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「反転世海の流星群」について 補足

皆さん、こんにちは。

本日は、昨日【週刊少年マガジン原作大賞】へ応募する為に投稿した「反転世海の流星群」について、補足的に解説したいと思います。

まず始めに、そもそもあらすじに書いておけば良かったかなぁと後で思った、この物語の中心となるお話について。

この物語は著者が今までに夢で見てきたお話と、日本の神話(『古事記』や『日本書紀』)に登場する【木花咲耶姫】【山幸彦(火遠理命)】【海幸彦(火照命)】【豊玉姫】辺りを中心モチーフにしています。

初めに出てきた火山島は鹿児島の桜島で、木花咲耶姫が阿多(薩摩の郡のひとつ)出身である事、桜島に木花咲耶姫を祀る神社があった事から木花咲耶姫に大いに関わりのある地とされています。

現在連載中の時空物語では鹿児島本土は初めの方に少し出てくるだけなので、何か書けないものかと思っていたので丁度良い機会だったワケですね。

(ただリアル現実の桜島は薩摩半島から小舟で行けるわけではない(フェリーで15分、大隅半島からなら陸伝いに行ける)ですし、標高も高い(1117m)ですし、頂上付近はかなり危険なので立入禁止になっています。)



火遠理命(山幸彦)と火照命(海幸彦)については有名な話かと思いますが、主人公である隼人(これも阿多隼人→薩摩隼人から)が「火の力を持つ生まれ」云々と言っているのは、火遠理命と火照命の母親である木花咲耶姫が彼らを産む際に産屋に火をつけたところから来ています(神話内での名前の由来もそこからのものらしい)。

力の宝玉については著者の書く物語によく出てくるようなものですが、火遠理命が妻である豊玉姫と義父である綿津見神に貰い受けた「塩満珠(しおみつたま)」と「塩乾珠(しおひたるたま)もイメージしています。

姫花に関しては木花咲耶姫と豊玉姫のイメージを入れていますが、豊玉姫が火遠理命との子供を産む際に本来の姿であるサメ(八尋和邇(ヤヒロワニ)、この和邇が単にワニの事を指すのかワニザメの事を指すのか未だに不明なのだとか)に変身する場面からサメを登場させています。



この物語は少し急ぎ気味に書いたので、書き損じや単純ミスがあるかもしれません。

(サナや例の餅状生物が何故ウサギなのか、著者も深くは考えていません(笑)

 ただ世界の境界を通る時に見た流星のような光や宝玉の光、ウサギモチ達の持つ光は広義的な意味での「命」や「魂」を表しているつもりです。)

最後は無理やり終了させた感がありますが、その気になればお話を続ける事は可能かと思います。

(今回はあくまでもコンテスト募集作品の為、指定の投稿方法に合わせています。

 物語の長さにしてはいつもより台詞や風景描写が多いのも、その為ですね。

 特に字数制限制限には悩まされ、実は削りまくった箇所があります σ(^_^;))



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m







中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。