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いい機会なので蓮舫さんをまた擁護しておく

かつての事業仕訳での
「2番じゃダメなんですか?」
をメディアは。さも蓮舫氏の黒歴史のように扱ってるがそういうバカ丸出しの思考停止つっこみをする「ニッポンすごい教」のオタクが日本を停滞させる、いや亡ぼすんだ。

二番でいいにきまってんじゃーん

アップルのiPhoneとiPadは世界一成功した2番手ビジネスだろ?。
2番手っていうか2番手以降…だな。
スマホといえばはるか以前、あのパリスヒルトンがハッキングされたサイドキック(ブラックベリーは誤報らしい)というスマホ端末が話題になったことがあったけど、そのサイドキックは日本のシャープが作っていたしWZERO3という日本製スマホもそういえばシャープ製。当時の日本にはアップルになれるハードパワーはあったけどビジネスモデルというソフトパワーがたりなかったんだ。
 iPodもそう。なぜソニーはiPodを出せなかったのか?みたいな「ビジネスもしも話」がよく語られたけどたしかにiPodってキホンはウォークマンだからね。

 なんか「ナンバーワン至上主義」の理屈は一番になれば、その看板をかかげて世界に売りこめるから…っていうんだけど、スパコンなんて開発費が莫大にかかってるから儲かるかどうかギモンだ。速度は8割ですが、価格は半分ですなんてのがあったら買う方からしたら、そっちも魅力的な選択肢でしょ。

 そもそもの問題として日本自身がスパコンをぜんぜん生かしてない。
 コロナ禍のとき、日本のリウマチ薬が新型コロナウィルスに有効だという海外での研究結果のニュースに「ニッポンスゴイ教」の信者たちが、それがさも日本の手柄のようにもちあげてたけど、むしろこれはとんだ日本の敗北のニュースだよ。
 これってインシリコスクリーニングという、まずはスパコンによるシミュレーションで「アタリをつける」手法で発見したんだと思われるけど、世界一のスパコンがありながら「地元」のクスリを見逃すなんて!
 線状降水帯の予測にスーパーコンピュータを使うシステムの運用はやっと去年はじまったって!

 SF作家の藤井大洋氏がコロナ禍の報道映像見て驚いたといっていたのは、たとえば韓国の対策チームなんかは全員がマセマティカという関数ツールのようなソフトを起ち上げていて、リアルタイムで何十万と集まってくるデータを片っ端からパソコンにぶち込んで、現代数学を使った統計をおこなっていたのに、日本チームはといえば手書きのファクスをエクセルに入力して、なぜか電卓で計算していて、ホワイトボードに数式を書いていた…と。氏いわくこの日本人がコンピュー使えない感じは1995年あたりからずっとかわらないのだとか。

 あの三木谷さんによれば日本はプログラマー不足なのだと。

「コンピューター、ソフトなければただのハコ」


なんてのが80年代くらいによく言われたもんだけど、富岳はそれを実践しちゃってるわけ。

 思えば昨今の度重なる「各方面」におけるシステム障害もトヨタのアメリカでの裁判もイギリスの史上空前の冤罪事件でもある富士通事件もみなコンピューターソフトウェアの欠陥に関する案件だ。
 ついでにいえばこないだアメリカにおけるハッカーのコンテストで北朝鮮のチームが優勝した。
 きのうもミサイルさわぎがあったけどあの北朝鮮の発射実験はていたらくな政権にとってはむしろ「渡りに船」なんだろうね。実際には限りなく危険度は低いのに、国民の注意をそらして、Jアラートなんていって「やってる感」出せるから。
 とっくに人工衛星だって判明してるのになぜか「ロケット」ではなく危険度を演出できる「ミサイル」って言い換えてる。
事実上の危険度の高さからいったらハッキング対策のほうに重きを置くべきだ。実際にもう何度もサイバー攻撃うけてるわけだし。

 何?タイトルに蓮舫とかかげていながら国の案件ばかりだって?
だからさ、蓮舫さんの「2番でもいいはず」を理解できるようになれば、日本も少しはましになる。つまり都知事選はそれを占うイベントつてわ
けさ。
 個人的には小池都知事がやめてしまった関東大震災の朝鮮人犠牲者への追悼追悼式におくる追悼文を再開するか聞かれて明言をさけたのが気になるところだけど、いまは世の中あまりにウヨが多いのでうっかり炎上しないように慎重になったのかもね。

ソフトとハードということだとで思い出したけどかつてスティーブ・ジョブズが来日して日本のハードウェアの工場(たしかCDドライブ)を訪問した時に
「ハードウエアはおまへらが作れ、ソフトウエアはここにある」といってジョブズは自分のアタマを指さしたんというエピソードがあるんだけどアップル信者はなぜかこれを美談のように喜んでる。日本人ヤバくね?

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