#時空の森羅万象物語 第Ⅵ章第51節
さて、久しぶりの時空物語…第Ⅵ章の始まりですね。
今章のメインキャラクターは、京極昴流さんです。
ちょっと見え辛いかもしれませんか、章表紙で手に持っているのは鎖鎌です。
虹野島の温泉の話は前章にて言及した割引券の話の続きですが、葵は学校の図書館に籠もりたいからと辞退している模様。
虹野温泉のモデルとしては、リアル現実屋久島の南部にある湯泊温泉をイメージしています(リアル現実ではタオルを湯船に入れてはいけません;)。
(鹿児島という場所について「山と海と空しかない」と言うのは、著者の口癖みたいなものです。
もちろん山と海と空しか無いワケではないのですが、鹿児島の自然への尊敬言葉として使っているような感じです σ(^_^;))
南天の星として有名な南十字星については、屋久島でも運が良ければ南十字星を構成している一部の星は見えるそうです。
それと同じように、第Ⅴ章第49節の表紙絵に描いた狼の姿に、実はおおかみ座の配列で星を描きこんでいるのですが、このおおかみ座という星座も南天の星座ながら屋久島で見る事が出来るそうですね。
上記した「山と海と空しかない」と同じように、鹿児島ではその辺りの地面を掘れば温泉が出る、みたいな事は著者が身近な人によく言われていた話でした。
なので子供の頃は、おもちゃのスコップで砂浜でも少し掘ってみたら本当に温泉が出るものと思っていました(さすがにそんな事はない、多分)。
昴流の言っている「歴史に残る革命的事件」というのは、フランス革命の元となったとも言われているアイスランドのラキ火山の巨大噴火の辺りの事を指しています。
(火山灰層のアカホヤは宮崎での呼び名、屋久島や種子島ではアカボコと呼ばれているとの事。)
コノハナサクヤ姫は富士山本宮の浅間大社に祀られているのが有名ですが、本名を神阿多都比売と言って、元々は阿多(薩摩、現在の鹿児島県南さつま市と日置市の間くらい)出身の女神なのだとか。
桜島の名前の由来は諸説あるみたいですが、調べてみると興味深いお話などが色々あって面白いです。
(コノハナサクヤ姫は、酒造の神様でもあるらしいですね。)
今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます (・∀・)