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【読書感想文】『在り方』〜自分の軸を持って生きるということ〜

質問します。
あなたは今、Yの字をした道の分岐点に立っています。大勢の人は右に進んでいます。
貴方はどちらの道に進みますか?

回答1) 右に行く人が多いなら自分も右。
回答2) 多くの人が右に行っているのなら、自分はあえて左に行く。

残念ながらこの回答はどちらも同じです。
それは進む方向は違えど、
選択の仕方という面においては
『人を基準にして決めてる』ということなのです。

この問いには第3の回答をする人がいます。
それは『周りがなんと言おうが、人がどちらの道に進もうが、進む道は自分の基準に照らし合わせて決める』


冒頭に上記の質問を筆者から投げられた。
本を読む前の私は迷わず①を選んでいるが、本を読み終わった今のわたしは③を選べるようなヒトになりたいと思う。

そのためには自分の『在り方(=美意識)』を言語化して確固たるものにする。
これにより、人生における荒波のような場面でも、臨機応変に対応出来たり、『人は人、自分は自分』と線引きができ、他人を理解できるようになる。更には重なる部分の多い人が見えてきて、良好な人間関係を築き上げることが出来る。
いいことだらけだ。


まだまだ中身の薄い人間だけど、自分の在り方(美意識)を確固たるものにして、有事に対応できるように、更には他人に優しくなれるような人間にやりたいと思わせてくれた一冊でした。

自分という軸を持って生きていなければ、真の意味で自分の人生を歩んでいるとは言えないのではないか。
自分の軸をもっと揺るぎないものにしたいと思います。

是非読んで頂きたい一冊です。

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