CODE 04です_グルジア

昼に赤ワイン1杯。
夜に赤ワイン1杯。

幸せーー!という国、グルジア。
「セミスイート?」と聞かれて、いや、かなり甘いし!と、思ってこれがとても美味しい。

宿の親父からは朝から量り売りでストックしてる赤ワイン勧められるし。

この親父、酒勧めることしかしなかったな…w

グルジアにヨーロッパの中で人が住んでる標高最高地点があるらしい。
私なんかは、「あれ??ハイジは?」。
それはスイスじゃないのか!と、驚きとともに、ウシュグリ村に日帰りで行ってきた。

メスティアから車チャーター。ロシア人の家族とシェア。
グルジアはロシア人の観光客が多い。

日本でいうところの、台湾に行くようなイメージか。
言葉が通じ(ロシア語)、ご飯が美味しく、物価が安く、3時間くらいの渡航時間?

ウシュグリ村までの道はかなりの悪路であった。

グルジアは、とにかくMITSUBISHIデリカが大人気である。
デリカデリカデリカである。
そして、それらは日本からの中古車だ。

助手席に乗り込み、すぐにそれは始まった。

「…高度ゼロヨンです。…光度ゼロヨンです。…硬度ゼロヨンです。…高度…」

これはなんだ?的なロシア人父親。
私は頭の中で「高度?光度?硬度?」と。

「日本語かな??意味は…ハイエスト??」
と滅茶苦茶な説明。
目の前の引き出しを開けると、栃木県の販売店のハンコが押された説明書が入ってた。

こういうところは日本だ。そして、この運転手はこの引き出しを開けたことはなかったのだろう。

意味はなんだ?と、聞かれて取説見てると、
高度は光度でも硬度でもなく、CODEだとわかったが、

04は、販売店に連絡

としかわからず、「多分、どこかブロークン。」と言って父親はそれをロシア語で運転手に説明して悪路の中、重苦しい雰囲気でウシュグリ村に向かったw

今もCODE04です、をバック・ミュージックにちゃんと動いていると良いが…。

ウシュグリ村はとても長閑で素晴らしいところでした。

子供たちは馬を操り…

この辺り特有の塔も立ち並び…


あまりにも美しい村なので、良いアングルで景色を撮ろうと、気がついたら糞まみれの沼地に入り込んだ。

もがいてももがいても行く先は糞まみれの沼。どこまでも糞まみれの沼。
本当にやばいと思った。この半泣きなやばさは、子供の頃に遊んだ清水公園以来であった。あの時は、糞まみれの沼ではなく綺麗な水の中にダイブして泣きながら脱出したが…。
清水公園の時は家族がいたが、ウシュグリは一人。周りに誰もいないから助けも呼べないのだ。
スリとかより余程身の危険を感じた経験でしたw

なんとか、脱出できた時はヘロヘロ。
待ち合わせの時間までまだあったけどとにかく足を洗いたくて半泣きでクルマが集まってる場所に。
車に近づくと、運転手からは、車に乗らないでくれ的なアクションと共に、勝手に村の家の水場に連れて行き、ここで洗え、と。おかげで汚い靴下を脱いで足を洗えた。

できれば靴も捨てたいくらいだったが(その靴は、行きの成田空港で購入した無印の1900円。なんと、成田空港までで靴が大破して急遽購入したのでしたw)、その日以降ビーサン生活もあれなのでそこは諦めた。
帰国日まで密かに足に傷があったら破傷風になるんじゃないかとドキドキしてたが問題なし笑。

旅行人の表紙に対抗しようとしたばかりに、という出来事でした。

帰りも同じく、CODE04を聞きながらメスティアに帰ったのでした。

途中、天然のミネラルウォーターだ、と、案内された湧き水は…周囲が赤いよww
飲むと、うん、ザ・Fe!
不味かったwww

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