占い師は再びマーケティングを勉強する~PACDサイクルは仮説の数で決まる~
前回の記事はこちら。
「すべての問題をなくさなければいけない」という網羅思考についてまとめました。
さて本日のお題はこちら。
PDCAサイクルはかしこまらなくていい!
Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(対応)のそれぞれの頭文字のPDCAサイクル。
どんな時でも、私たちの頭の中でPDCAサイクルはなされています。
仕事だけじゃなくて、家事や育児、友達とのお出かけやデートの時にも自分の頭の中でしっかりPDCAサイクルが働いていることに、案外気づく人は少ないですよね。私はこの記事を書きながら「今日は雨がやんでいる間に洗濯物を干す。ひとまず干す。子どもが寝ていたら、トイレ掃除。起きていたらnoteを書く(膝にのせながらあやせるので)。これも途中で中断せざるを得ないことを念頭に置いてやるんだ」と決めて、今noteを書いています。
ということは、トイレ掃除はできておらず子どもを膝にのせながら記事を更新しているということ(笑)
やってみることがどれほど重要かは結果が出た時に分かる。
永井孝尚氏の著書「100円の1000円で売る方法②」より網羅思考からの脱却のため仮説事項、論点思考へのシフトチェンジが必要と記述されていました。
しかも、このPDCAサイクルは一度では終わりませんもんね。何度も何度もこのサイクルを経て、よりブラッシュアップされたものが出てきます。どんなサービスも商品でも「リニューアル」であったり「バージョンアップ」と名をうって出てきているのが、このPDCAサイクルを繰り返している証となります。
さて、やってみることがどれほど重要かということは「仮説」をいくる立てることができるかどうかということが結論としてはとても重要になってきます。仮説とは、とても難しいことではありません。仮説をたてるためには数々の失敗が私は必要だと思っています。そしてこれは、行動した人でないとその失敗を知ることができませんし、失敗の視点がだんだん研ぎ澄まされてくるように感じています。
私自身、占いでPDCAサイクルを用いて半ば実験的に占いを販売しています。こうやったら売れるかな、どうやったら売れるかなとリサーチしているだけでは、売れません。とりあえず、こんな風にやってみようと思ったら次は商品としての占いを世に放ちます。
いかに自分の手から離れるか。いかに早く自分の頭からアイディアを目に見える形にするか。そのスピードが肝心のように思います。
世に放った占いたちの中で結果をコンスタントにだしつつある占いがあります。有難いことです。しかし、これもまた新たな仮説を立てる材料になります。心理戦ともいえますが、お客さんの心理をつくものはいくつもあります。パッケージの色合いやその時の流行りもありますが、やはり根底には「私はこんなことできます!」としっかりアピールすることだと思います。
1つの結果が終着点ではない。ただの通過点である。
当たり前ですが、1つの結果、例えば「売れなった」からそのサービスや商品は魅力がないのでしょうか。お客さんからニーズがないのでしょうか。
様々な人の意見やアイディア、摩擦を乗り越えて生み出されたものにそんな早々と結果を出すのは、勿体ないです。
PDCAサイクルの魅力は、こういった1つの結果で終わらないことです。また新たな仮説をたてて、それを反映させる。っで、市場でどう判断されるかを見ることができます。
とはいえ、お金の絡むことなのでそんな悠長なことを言っている場合ではないことも分かります。
だからこそ、仮設を立て続ける力が必要となります。いくつも仮説をたてられる力こそ、マーケティングを左右するといってもいいのではないかと私は思います。
今売れないのか。この売り方がイマイチなのか。それとも市場の選定がブレているのか。安価にすることだけを考えていないか。
見る視点がいくつもあることが、あなたの強みになります。
マーケティングは、そんなに堅苦しくないものなんだなと改めて思います。
占い師のマーケティングはまだまだ続く…☆
純粋にありがとうございます。いいんですか?