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杞憂だから止めた事:他人への(不要な)心配~自分が基準になっていた話~

こんにちは、ゆらりです

今回は(遅いのですが)最近になって気付いて、役に立つかな?と思った事について書いています

それは「(自分を基準にしている)他人の心配」です

私、「止まったら死んじゃうマグロ」みたいな方を心配していたんですよね

必要な人に届きますように

私より明らかに体力のある人を心配していた

私の視界の中に、仕事(と境が曖昧になっているライフワーク)を1日十数時間している人や、タイムスケジュールが

8/11 東京→大阪
8/12 大阪→東京
8/13 東京→名古屋→広島
8/14 広島→京都

みたいなスケジュールを組み、更に「12日の昼が空いているので、誰かお茶しませんか?」みたいにfacebookで呼びかけている人がいるんですよね

私には「寿命を削ってるな」と感じてしまいました

…で、こーゆー人が「誰かお茶しませんか?」って自ら発信している時に名乗りを上げるのは仲が良かろうが私は絶対にしないし(寧ろ親密な程、名乗りを上げない)、名乗りを上げる人の感覚もわかりませんでした

理由はシンプルに「この人が倒れる危険性が増す」という心配からです

私が増やしたタスクで相手が倒れたら申し訳無いな…と思うのが常にあります

でも、本当にここ最近の1ヶ月で「ハッと」気付いたんですけど(遅い)

こーゆー人、こんな予定をずっと立て続けて、そして、ずっと動き続けて、倒れていないんです

…正確に言うと、今、私が思い浮かべている人は2回くらい過労で入院してる様子ですけど…

そして、私が思い浮かべている人は、私の恩師と呼べる人なのですが、数年ぶりでも、まだ私を助けようとしてくれる人です(御縁があったのが大学時代)

…今でも、1日十数時間働きながら(時々、職場で泊まり仕事をしてるようなハードワークで)

「助けようか?」の申し出を脊髄反射で断りかけたくらいには、恩師の「私を助けようとする挙動」に引いてしまいました

私だったら絶対に倒れているからです(いや、彼の働き方だったら私は既に倒れている)

「自分以外みんな他人だ」って感覚の欠如

何回か「私だったら」という言葉を使いました

でも、その動いている人って「私」じゃなくて「その人」なんですよね

私は体調が全くと言って良いほどわからないので、スマートウォッチのGarminを使って、体調・体力管理の目安にしているのですが、だいたい下記の載せているグラフのアップダウンを年がら年中やっています

※Body Battery:心拍変動、ストレスレベル、睡眠などを分析して身体的エネルギーの残量を測定する、Garmin独自の機能


いわゆる健常者という括りに入るだろう方のブログを読んでいると「5(最低値)」は風邪引いている時くらいしかならないくらいの数値の低さらしいです

全く回復していない日があるのは、夜飲んでいる薬の服薬量が影響しています(不眠の副作用があり、時々飲む量を減らして調整してます)

夕方になると、殆ど「5」です。数日「25」近く残っているのは連休なので「薬を全く飲まないで体調を観てみよう実験」をしており、その薬の負担が無い為と思います

蛇足ですが、ここに書いているADHDに適応される薬を2種類使っています

…こんな生存維持で必死なヤツが他人の体力の心配を結構していました…

心配をする事自体は変では無いのかも知れないですが、過去、自分を基準にして相当勝手にヒヤヒヤしていました(この感覚は自他境界線が曖昧なんだな、と感じます)

「止まったら死んじゃうマグロ」は「〈止めるという不要なお節介〉したら死んじゃう」ので「好きにさせておく」がベストなんだな、と今は認識しています

「私は私、他人は他人」:自他境界線(バウンダリー)の概念

簡単に言うと「私と他者は違う」の感覚です

精神医学の界隈では、割と知られている概念です

こんな感覚、当たり前だろ?と思うかも知れないですが、虐待などの様々な要因で、自我の形成が上手くいっていない人は線引きが曖昧ですし

発達・発育のタイミングは人それぞれなので、結構な年齢でも曖昧な人は曖昧です(生来的な要因か、生育歴が要因かは決められないのですが)

また、体調不良なんかの要因でドンドン曖昧になっていきます

この感覚が曖昧だと「私と他人は一緒」なので

私のように自分基準にして他人の体力を必要以上に心配したり、他人をコントロールしようとしたり、人間関係に支障をきたしていきます

相手がハッキリ意思表示をして「No」を伝えているのに「あなたの為を思って」と相手の嫌がる事を止めない人が居たら要注意です

もはや「私」と「相手」が同化して「あれ?どうして思い通りに動かないのだろう?私(=曖昧になっている相手)なのに」って本気で思っています。逃げてください

そして御自身を守ってくださいませ

ではまた

参考資料


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