よるのそら

21歳 読書に映画など、日常から感じたことをのんびりと書いています

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マガジン

  • 19歳の戯れ。

    20歳にはなれずにいた、19歳が書き記した、未熟で愚直でストレートな日記たち。

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SNSから脱出して、ネット断食をして、自分を見つめ直してみたら

便利すぎるSNS 皆さんはSNSとどう向き合っていますか? 情報収集のため、同じ趣味の人と繋がるため、多くの反応をもらうため、、、 SNSを使う目的も人それぞれで違いますが、最初は目的のために時間をたくさん取られたりはなかったはずです。 しかし、今では必要でもないタイミングでスマホを見るようになってしまったり、暇だからとりあえずSNSを覗いてみたり、、 外出する機会が減って自宅にいる時間が長くなったことで、SNSに限らず、ネットショッピングが増えたり、YouTubeや

    • 20歳の幕切れ

      未熟なティーンエイジから弾き出され、もう戻れない、戻せないスタートラインに立たされた。方向転換と深呼吸は重なり、新たな物語を描くはずだった。 世間の荒波の末端で波打たれ、潮流と似た波長で躁鬱に惑わされる。 留学も海外経験も、全て他人のせいに押しつけて塞ぎこんだ。悪戯であってほしかった。 意気込みは、半月も継続したかどうかも怪しい。流されるがままに暗がりを選択し、夕暮れに反応して朝を感じるようになってしまった。 殻に身を隠し遠ざけたことで、中身を忘れて思い出すことができない。

      • 自分らしさと強み。

        8月になると共に梅雨明けして、連日30°Cを超える気温に頭を悩ませております。 こんにちは。 鑑賞記録先日、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」という映画作品を鑑賞しました。 ジョーはマーチ家の個性豊かな四姉妹の次女。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかりながら、小説家を目指して執筆に励む日々。控えめで美しい姉メグを慕い、姉には女優の才能があると信じるが、メグが望むのは幸せな結婚だ。また心優しい妹ベスを我が子のように溺愛するも、彼女が立ち向かうのは

        • 危なっかしい一人暮らし計画

          どうも最近調子が悪い。 長引く梅雨と頭痛、心も空模様も晴れることがない。 家にいることを強いられる世の中で家にいるのが苦手になってきた。 人と一緒に暮らすことがだんだん苦痛になってきたのかもしれない。 まだ実家暮らしで経済的な自立とは遠い距離にいるのだが、精神的な自立との乖離から目を背けるのは自分のためにも良くない。 そうだ、 私は、一人暮らしがしたい。 裕福じゃなくても、生活費ギリギリの生活になろうとしても。 私は一人で生きていきたい。 生存本能で生きてみた

        • 固定された記事

        SNSから脱出して、ネット断食をして、自分を見つめ直してみたら

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        • 19歳の戯れ。
          7本

        記事

          ステップ 〜乗り越えない、一緒にいるということ〜

          時代の進行にはついていきたくない また時代の進化の代償で、偉大で、たくさんの人の心に残る、素敵な演技ができる俳優が亡くなってしまいました。お悔やみ申し上げます。 休日だったので、家でテレビを流し見しながら、スマホを触っていたのですが、突然の訃報に驚き、茫然とし、心がぎゅっと苦しくなって、SNSを見るほどの心の余裕も無くなっていました。ただその場で座り尽くす事しかできませんでした。 私はこの手のニュースへの耐性がなく、自分があまり知らない人の場合でも強く心が痛みます。 余

          ステップ 〜乗り越えない、一緒にいるということ〜

          AKIRA

          え?AKIRA? コロナ自粛から明けて、映画館の営業が再開するとなって、近所の映画館の公開予定の映画を見て回っていたら、AKIRAの文字があった。 え???? 今AKIRAの映画公開してるの??? と呆気に取られてしまった私は、一度AKIRAのページを見てみることにした。 (ちなみに私はそれまでタイトルを聞いたことがある程度の知識で、作品を見たことはなかった。) 1988年に公開されたAKIRAの4K版とのことで、再公開でもあるし、リメイクでもあるし、、、 とにかく

          夢ならば覚めないで

          こんばんは。 皆さんはここ最近如何お過ごしでしょうか。 ここ最近の生活 コロナ禍による自粛生活にも慣れが生まれてきた頃ではないのでしょうか。 もちろんストレスや疲労の蓄積もあるでしょうが、今の状況に文句ばかり言うのも飽きてきたでしょうし、これを機に新しいことにチャレンジする人も多かったのではと思います。 筆を走らせたり、読書をしたり、映画を見たり、、、そんな毎日で代わり映えも無いなかで、ちょっとずつ変化を重ねる毎日を過ごしています。 作品を鑑賞するのも、ボーッと見

          夢ならば覚めないで

          見栄で取り繕ったシェルターの中

          見えない強敵に怯えてから 3月。 行きたかったライブ、数年ぶりの同窓会、友達との約束、そして不要不急の外出。 全部帳消しになった。 世界中で混乱を巻き起こしている、まだ不明点が多い感染症の恐怖。 緊急事態故に自粛を余儀なくされている。 今では外出なんて数日に一度スーパーに買い物に行くか、近場を散歩するぐらいである。 当たり前のように毎日外出していた生活が一変し、自室に篭る生活をいつまで続くのかがわからないまま時間が流れていく。 音も立てずに消えていく時間を認め

