寒いのが嫌なのか(上着着ればさほど寒くない)、仮設なのが嫌なのか、単純に外に仮設トイレがあることを知らないのか。鏡が設置されていないと嫌とか?
仮設とは言え、今時は洋式のおトイレで清潔で全く不便を感じません。(私は和式でも大丈夫、並ぶ方が嫌。)

アストロアリーナは仮設ではないトイレでも比較的空いているし、アースステージのトイレも開演直前だとガラガラだから、その時間帯を狙ったりします。まあ並ぶの好きな人は並べばいいけどね!フェスだから、並ぶのも込みで楽しい人達もいるのかもしれません。私は嫌だけど。

ステージ前方入れ替えエリア抽選

29日、フルで申し込んで全滅。30日、フルで申し込んでXIIXのみ当たりました。複数当たってる人もいるのに、全滅ってひどくない?XIIXは最前列だったからまあ許すけど。ちゃんと考えて倍率高そうなバンドは避けたのに。

夏のロッキンは1日のみ参加だったんですけど、3つ申し込んで2つ当たりました。きっとフルで申し込まない方が良かったんだろうな。申し込みの数は当選率と関係ない、空席作りたくないから申し込め、って書いてあったから素直にフル申し込みしたんだけど、申込数と当選率は関係ある気が勝手にしています。信じられるのは自分の経験値だけ。今度はフルで申し込まないようにしようと思うよ。自分メモ。

とは言うものの、バンドやステージによっては前方抽選エリアじゃなくてもじゅうぶん見やすいし、広々としたエリアで好き勝手に遊べた方が楽しいケースもありますね。

また来年!

***

過去参加バンドのサイン。

「ユニゾン」(笑)


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