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滑舌を良くしたい人よりも緊張せずに話したい人の方が圧倒的に多い

コミュニケーション・スピーチトレーナーという肩書で
お仕事をしていると
コミュニケーションやスピーチ、プレゼン、
マナーや考え方やメンタル関係など
実に様々なお悩みを聞きます。

よく聞くお悩みTOP3は

・ 人前で話す時に緊張する
・ 滑舌が悪い
・ 話を上手くまとめられない

あるサイトにオンラインでの個別レッスンを
掲載させていただいていて
「話し方」というテーマだと幅広いのでテーマを分けることに。

✓ あがり症の方が人前で話す時緊張せず話せる話し方レッスン
✓ とにかく滑舌を改善&強化するレッスン
✓ 会話を円滑に進めるための質問力&傾聴力UPレッスン

あたりでアップしたところ
1つ目のレッスンだけにお申し込みが集中。
人前で話す時に感じる緊張をどうにかしたい、
という方がとにかく多いということを改めて実感。

緊張って本当にイヤですね…。
特にあと数分後に自分の出番が回ってくる!
みたいな、直前のあの感じ。
できれば避けたい、いや、絶対避けたい。

よく本にも
『あなたにとって怖いことって何ですか?という質問の回答で
1番多かったのが人前で話すこと』
と書かれているし、それだけ多くの人が
人前で話すことに不安や、何なら恐怖を抱いているのか…。

普段さほど滑舌が悪くなくても
普段それなりに話をまとめることができても
普段さほど早口でなくても

【人から見られているという緊張が
このような状態を作り出してしまう】

ですね、きっと。

滑舌が悪いという悩みがある場合
舌を動かす練習をするとか
言いにくい言葉(「ラ行」とか)を反復練習するとか
そういったことで徐々に改善していくことが多いです。

が、緊張をどうにかしたいという悩みがある場合は
練習というよりも
意識をどこに向けるか、とか
呼吸の調子を整える、とか
考え方をちょっと変えてみる、とか
イメージ力を鍛える、とか
なんだか曖昧なことをしていく必要があると私は思います。

と言うか、そもそも緊張はゼロにはなりにくいし
する時はするし、しない時はしないので
「緊張せずに話す」ではなくて
「緊張と上手に付き合って話す」が良い。

深呼吸とか、脳のどこそこの部分がどうのこうのとか
聴いている人たちをジャガイモだと思えとか
人という字を3回書いて飲み込めとか
アレコレあるけれど
緊張というものは人との関わりがある限り
個人差はあれど誰でも感じるもので
私ももっともっと深堀していって

「緊張することで力が発揮できない人たち」
の力になろう、と強く・激しく思いました。

そんな私は、緊張すると
ニコニコ(いや、ニヤニヤだな(笑))する習性があります。

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