          見栄で取り繕ったシェルターの中

          泡沫の如く過ぎ去っていった刹那

          20歳を受け入れるまで19歳最後の記事を書いて一ヶ月が経過した。 焦りをもたらしていた20という数字を受け入れた。 前回の記事を書き尽くした直後に 日付が変わり20歳にステップアップした。 今まで感じたことのない虚無感と静けさが自分の部屋を支配していた。 空っぽになって死を意識して茫然としていたのはこれが初めてだったかもしれない。 頭が忙しくなりそうだったから諦めて眠りについた。 誕生日当日は家族と過ごした。 行き尽くした近所のショッピングモールも新鮮に感じた。

          泡沫の如く過ぎ去っていった刹那

          2020 3/18 23:58

          19歳はどうだった??好きなものを好きって言うようになったよ 一人であることに嫌な思い込みもなく自由に楽しめるようになったよ たくさん映画を鑑賞したよ 渋谷にある映画館、シネクイントとユーロスペースは人も少なくて落ち着く雰囲気が私と合っていることを知ってたくさん利用したよ シネクイントに関しては4回見て1回無料で鑑賞したよ 美術館、個展は時間を忘れられて、好きな作品を好きなだけ見学できて、主観で解釈して答えのないものと対話できる時間を経験できて見つけ次第入っていくよう

          2020 3/18 23:58

          最終日の朝と快晴。

          2020 3/18 目覚めたくて目覚めた朝 快晴といえる雲ひとつない空に 挨拶を告げて 地に足をつけて ------ 夜を惑う私の分身と重なっていく

          最終日の朝と快晴。

          20歳を迎える前に。-5-

          デザインフェスタが魅せたもの デザインフェスタは、勉強とは別の世界にあって、 自分の好きなものを作品として制作過程を見せたり、販売したり。 そして参加者は制作者とお話ししたり、写真を撮ったり、購入したり。 大きいイベントではあるけれど、一人一人と向き合えて、いろんな声が聞こえてくる、好きなものを好きと言っていいし、隠さなくていいと思わせてくれる、そんなイベントだ。 今までの私の考え勉強をそれなりにすればするほど良い大学に行けて、アピールできるようなことがあれば、良い企業

          20歳を迎える前に。-5-

          20歳を迎える前に。-4-

          無色が虹色に変わるとき 「空白」だった高校生を3年過ごした無愛想で常に死んだ顔をした人も、それなりの大学受験を終えて大学生に変身した。 入学する前からとにかく困っていたのがファッションである。 制服を着ていればなんとかなってしまうから、18歳までおしゃれしたいと思うことがなければ、おしゃれでいなきゃいけない理由もなかった。 それに高校生の自分は3年間で身長が20cm程伸びていたし、成長期真っ最中で服を買ってもずっと使えないから服を買うことに抵抗があった。 服に無頓着

          20歳を迎える前に。-4-

          20歳を迎える前に。-3-

          路頭に迷う高校生時代 高校生はサクッと振り返りたい。 中学生について長く書きすぎてしまった。 高校はコースごとにクラスが分けられていて、進学コースに入ったことで、勉強漬けの高校生活が入った瞬間から確定していた。 コースは1クラスしかなかったから、3年間クラスメイトがほぼ変わらなかった。クラスメイトと馴染めるようになるのに1年はかかったが、人間関係で悩むことなく高校生活を終えた。 高校生活というのは 「青春のど真ん中、何もかもが良い思い出になる」 という世間的なイメージ

          20歳を迎える前に。-3-

          20歳を迎える前に。‐2‐

          高校受験受験と集団塾中学校は地域でも有数のマンモス校。 200人を超えるだけの人が一学年に存在した。 部活は、小学生のときにやっていた野球を何も考えず継続することにした。 しかし、週6は部活に時間を取られ、放課後は部活で、休日は練習or試合。ヘトヘトになって家に帰れば、勉強する余力は残っていない。 なんとなくで満点が取れて当たり前の小学校とは違う中学校という小さな小さな世界は私にとっては宇宙のように広かった。 塾に入るまでは完全独学、というよりテスト期間は便利

          20歳を迎える前に。‐2‐

          20歳を迎える前に。-1-

          まえがき3月19日は私の誕生日。 あと数日すれば20回目の3月19日を迎える。 世間的には、大人になる節目の歳とも言われる。 大人になる前に、大人として見られる前に、 10代ではいられなくなる前に、 子どもを全うした私の頭の中にあるものを出し尽くしたい。 その日を振り返る日記のように、 私が生きてきた道のりを残したいのだ。 悩みに悩んだ中学、高校生時代 楽しかった、良い思い出を先に書いたら何も書きたくなくなるだろうから、今のうちに沈んでいた時のことを書こう。 た

          20歳を迎える前に。-1-