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パリと京都の往復書簡 マスク事情①

ランナーさんのマスク事情は? ヤマダ@KYOTOより▶︎

いつもなら、毎年参加するメドックマラソンに向けて練習をしている時期ですね。自粛期間中から、新しいランナーエチケットとして、マスクを着用して走りましょう、ということが話題になっていました。
ですが、この連日の40℃近い真夏の日本にとっては厳しい。。。
今では、「ランナー同士の距離を保ちながら、飛沫感染を防ぎましょう。」と呼びかけられています。
(でも、ここ数日の酷暑では走ることすら難しいですが。)

パリには、何か新しい「ランナーエチケット」はありますか?


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8月のパリも暑かった! ◀︎カネコ@PARISより

マスクの種類にもよるとも思いますが、普通にしていても息苦しいのに、それで走るのは結構辛いですよね。
今年は目標もない上に、外出制限中に腰を痛めてしまい、全然走れてません。知り合いの整体師さんの話では、腰を痛める人が多いらしいです。自宅でいつもと違う姿勢で仕事をして、足腰のトラブルが出るケースが増えているとか。

外出制限が始まった頃は、家を一歩出たらマスクを着用するのが常識となっていたので、近所の様子を見ている限りではほとんどのランナーがマスクをして走っていたように思います。制限が解除されてからは、屋外でマスクをする人は減ったので、ジョギングをする人たちもマスクを着用せずに走っているように思います。(距離は取る必要があります。)

ちなみにこの頃までは国や自治体でマスクを義務化する動きはなかったので、マスク着用はあくまでも自主的なものでした。(8月10日からは屋外でも人通りの指定エリアでは義務化されています。)

また、暑さに関しては、パリは日本ほど気温も湿度も高くはならないので、仮にマスクをして走ったとしても、熱中症の心配はあまりないように思います。ひと夏で30度を超える時期は1週間から10日間ほどなので、それほど深刻ということもありません。

但し、稀に "canicule"(カニキュール)と言って、熱波が押し寄せる時があります。今年はパリでも7月末に気温が一気に40度まで上がり、その後も連日35度を超えの日が続いたので、この間はマスクどころか、走る人もあまりいなかったのではないでしょうか。

パリの一般家庭にはクーラーはないので、扇風機を回し、凍らせたペットボトルを抱いて寝るのがカネコ家の暑さ対策。原始的ですが、効果的です。
あれ、、、話がそれましたね。

ちなみに今年のメドックマラソンは、全世界、家の周りから参加できるヴァーチャルマラソンになりました。
https://www.marathondumedoc.com/en/virtual-race/

日本はかなり暑いと聞いていますが、、、ヴァーチャルマラソンですら、厳しそうですね。

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