巻巻うんこ先輩

女40代に突入し不惑どころか"フワフワ"定まらない毎日を淡々と継続…

巻巻うんこ先輩

女40代に突入し不惑どころか"フワフワ"定まらない毎日を淡々と継続中。海外一人旅と読書を心の栄養に。変わりたい変わらなければを心に、思うこと考えたこと感じたことを淡々と書き綴ります。

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最近の記事

人がいるところには仕事はあるから

だから、すみたいところに住むのです。 沖永良部島に来ました。 はじめての奄美地方?というべきところか。 鹿児島県だけど文化は琉球なんだと思う。 夜が夜であり、静かであり、闇であり、イモリもいて、アジアである。 夕飯に入った地元の美味しいご飯を食べながら、沖永良部島に移住してきた人の話を聞く。 コロナが世界を覆い、人と情報が過剰なまでにある特定の場所に密集してることに対する価値、が、低下してきてる中、どこに住んでどう生きていくのか、の再構築をわたしもやりたいと思って

    • アルジェの夜

      皆が去ったアルジェで夕飯はアルジェリアワインを試したいと宿に相談。 "caracoya"というレストランを勧められる。 さて、予想通り、高級レストランである。 水槽側の席を案内され。 アルジェリアワインを飲みたいと言ったら奥のセラーに。 甘いのはどれ?と聞くと、勧められたのがフルールダブキル。ガイドブック的にはすっきりとして魚料理に合う、と。 それの小さいサイズを頼む。 さて、ディナールが3600くらいしかない。 このワインで1400

      • アルジェリアで感じた部外者が覗かせてもらうということについて

        アルジェリア旅行 雑感 ※あくまで私的な雑感です。 今回、久々にガイド付きの旅行となったアルジェリア。 語学ができたら個人旅行も可能なのだろうか?と、思った時に、この国はそういうことだけではなかなか物事を進められないのではないか?と、思った雑感です。 我々旅人が、ある一定の期間に、安全を保障される見込みの中で旅を行おうとした場合、交通機関や、宿泊施設、その他情報にアクセスできるインフラが必要だけど、アルジェリアはその整備が追いついていない気がした。 需要と供

        • 片目でみる世界とは_ムザブの谷で思ったこと

          ムザブの谷は、アルジェリアの首都から約600km離れた場所にある、5つの高台に築かれた要塞都市(ブーヌーラ・メリカ・エルアティーフ・ベニイスゲン・ガルダイア)を総称していう。 とても戒律の厳しいイスラム教を信仰し、中世のイスラム文化が残る幻の谷、とも言われている。 観光客が現地のローカルガイドなしには要塞都市の中に入ることは許されない。実際、この中の3つの都市に入ったが、全てにローカルガイドがついた。 ムザブの谷に住む既婚女性は、白いベールで体をすっぽり覆い、片目だけを

        人がいるところには仕事はあるから

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        • たび・また・たび
          19本

        記事

          美しい青年に会ったこと_エチオピア

          彼らは「チョコレート色」と自分たちの肌の色を形容していました。 わたしにとって、初めてのアフリカ大陸、エチオピアで思わずシャッターをきってしまう美しい青年に出会いました。 場所はラリベラ。 到着したエチオピアの首都、アジズアベバでは、当時、東洋人の女性がひとりで一眼レフを片手に街を歩くと、珍しさからか、四方八方、前から横から後ろから、たくさんのエチオピア人が面白がって追いかけてきました。 興味本位で向かってくる彼らに、やはりそれは異様な感じで、わたしは恐怖を感じていました

          美しい青年に会ったこと_エチオピア

          憧れの場所に_コルビュジエの愛した景色・ムザブの谷

          かれこれ10年以上、憧れていた場所だ。 最初は、そのVISA取得の煩雑さから。その後はツアーじゃないとVISAがおりないという話から、あきらめていた国、アルジェリア。 7月くらいに、友人から、夏にアルジェリアに行く計画を立てているグループの存在を教えてもらい、その方々のプランにジョインさせてもらった。 想像通り、いや、それ以上にVISAの取得は大変だった。今回は、アルジェリアの旅行代理店を通じてレターを取得し、それを持って自分たちでVISAの取得にトライするというもの。

          憧れの場所に_コルビュジエの愛した景色・ムザブの谷

          チャレンジとリスクマネジメントと勇気と。

          ここのところ立て続けに読んだ全く別の本の中に、「ニーバーの祈り」が書かれていた。 "神よ 変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与え給え 変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与え給え そして 変えることのできるものと、変えることのできないものとを識別する知恵を与え給え" わたしがずーっと頭の中を占めてることは、 「変えることのできるもの」なので、わたしに必要なのは「勇気」なのだろう。 そして、先日、サッカーの試

          チャレンジとリスクマネジメントと勇気と。

          ドアノブはどこにある??

