♯34 気持ちの変化の原因を探ろう!
みなさま、花粉症は落ち着いてきましたか??(歓喜)
今回も私たちのYoutubeチャンネルから動画をご紹介します!
私たち"くらん"が考える「一人ひとりの幸せをサポートするための行動指針」についてどんどんお話していきたいと思います!
ヘルパーとして利用者さんと関わる時には、気持ちを汲み取ることがとても重要だと何度も書かせてもらっています。
気持ちを汲み取るために、表情や言動に注目し、利用者さんがどういう気持ちでいるんだろうかとアンテナを張ることが大事なんです。
では、利用者さんから気持ちを受信できた時、どういう行動をすべきなのか・・・。それが今回の話題です!
全ての気持ちの動きには理由がある
利用者さんの表情や言動から気持ちの動きを感じ取れた時は、その「気持ちの変化の原因」を探っていくべきだと思います。
動画でいくつか例を挙げていますね。その中の一つを具体的にピックアップしてみます。
動物園で動物を見ていると利用者さんが暗い表情になった、とします。
まず発見できたということは、利用者さんの気持ちの変化を受信できたということですね。素晴らしい!
次に考えるべきは、「その感情の動きの根っこ」です!
会話ができる利用者さんであれば、話を聞くことが大事ですね。ド直球。
歩き回って疲れたのか、お腹が空いたのか、トイレに行きたいのか、行きたい場所が他にあるとか・・・。利用者さんから気持ちを聞き出し、叶えられるように行動していくことが大事です。
少し休憩するのか、昼食を取るために相談し始めるのか、トイレに行くのか、行先を変えるのか。利用者さんの気持ちに合わせましょう!
会話で聞き出せない利用者さんもいらっしゃいます
知的障がいの方や自閉スペクトラム症の方の支援の場合、言葉で聞き取れない場合も多いと思います。
その場合も同じです。表情や言動の変化を感じ取ったらその「気持ちの変化の原因」を探っていきましょう。
利用者さんに合わせて聞き取れる方法で聞き取ってみることで聞き取れるかもしれません。
また、利用者さんの苦手な状況(嫌いな音がする、予定が変わったetc…)に陥っていなかったか考えると、気持ちの変化の原因を推測できると思います。
でも上手くいかないことって、あるよね・・・
この時一番大事だなと思うことは、「わかんねぇ~よ!」とさじを投げて投げやりな関わりをしないことだと思います。
気持ちの変化すべてに理由があるはずです。ただ、それがすぐに判明せずに、『なんでなんやろう・・・』とモヤモヤすることがとっても多いです。
もしくは判明していたとしても、発作やフラッシュバックなどが原因の時もあります。
そうなると、その瞬間たまたま現場に出くわしたヘルパーという立場からは、できることがあまりにも少ないんです。
気持ちが動いてしんどそうな利用者さんが目の前に居るのにどうにもできない状況にいれば、ヘルパーさんもしんどい気持ちになってきちゃいますよね。
感情は人から人へ伝染っていきますから。
一緒に負の感情に飲み込まれそうになると思いますが、ここはグッと堪えてみましょう!解決しようがなくても、気持ちに共感して、利用者さんの傍にいるようにするべきだと思います。
そういう私も、もちろんできていないことがしょっちゅうあります!頑張らないとですね・・・。
理想は高く持ちましょう~!
(閑話休題)
利用者さんの気持ちを汲み取れるように、いろんな角度から利用者さんに注目することが大事です。
特にガイドヘルパー中は、一瞬一瞬、利用者さんの苦手な状況になっていないかどうかとっても気を張っています。
例えば、電車。
赤ちゃんや子どものぐずった泣き声が苦手な方って、結構たくさんいらっしゃるんですよ。子どもさんが同じ車両に乗ってくると緊張感が半端ないです。
プライベートで電車に乗っていても、子どもの泣き声が聞こえると心拍数が上がってしまいます(笑)
ガイヘルさんあるあるだろうなぁ・・・。
(文・栗林)
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