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不自然な生活、不自然な自分
今回はいつも以上に個人的な日記です。
いつかこの苦悩(少し大袈裟?)を乗り越えた自分に宛てて、結論のない思いの丈を記します。
限りある命、何に魂を燃やして生きていく?日々、どんな心理状態で、どんな景色を切り取って、どんな人と感情を、言葉を交わしたい?
誰をどんな感情にするために限られたエネルギーを使いたい?
そんなことを、つまりは「働くこと」について最近は考えています。
働いていると、目の前の
無常性を宇宙的なスケールで考えてみた
「諸行無常の響きあり」
この世のものはたえまなく変化し続ける。
万物は流転する。
中学生のときに『平家物語』のこの語り出しの一句に触れて初めて時間を概念として意識した。
「諸行無常」から連想する時の流れは栄枯盛衰、命が誕生して生きて死ぬというように「人生」や「生命」が紡がれていくイメージで、せいぜいこの地上界の次元で捉えていた。
ここ最近、宇宙というテーマに知的探究心がムクムクと湧いていて。物
木の芽どきのご自愛tips
昔から春はどうも肩肘を張ってしまう。
灰色で重苦しい冬を乗り越え三寒四温に転がされているうちに、爛漫とした春が唐突に訪れる。燦々とした陽光が空気をあたため、人々の装いは彩りを取り戻し、草木は待ってましたと言わんばかりに萌え出る。
変な話だが、私はそのあまりに唐突な陽気さに付いていけなくて気後れしてしまう。もう少しグラデーションが欲しい。
陽気なお天気に浮かれていると、花粉、黄砂、朝夕の気温差、
書評「こんなに長い幸福の不在」
どうしてわたしの心はこうも天気を鏡のように映してしまうのでしょう。特に薄暗いのに妙に眩しい曇りの日なんかはめっぽう弱い。一層のこと雨が降ってくれたらいいのにって思う。雨が降れば無理をしないこと、スロウダウンすることが許されるようで、少しは気が安らぐ。みんなもそう?みんなもそうだったらいいなぁ。
今日はおでこちゃんに引き続き、銀色夏生著「こんなに長い幸福の不在」(角川文庫)について。
タイトルの