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人生の選択肢に迷ったときに。

進学、就活、転職、退社、または結婚や離婚など、人生には決断するのにすごく覚悟が必要な場面が多くありますよね。

今回の記事では、人生の選択肢に迷った時に後悔しない決断をするために理解しておくと良いことについて記事を書いていきます。

アメリカの心理学者であるディングリッジさんが提唱している8つのタイプをもとに、僕の考えをまとめました。

意思決定するの8つのタイプ

まずは意思決定に8つのタイプがあるということを把握しておきましょう。

自分はどのタイプに当てはまるのかを考えながら読んでください。

意思決定を実行するタイプ

・直感的
・衝動的
・苦悩的
・計画的

・直感的

これはとにかく自分の経験や感じたままの直感をもとに決断をするタイプです。
もはや自分が何をしたいのかという思考や計画的なプロセスをまったく意識せずに本当に直感で意思決定を行います。

・衝動的

これは直感とは少し違い、選択肢がいくつあってもあまり真剣に考えずに意思決定をするタイプです。
このタイプは意思決定ということに対してそもそも深い価値を持たない、もしくは何もわかってないタイプと言えるでしょう。

・苦悩的

計画的に意思決定をしようとするものの、選択すること自体に悩みすぎて決断を下すことがなかなかできないタイプ。
決断するために情報を多く仕入れるのに返って1つを選べないというイメージです。

・計画的

最適な選択肢を選ぶために情報収集をしっかりとして、合理的に意思決定をするタイプ。

意思決定を回避するタイプ

・延期
・運命任せ
・言いなり
・弱気

・延期

情報量が少ないために決断をすること自体を恐れて意思決定を延期するタイプ。
もしくはそもそも意識が低くてやる気のないタイプ。

・運命任せ

自分の力で解決しようとせず、外部の力を利用したり外部のせいにして自分の責任を極力減らそうとするタイプ。

・言いなり

他人に人生を決めることに何も感じないタイプ。
むしろ誰かに決めてもらう方が楽だなとすら感じている人も。

・弱気

進んだ先の未来に失敗が待っていたら、と考えて決断をできずにいるタイプ。
逆に言えばリスクには敏感なタイプ。


自分は上記の8つのタイプのうち、どのタイプに近いかイメージできましたか?
意思決定を回避する癖がある方は、できればその性格はやめた方がいいと思います。

意思決定を回避するということは、人生を先延ばしにしただけであって何も進んでいません。

ましてや他人に自分の人生の意思決定を任せてしまっていては幸せにはなれません。

自分の意思で選択することが大切です。

基本的に選択肢は二択

あらゆるタイプがあっても、結局のところ大事な場面で迫られる選択は二択しかありません。

やるかやらないか。
するかしないか。
続けるかやめるか。
行くか行かないか。

言ってしまえば大事な場面はいつだって究極の選択をするしかないですよね。

その二択を後悔しないために僕が思うおすすめの方法を紹介します。

これはいたってシンプルで簡単な方法です。

それぞれの未来を想像する

これだけ。

例えば僕は、スポーツ推薦で入学した大学で怪我をして競技を続けられなくなってしまいました。

その時に僕が立たされた選択は
・競技は引退して大学には残る
・競技を続けられないなら大学もやめる
の二択。

結果的に選んだ選択肢は「大学もやめる」ということ。

当時は結構究極の二択でしたが、今思うと正しい選択を選んでくれた過去の自分に感謝しています。

この時に僕がしたのが、まさにそれぞれの未来を想像するというやり方です。

大学に残ることを想像した時に、大前提として競技をやるために入学したのにその目標を失ってまでお金をかけて大学を卒業していくことにワクワクしてる自分が想像できませんでした。
逆にやめることを想像したら、思ってた以上にいろんなことに挑戦して楽しそうな人生を歩んでいることが想像できました。

これって何が言いたいかというと、選択をしなきゃいけない場面に立たされた時、大体のことは自分の中では結論は出ているということ。

そこに踏み出す勇気がなかったり、失敗したらどうしようと思う怖さから決断できないだけで本当は自分でもわかっているはずです。

つまり決断できない理由は得をするより損をしなくないという人間の本能が邪魔をしています。

頭の中でどうしようか考えるだけでなく、それぞれの未来を具体的に想像することで損得でなく自分の気持ちと向き合うことができます。

(理想は下手くそでも絵を描くといい。使う色合いが明るかったり暗かったりすると思うので、自分が進みたい未来がよりはっきり見えます)

まとめ:後悔しないために

人間は群で生きていきます。
今っぽく言えばコミュニティの中で生きている。

家族、学校、同僚、地元など。
きっとこれを読んでいるあなたも人間である以上いくつかのコミュニティに所属していると思います。

そのコミュニティにとって自分がどうあるべきか、こんなことを言い出したら同じコミュニティで生きている他の人になんて言われるかな、などを考えてしまうことこそが後悔を生みます。

他人の意見や周りの視線なんて関係ありません。

人生というのは自分でしか進むことができないので。

自分が進もうとした時に居心地が悪くなるのであれば、コミュニティを変える必要があります。

例えば、今までは夢を諦めてとにかく安定することで落ち着いていたのに、何かがきっかけで挑戦したいことができたとします。

・今まで通りの安定した生活
・知らない世界に飛び込んで挑戦する

この二択の選択に立たされた時、きっと今所属しているコミュニティのメンバーは否定してくると思います。

それは今まで挑戦してこなかった自分にとって居心地の良いコミュニティだったので当然のことです。

なので、挑戦することが当たり前で「頑張る」ということの基準点が高いコミュニティに所属する必要があります。

それは今の環境を捨ててもいいし、所属するコミュニティを増やしてもいいと思います。

とにかく今のコミュニティのままでは自分を変えることはなかなかできないと思います。

自分の人生は自分にしか変えられないのに、人は群で生きていくからこそ環境によって人生が左右されるということを理解しておくといいでしょう。

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