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#宿命の守護烙印 外伝Ⅱ

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さて、今回の外伝は本編70~78節辺りの挿話(というよりも裏話?)的なものとなります(例により長文です)。

こちらも「必ず読まなくとも本編に直接の影響はない」ものであるのと、もうひとつの理由として今回のお話が「命についての話」であり「物凄く重い内容」のものである為に注意喚起(※少し血の表現も出てきます)として有料100円設定にしております(前回同様、最後まで無料でお読みいただけます)。

(命についての話で議論したいわけでは全くありませんので、ひとつの物語として読んでいただけると幸いです。)



ロルカに操られていた時にアポロが夢で見ていた(というか昔の記憶を思い出してた)ものという設定で、時系列がバラバラに入り乱れて出てくる(アポロが本来であれば知らない内容も入っている)為に読み辛いかもしれませんが、主に下記三つの時系列が存在しています。

①アポロが羊の事についてルベルトに問い話を聞く→メルカが亡くなる→羊の出産に立ち会う

②ルベルトがライサンダーと共に羊を捌く→捌き終えてルベルトがライサンダーに族長についての話を聞く

③ロルカに操られたアポロが救出された後、眠れない日があって、操られている時に夢で見た①の記憶を思い出しながらエリンフルートを吹く

(①と②は同じ時系列ではなく、タイミング的には②の方が①よりも前の出来事です。)



外伝Ⅰにてメリッサが説明していたように、一年に一度だけサウィンの日に羊の肉を捌く、つまり命をいただく事に関するお話です。

サウィンは古代ケルトの夏の収穫を祝う祭で、現代のハロウィンの原型の一つと言われている行事のこと。

アイルランドはサウィン発祥の地とも言われており(諸説あります)、現代においてもハロウィンとして大規模に祝祭が行なわれているそうです。

古代ケルトの暦では夏と冬が入れ替わるとされる10月31日が一年の始まりとされていて、この日に作物や家畜が共食に共されるそうです。

(サウィンが大晦日と書いてはいますが、前夜祭であるハロウィン(10月31日)と万聖節であるサウィン(11月1日)と万霊節である死者の日(11月2日、カトリック)を合わせて正月(年始め)といった感じだと思った方が良いかもしれません。

 詳しく知りたい方は、本やネットで検索される事をオススメ致します。)

本編68~78節のお話が丁度サウィンの日なので、このようなお話構成と致しました。

(ただあまり宗教的な話になりすぎてもどうかと思ったのと、こういったお話も書いておきたかったので、命についての話の方に重点を置かせていただいております。)



子供の頃のアポロが始終裸足なのは、特に意味はないです(気付いたら裸足だった)。

ルベルトさんは自分しか出来ない事や緊急事態をこなす時以外は基本サボり屋で、大体寝てるか本読んでるか動物達に一方的に話を聞いてもらってるかして仕事をあまりしないので、そういうところはアポロの悩みの種になっているようです σ(^_^;

(ミサも手伝いはするけど基本的にはルベルトさんと同じタイプなので、結構さぼりがちだし細かい事は気にしない(笑)

 ただ家畜として育てていても羊達だって自然の生物なので、必要以上に手をかけずに自由にさせておきたいという考えもあるようですね。)

途中でチラッと名前が出てくるエディナ・ニウスさんはルベルトの母親でありアポロの父方の祖母にあたる人、モルゲン・フローライトさんはメルカとアーヴェンの父親でアポロの母方の祖父にあたる人です(またそのうち出てくる予定です)。



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m



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中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。