          決して今の場所が良いと思えないのに動けない。 旅のように行きたい場所見たい場所経験したい場所が明確ならそこに向かって動き出せるけど、今のわたしはどこに居場所として立ちたいのかわからない。 同じことをずっと言い続けてそして、今もわからない。 何かを決めるときに、 数字 ファクト ロジック と言われる。 動き出す方向をどうやって決めたら良いんだろう。 何か背中を押してくれないか。 先日、ある講師が、弊社の本部長について、 「あの人を動かすのは大変です。自分で決められ

          ドアノブはどこにある??

          learning Chinese _ウイグル自治区

          今年のGWは、Kashgarに行ってきた。 四川航空のセーフティビデオで着水した場合のボートの上の振る舞い映像に度肝を抜かれ (考えてみたら、ボートに乗って漂ってるだけじゃダメな場合は漕ぐ必要があるよなぁ。)、行きは成都の空港で空港泊して、Kashgar行きの飛行機に乗り込んだ。 中国入国後も、成都からUrumchi経由で5時間くらいかかる、思った以上に遠い場所であった。 Kashgar最終日、それまでの2日間は曇り空で涼しかったのだが、この日はぴーかん晴れで空の青が美

          learning Chinese _ウイグル自治区

          働くことに希望を捨ててないと思わず書いた

          きれいごとかもしれないけれど、今の素直な気持ち。 今の職場を脱したくて、上司に異動願いを出すことと転職活動を同時並行で行っているところ。 しかし、どちらもなんとなくしっくりこない。 何か、自分にとって「やり甲斐のある仕事」のコアとなる哲学のようなものを掴まないとしっかりと選べないような気がしてた。 哲学が言語化できれば、ある意味どの職種を与えられてもその哲学の線上にのってればやることができるのでは?と。 わたしは出向の仕事は今までやったことのない職種だった。 それを

          働くことに希望を捨ててないと思わず書いた

          仕事は自ら作るものと言われてもですね…と思うわけですよ。

          仕事がないのです。 本当のことを言います。 会社に行っても仕事がありません。 労働の対価として給料をいただくという仕組み、しかし仕事してなくても給料をいただいててそれは申し訳ないくらいです。 仕事したいです。 スキル身につけたいです。 仕事がないのはわたしが作れないからかと思ってもいたのですが、昨日、職場の人に素直に、 「ここ、仕事量に対してこんなに人いらないですよね?」に、反論なかったので多分、仕事がないのはファイナルアンサーなのです。 わたしは今の自分を追体験した

          仕事は自ら作るものと言われてもですね…と思うわけですよ。

          キターーーーー!!_ナミビア

          N○Kスペサルの「金正恩の野望第2夜」で、39号室の資金調達が題材になってて、アフリカでの銅像作製がその一つとされていた。 まさしくナミビア最終日に散策してたら見つけたそれ。 その時は知らなかったけど見れば見るほど、 「キターーーー!」と思ったのでるんるんで写真撮った。 観光客は殆どいなくてわたしのテンションだけが異様に高かった。 テレビでは「マンスデ創作社」という39号室傘下の企業が銅像作製請け負ってるとやってた。 国内で技術を磨いて外に目を向けたらどこか

          キターーーーー!!_ナミビア

          タイムトラベラー_イエメン

          日本だと「日光江戸村」や、「太秦映画村」に行けば、よく出来たテーマパークとしてお江戸を体験できる。 しかし、わたしがイエメンに行った第一印象は、 「作り物ではなく本物の江戸時代がここにあるぞ!」 21世紀のこの世界に武士が普通に街にいる。 まだ、タイムスリップの技術は世の中にないけれど、わたしがイエメンに行った感覚としてはまさしくそれだった。 カタール航空で一緒に到着した旅人3人でタクシーをシェアし、タハリール広場で降り立った。 2名とは後で会う約束をし、旧市街

          タイムトラベラー_イエメン

          ここでのキャリアを生かして叶えたい未来はない

          何かを選ぶということは、得られるものより失うものを選択するということなのだな、と、思い始めている。 得るものと失うもの。 選択とはトレードオフだ。 自分は何を失っても良いのか。 何を失えるのか。 現状のままだと、失うものは ・やりがい・わくわく・人としての尊厳・仕事の能力・どこでも生きていけるという仕事の能力に対する自信 と、手帳に書きなぐってた。 一方、転職は ・給料・退職金、等、カネに関わることが現状より下がるという認識。 カネが問題ならアルバイトでもすれば良い

          ここでのキャリアを生かして叶えたい未来はない

          「世界の小さな村」_チェコ

          …という本を立ち読みした。 丁度、両親が「海外旅行に行きたい。綺麗な街並みが見たい。でもツアーは嫌だ。」というリクエストの元、旅先をチェコに決めたあとだった。 両親を連れての旅行だったのでチェコ1か国にして、滞在先も首都のプラハと、世界遺産のチェスキークルムロフくらいであまり移動のない旅にしようとしていた。 しかし、この本を読んで、 「ホラショヴィツェ」という可愛らしい村を見たくなり、チェスキークルムロフからプラハに戻る途中にこの場所に立ち寄る計画を立てた。 チェス

          「世界の小さな村」_チェコ

          一緒にアメリカを倒そう!_シリア

          今日、「ラッカは静かに虐殺されている」公開初日観てきました。 観てる最中、私の知ってる平和なシリアを思い出し、今の気持ちのまま、何か書きたいと思いました。 カタール航空で到着したダマスカスの空港は、入国審査がなかなか進まずカオスでした。 あとでわかったのは、サブのターミナルの方に降り立った模様でインフラが整ってなくて捌き切れなかった模様。 8月のシリアは30度を軽く超える気候だけど、周辺の湾岸諸国から見ると避暑地にぴったりなのか、ザ湾岸諸国!という大量の家族連れも乗り

          一緒にアメリカを倒そう!_シリア