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幸せの在処

人の幸せはラクなところにはない。
 むしろ苦しいところにこそ、あるんです。
乗り越える楽しみ、乗り越えた後の
 喜びがあるわけですから。

元F1ドライバーの片山右京さんの言葉です。
片山さんは登山家で、ロードバイクで駆ける人でもありました。
登山を今も続けられているか分かりませんが、ロードバイクはレーシングチームの運営や、自転車競技の啓発に活躍されている様子です。
自動車レース競技のF1も、数千メートル級の登山も、ロードバイク競技も、危険と隣り合わせです。
苦しいし、しんどいし、暑かったり寒かったりします。
何かを成し遂げる時、そのプロセス(過程)が過酷であればあるほど、達成した喜びが大きいのは、僕も覚えがあります。
空腹であるほど料理が美味しいのと似ている、と言ってしまうのは何だか安っぽいかもしれませんが。
いつか楽(ラク)になるために今頑張っている、という仕事もあると思いますが、人は楽(ラク)になればなったで、別の「乗り越える楽しみ」を欲してしまうものかもしれませんね。
「死んだら楽になる」と、映画や小説のセリフで目にしますが、生きているうちは楽(ラク)の逆を味わうのも、それこそが生きることかもしれません。
当然ですが、死や大怪我や大病に繋がるような過負荷は禁物です。

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