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【電車とホームの間に落下】脛骨腓骨の螺旋骨折体験

年始に初投稿をして、かなりの時間が過ぎました。。。
実は2019年2月に、人生で初めての骨折をしました。
しかもかなりの大怪我。
先日ようやく金属を抜く手術を終えました。
ある意味貴重な体験をしましたので、記事にまとめて投稿します。

①脛骨腓骨の螺旋骨折

骨折に至った原因は、電車とホームの間に落ちたことでした。この話をすると、お酒大好きの私なので「酔ってたの?」と言われましたが、全くのシラフです。(素面で落ちる方がやばいとは思いますが、、、)おかげで、2020年の自己紹介では良いネタになりました。笑

膝下には、内側の太い骨(脛骨)と外側の細い骨(腓骨)の2本がありますが
私は両方骨折しました。脛骨は膝下から足首にかけて約20cm、腓骨はくるぶし上から足首下まで約10cm、ぐるっと骨に沿って裂けるように螺旋骨折です。
説明するだけでいつもみんな痛そうな顔をします。

②初めての入院

救急車で運ばれ、すぐに検査に入りました。
初めての骨折で感覚が分からなかった私は、ヒビ入ったかぁくらいに考えていたのですが、まさかの大怪我。
即入院、手術の日程が組むことに。
突然のことに状況が飲み込めない中、あれよあれよという間に病室に運ばれました。ここが今日から私の生活場所、と一段落ついたのも束の間
最初の地獄が始まりました。。。

アドレナリンが切れた途端、死ぬほど痛いのです!!
しかも終電間際の電車に乗ろうとしていた為、時間は深夜。
痛み止めの薬の手配には時間がかかります。
飲み薬が効かず、座薬も効かず、体は疲れているのに痛みで眠れず、、
点滴が始まりやっと効きはじめた頃には、朝になってました。
7時間の激痛地獄を味わい、朝9時にやっと眠ることができました。
唯一の救いは、痛い痛いとずっとナースコールを押し訴える私を邪険にせず、ずっと励まして宥めてくださった看護師さんの優しさでした。
(看護師さんの存在って偉大。。。)

③初めての手術

入院から4日目、手術の日です。前日夜9時から絶食、当日朝9時から水分もNG、12時からオペでした。手術台には車椅子で移動し、手術台へ。医療ドラマの世界観がそのままや〜、と感動と初体験の緊張の中あっという間に麻酔で眠りこけました。どこか遠いところから呼ばれているなと思ったら目が覚めて、手術は無事に終わっていました。ドラマのイメージと違うのは、病室ではなく手術台の上で目覚めたことです。計6時間の大手術、2枚のプレート、22本のボルトが入りました。左膝下だけに入れる量としては、かなり多いかと思います。。。

④手術後の苦労

手術後は、第2の地獄が始まりました。手術後の痛み止めは、自分の点滴から自分で麻酔を入れていくタイプのものでした。痛みが出てきたと思ったら、スイッチを押してその都度注入していくのです。痛みは減りますが、副作用で目眩や頭痛、場合によっては吐き気が出る為、やり過ぎは禁物です。痛みをとるか、副作用をとるか、、、また、手術中は太ももの付け根を圧迫して血を止めていた為、術後感覚がなかったのが少しずつ戻ってくるのですが、これもかなりの苦痛です。正座で痺れた足の感覚が戻る時のビリビリ感に、激痛をプラスして想像したら分かりやすいと思います。

⑤リハビリについて

手術から4、5日後、感覚が戻り痛みも落ち着いてきた頃からリハビリが始まりました。私は車椅子卒業が退院までの目安だった為、徐々に慣らしながら松葉杖の訓練をしていました。
最初は腫れを揉んだりさすったり、足首を直角に戻しながら少しずつ曲げるところから、週に3日程度のペースでした。
だんだん、平行にしていた足を下ろして痛みを慣らしたり、その時間を少しずつ長くしていきました。
健常な時は何気なく歩いていましたが、怪我の部位を下にするだけで、血が下に行くだけで痛みを感じるとは、、、これを乗り越えるのがかなり大きな壁でした。
実際に松葉杖を使えるようになったのは、術後2週間経ってからでした。

⑥抜糸と退院

術後から3週間経ち、松葉杖にある程度慣れ、半分抜糸が完了したところで退院でした。
3週間もいると、看護師さんや担当医、同室の患者さんとも親しく話ができるようになり、卒業します!みたいな寂しさを感じました。

入院にかかった費用は、月を跨いだ為、2ヶ月分の限度額申請の金額+ベットや食事代を支払いました。(だいたい15万くらい)
当時の私は傷害保険に入っておらず、労災対象でもありませんでした。
一般OLにとっては痛々しい出費です。

⑦退院後の苦労

退院後、松葉杖生活が始まりです。
リハビリとは違い、外出となるとかなり長距離を移動することになります。
松葉杖、大人になってから使うとかなりしんどいです。
最初に握力が尽き、それを庇って肩が炎症を起こしました。
頑張りましたが3日で諦める事に(汗)

会社の上司に教えてもらい、代用したのが
「I WARK FREE」という海外の商品でした。
膝下に装着して使うものです。
少々値が張りますが、メルカリで早速購入。
若い方であれば、すぐに慣れると思います。
なんせ両手が空くので、松葉杖より遥かに楽です。
骨折しても外出したい方には、ぜひおすすめです。

抜糸が終わり、金属を抜く手術までは最低1年かかる為
その後は3ヶ月に1回の定期検診です。
私は治りが遅かった為、途中から超音波を当てる治療を始めました。
本来は骨折当初からするものなのですが、当初の私はすぐ治るとたかを括っておりましたので、、、、絶対に最初からやった方がいいです。

⑧初めての骨折で感じたこと

骨折当初はかなりのショックでしたが、当時体調崩すんじゃないかと思うくらい忙しくしていた私にとって、意味神様から与えられた休養期間になりました。

まず皆さんに言いたいのは、保険に入りましょうということです。笑
いつ何時あるか分からない事故に備えましょう。
「自分は絶対大丈夫」と思ってる人ほど危ないです。
(私がそうでした。笑)

お金について、限度額申請や医療費が返金される制度があることを自分が体験することで初めて知りました。
突然の事故、入院をしても焦らずに、病院や看護師さんに相談すると色々教えてくださいます。
病院によっては、医療費の支払いを1ヶ月ほど伸ばしたり、院内分割の対応をしてくれますので一度相談すると良いでしょう。

入院生活で一番感じたのは、看護師さんの偉大さです。
もし同じ体験を10年前の私が体験していたら、将来の夢は絶対看護師さんになっていたことでしょう。笑
お風呂、トイレ、ベットの移動、本来一人でできることができないというのはかなり辛いです。生活の全てで看護師さんには大変お世話になりました。
また入院患者は、怪我や病気で精神的に不安定になる方が多いです。看護師さんからかけていただく言葉で元気が出ましたし、家族のように接してくださる方がとても多かったです。大変な業務だとは思いますが、一生懸命な姿に22歳の私は大変感銘を受けました。

骨折をきっかけに、仕事が変わったり考え方が変わったり色々ありましたが
それについてはまた別の記事でまとめたいと思います。
金属を抜く手術についても後ほどまとめて投稿する予定です。
ぜひそちらもご覧くだいさい!

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