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♯37 ノンバーバルな情報に注目する

こんにちは!今回紹介する動画はこちらです!

【表情や仕草、行動を注視し、感情の機微に注目します】


ノンバーバル=非言語

気持ちを汲み取るためには、相手の話をしっかりと聞くことが必要だと、過去の記事でたくさん話しています。

今回は、相手が発する言葉以外のコミュニケーションに注目することの大事さについてお話したいと思っています。

前回の記事の閑話休題で少しお話していますね。相手が言葉で気持ちを伝えてくれない場合はどうすればいいのでしょう?

障がいがの特性で言葉のやり取りが得意じゃないという利用者さんもいらっしゃれば、遠慮がちで素直に気持ちや要望を言えないという方もいらっしゃいます。

そういった方とのコミュニケ―ションの場合、ノンバーバルな部分(表情や言動)から相手の気持ちが汲み取れることがあるかもしれません。

そのためにも相手の様子を注意深く観察することが必要です。


その1 ”表情”

相手の感情を推し量るためには、表情に注目することが大事です。

わかりやすいのは、笑顔です。笑顔が出ていれば今の感情の天秤はプラスに傾いている、ということがわかります。

逆に、顔がこわばったり険しくなったりすれば感情の天秤はマイナスに傾いたと感じますよね。

その感情が動いた原因が何なのかを考え、解明できれば、相手の気持ちに寄り添うことができるんじゃないかと思います。

原因を解明する、という過程が本当に難しいなと思います。『わからないからやめる』のではなく、『こうなんじゃないかなぁ』と考える癖は最低限身につけておく必要があると思います。


その2 ”仕草・言動”

表情以外には仕草・言動にも気持ちが表れることがあると思います。

例えば【声のトーン】から気持ちが伝わることってありますよね?

荒々しい声はイライラを。元気のない声は体調不良や落ち込んだ気持ちを感じることができます。

どこか身体の部位に痛いところがあれば、その箇所を気にして、手を当てたりさすったりする行動がよく見られるかもしれません。

いつもと違った仕草・言動が見られた時は、何か汲み取れることがあるかもしれないので、アンテナを張っておくと良いかもしれません。


汲み取ったものは【仮定】でしかない

注目し、気持ちを汲み取れたとしても、それが誤解だったなんてことは往々にしてあります。

エスパーでもない限り、話しもせずに相手の気持ちを確実に読み取ることはできません。

結局は、きちんと言葉で話すことが一番確実です。

だからこそ、気持ちや考えを言葉できちんと伝え合える関係性を築くことを最初は目指していくことがベストだと思います。

「どうかしたんですか?」と言われるのを待つような受動的なコミュニケーションを主にしていては、誤解を生じさせてしまう可能性があります。

きちんと相手に言葉で伝えることができるに越したことはありません。発信できるようになろうとする気持ちは大事だと思います。


(閑話休題)

相手の考えが読めると言えば、遊戯王のペガサスですよね。

ミレニアム・アイを善く使えば、周囲の人たちは幸せに過ごせるでしょうね。

でも、聞きたくないような考えや気持ちまで聞こえてしまうとしたら、とても大変でやっかいな能力ですね…。

(文・栗林)

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