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#宿命の守護烙印 第Ⅰ章第3節

とりあえず、今回の節で汽車騒動は終結。

(獣の檻についていたという文言は、ゲーテ著『ファウスト』からの引用です。)

次回は、少し街中をうろつきます。


自分が書く物語の基本スタンスは、「キャラクター達に書かせてもらっている物語」というもの。

夢に出てきたキャラクター達を元に書き始めた物語なので、自分が前に立って書いているという気持ちでは書いておりません。

そのおかげで知らぬ間にキャラクター達が自分の意志で動き回ったりしていて、「こんな事、書いたっけ?」となる事もよくあります(単純に忘れているだけですが)。

古代ギリシアの哲学者であるアリストテレス(うちの主人公ではありません)は、詩学という著作物にて「登場人物はストーリーを展開させる存在に過ぎず、物事の本質はプロットにある」といったような事を書いている(確か、記憶が曖昧)そうですが、うちの場合はキャラクター中心かもしれません(もちろんプロットも大事です)。


ちょっと補足(各キャラクターの名前の由来)
・アリスト→言わずもがな、古代ギリシアの哲学者の名前から。

・アポロ→古代のティアナという地方出身の哲学者であり魔術師であった人物から(類似した名前の数学者や『アルゴナウティカ』を書いた著作者もいる)。

・メリッサ/レモンバーム→二人とも万能薬と言われているハーブの名前から(一説にはアイルランド原産とも)。名字は霊薬や万能薬として漫画やゲームなどによく出てくるアイテムから。
(※三つ前の記事「思案中の新たな連載ものにつきまして」のトップ写真のハーブがメリッサ(もしくはレモンバーム)です。)


今回も、御愛読いただきありがとうございます (・∀・)

中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。