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#宿命の守護烙印 第Ⅰ章第9節
ゲッシュというのは、アイルランド伝承においてかなり大きな意味を持つ概念です。
いわゆる言葉による呪力をもった束縛や禁止事項、制約などの事でその種類も様々。
様々な時代の英雄たちがこの制約により、命の危機にすら晒されているような代物です。
タブーのようなもので人によっても異なり、誰かに決められたものや自分で決めたもの、場合によっては突然誰かにふっかけられたりも。
しかもふっかけられた方は抵抗のしようもなく、そのゲッシュによって無慈悲に縛られる事になります。
これは、古代アイルランドの人が「言葉」というものを非常に重要視していた為とも言われているようです。
(特にフィン・マックールの時代に活躍した、美男子英雄ディアミッドなどは可哀想すぎ。)
ゲッシュは掟とも解釈されており、それを破ることは絶対に許されず、破った場合はその者に不幸が訪れるとされています。
#宿命の守護烙印 でも重要な役割を担う事となるゲッシュですが、神話や伝承そのものの内容と少し異なる用い方をしている箇所もあるので、それはその都度解説していきます。
さて、今日は大晦日なので早めに投稿させていただきました。
今年の #宿命の守護烙印 の投稿はこちらで一旦止めまして、明日は #夢で見た中二物語 を投稿したいと思います。
(初夢を見る”予定”なので(笑))
実はあと一節で第Ⅰ章が終わるのでとても中途半端なのですが、次回の #宿命の守護烙印 の投稿は来年の2日からとさせていただきます。
皆様、今年は大変お世話になりました。
是非、良いお年をお迎えくださいませ。
来年も、宜しくお願い致します (^人^)
中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。