許す
最近、『グランメゾン東京』というドラマを気に入って観ています。
好きなことに理由付けは要らないと知りつつ、何で好きなんだろ…とふと考えてみたんですよ。
木村拓哉さんや他の俳優さんたちがいいとか、そういう事とちょっと違う気がする。
何だか、観ていて心地良いんです。
何故かな。
東京でミシェランの三ツ星を狙っているフレンチレストラン『グランメゾン東京』のメンバーが、最初は色々な気持ちの葛藤がありつつもどんどん良い絆で結ばれていく。から?
……うーん、何だかおしい!
そうなんです。みんなが強い絆で結ばれていくその前に、色々あったんですよね。
憎しみ、嫉妬、葛藤、対立…
色々なマイナス要素を乗り越えて、結束していく。
そこには、『許す』があるんだ。
相手が憎くても、嫉妬しても、自分を墜し込むような事をされても。
そんな相手を許して、そして憎しみやしくじりをも含めて受け入れる。
ここです。私が一番惹かれる理由。
最近、何かと世の中世知辛いですし、
自分自身もゆとりがない毎日を送っていますから、
そういう寛大さがかなり不足しているなぁ…と。
『許す』って、すごい事だと思いませんか?
私も、許せる人間になれたら。
またドラマの終盤に、山下達郎さんの『recipe』って曲が絶妙なタイミングでかかるんです。これがまた心地よいんです。
この曲、あまりドラマの雰囲気や世界観、登場人物の台詞を言うヴェイスを妨げたりする事無く、しかも効果的にかかってきますよね。
ドラマによく絡んで味を引き立てるソースのような。
山下達郎さんは改めて天才的だな、と思う。
この曲かけるタイミングを図るスタッフさんのセンスも好きです。
さぁ、明日から許せる人間を目指して頑張る!
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