見出し画像

コレクションの始まり!〜現代美術〜

初めまして。

両親が美術を鑑賞するのが好きな人達だということもあり、小さい頃から美術鑑賞は私の中で割と身近なことでした。
私の美術鑑賞の移り変わり、訪れる美術館やギャラリー、画廊などの話は少し長くなりそうなので、私が美術品を収集し、展示作品を購入し始めたきっかけについて、書かせて戴こうと思います。



購入出来る美術品との出会い


初めてギャラリーや画廊では作品を購入出来ることを知ったのは高校生の時でした。
その頃、美術館の広い空間よりもギャラリーなどを巡ることが好きだった私に、作品を購入するきっかけとその後のかけがえのない交流を与えてくださったのは、画家の小川千尋さんという方でした。

ちーさんの絵は本当に柔らかくて、丁寧な絵との対峙が作品にも現れています。
いつも、今でも私はちーさんの絵と存在からエネルギーだったり生活の中の美しい大切なこと、時には少し悲しいことだったりも受け止めて分け合っている実感があります。

ちーさんに出会ったその日に、私はちーさんの作品を購入しました。

それが、初めての美術品の購入でしたが、当時はまだ高校生でしたから、絵を購入することは出来ず、ちーさんの個展の作品群の中で1番お手頃な価格帯だった写真作品を購入しました。

当時、高校1年生だったと記憶しています。
ちーさんは大学を出られたばかりだったかと思います。
購入させて戴いたその日にたまたまちーさんも在廊されていたので、お話しさせて戴いたり、当時不安に思っていたことを聞いて戴いたことなど、懐かしく覚えています。

ちーさんの写真作品の中でも、幻想的な雰囲気が素敵な作品を選んで小さい方のサイズのものを購入しました。
その写真作品の画像も載せたいところですが、余りにも大切にしている宝物なので、余り広く見られる場所には載せないと決めています。


ちーさんについて


ちーさんとの出会いは、何か大きな変化のきっかけになったというよりも、お互いの辛かったことや頑張っていることをその都度交換して、段々に私はちーさんという方を知って行けた、そんなゆっくりとした心地の良い時間の始まりだった気がします。
やっぱりあの時ちーさんに惹かれたのには訳があったんだと、ちーさんの作風が変わって行く中、度々頷いて来ました。

出会ってから気付けばもう10年以上が経ちます。
特定の時期にとても好きになる現代美術の作家さんがいても、私にとって高校生の時から過程も含め追い掛け続けられている画家の方は、ちーさんだけだと思います。
ちーさんの絵は不思議。
優しい中に、物語を感じたり、輝く瞬間を秘めていたり、色々な画材を駆使して制作される姿勢からも「絵画」と「自分」への真摯な眼差しをいつも追求されているちーさんを垣間見ています。


ちーさんの作品が見たい!


ちーさんについて書き出したら、思っていたよりも自分の中にまだ気付いていなかった言葉が溢れて、長い文章になってしまいました。
ちーさんの展示についてや活動の内容を知りたいという方は、ちーさんのInstagramやホームページを覗いてみてください。

ちーさんのInstagramアカウント: @sen_jing


作品も沢山見られますが、私の購入した作品はきっと載っていないだろうなと思います。
初めて買った作品についての振り返りなのに、読んでらっしゃる方に肝心の作品を見せないなんて、勝手ですがお許し戴けると嬉しいです。


これからも


ちーさんとの交流も、ちーさんの地道な制作も、これからも私にとってもかけがえのないものとなるだろうなと思います。
お互いに元気で、自分のペースを守りながら、共に歩んで行くことが出来ることを願っています。

ちーさんの7年前の個展にて。右側にいらっしゃるのが画家の小川千尋さん(ちーさん)。


終わりに


大好きなちーさんの作品との出会いについて、購入した作品についてのちょっと寄り道の多いお話でした。

読んで戴いた方、ありがとうございました!
ちーさんについては、又きっと違う機会にも書かせて戴けたらと思います。



友子

#アートコレクター #美術鑑賞 #美術館 #ギャラリー #現代アート #芸術家 #画家 #小川千尋 #chihiroogawa #創作大賞2023 #エッセイ部門

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?