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#宿命の守護烙印 第Ⅰ章第10節

年明け一発目の #宿命の守護烙印 ですが、第Ⅰ章は今回の第10節で終わりとなります。

次回より、第Ⅱ章をお届け致します。


今回のお話で出てきた「キマエラ」という存在は、ギリシア神話やファンタジーものなどでよく出てくる、一般的に「キメラ」や「キマイラ」という名で呼ばれている合成獣のことです。

この物語では『ケルトの薄明』(W.B.イエイツ著 井村君江訳 1993 筑摩書房)の「古い町」にてキマエラと訳されているので、自分もそれに倣うことにしています。


ついでに、アイルランドの食事(特に朝食)についても少しご紹介。

今回の挿絵に乗っている食事はアイリッシュブレックファストといって、アイルランドでは日常的に朝食として食べられているもの(本当はもっと色々入ってる)。

右上から時計回りに「ボルロッティ豆(うずら豆)のベイクドビーンズ」「ボクスティ(ジャガイモのパンケーキ)」「目玉焼き」「ハム」です。

(挿絵には描いていませんが、「アイリッシュブレックファストティー(紅茶)」も一緒に持ってきているはず。)

他にオートミールのお粥である「ポーリッジ」や、羊肉を使った「アイリッシュシチュー」などもよく食されているそうです。

もちろん他にも様々な料理や食材があるようなので、気になる方は是非調べてみてください。

こういった日常的な部分の紹介も含めて、皆さんが一緒に旅をしているような気分になれたら幸いです。


今回も、ご愛読くださりありがとうございました (^o^)

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。