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あるいはヘンリー4世

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あるいはヘンリー4世

マガジン

  • 2023買ってよかったもの

  • こまとよきこ

最近の記事

あたしずゐぶんきれいでせう。

ダァリヤも芍薬もきれいだね。 リラもいいね。 選べなくて何も飾らない4月の終わり。 ジャスミンは香りが強くて毒だから、鳥に。 休みの日ってロイヤルホストに行きたくなるのよ。行こうかな、夜に。 整骨院に行き身体ばっきばきで笑っちゃった。 何かしました? いいえなんにも。 ただ新しい部署に異動して滅茶苦茶緊張して過ごして朝晩40分歩いて通勤していただけ。 それはけっこういろいろしていますね。たしかに。 帰って来てすとんと寝る。たまに鳥が見回りにくる。久しぶりにゆっくり一緒

    • 怖い話

      「手順書は持ち帰って連休中に読みます」と言ったら「それはダメ」とか「やめなさい」とか「病むから」とか盛んに言われたけれど無視して大量に持ち帰ってきた。 しばしば病みになるが(なるか?)そういうことでは病まない。わからなくて仕事に参加できないほうが病むゼ(病まない)。 「どっちのタイプかなと思って」 「何がですか?」 「事務要領とかひとつひとつ丁寧に理解して」 「はい」 「そっちかなー」 そっちじゃない。 はったりでやっちゃって、やりながら覚えるタイプ。言わないけど。 と

      • いろいろ

        供養のために妄想の話をします。 「会えないのに連絡するとせつなくなるのでメールを控えていました」 「失せな」 マジ何言ってんの。一生控えててどうぞ。 会えない時間が愛育てるのさって郷ひろみも言ってんだろが。一昨日出直しな。 供養を終わります。 ----- 謙虚でいることが難しい。 よくないなと思う。 いろんな人からいろんな言葉を聞く。 自分の目で見たものを信じようと思う。 が、自分の目がいちばん信用できないんですよね! そういえば。 個人プレーとスタンドプレーっ

        • 夜が明けたら

          頭が痛いのは気圧のせいかなと思っていた。 夜は相変わらず足を掴んで奈落に引きずり込まれるみたいに寝落ちする。歩くのが億劫だし、生活のことを思うときやたら悲しい。 なんだろう嫌だなあ元気だったわけなのに、何かあったかしら、もう健康ではなくなっちゃった?などと考えながらとぼとぼと出社し、紅茶の入った水筒を忘れてきたことに気づく。それだけのことで涙が出そうになる。 そもそもこれって何かなんじゃって毎朝思うのは、気をつけても気をつけても忘れ物をする。そのままのことはあまりなくて、だい

        あたしずゐぶんきれいでせう。

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        • 2023買ってよかったもの
          4本
        • こまとよきこ
          3本

        記事

          音楽の続く限り

          「具合はいかがですか」と訊かれたので「元気いっぱいです」と答えたら先生は嬉しそうにされた。 そうなのよ、元気いっぱいなのよ。 いまの部署に異動してからというもの、基本的に元気いっぱいなの。 くたびれることもあるし4月にしては暑いしドラマを見はじめたら3〜40分で寝落ちするし腹ふくるることがないかと言えばぜんぜんあるし眠りは浅いし悪夢は見るし手元不如意だし太ってるしブチ切れるし1日数回は「死のうかな」も出る。が、なんというかあの身体がぐずぐずになるような倦怠、朝起きた瞬間の絶望

          音楽の続く限り

          データはパワーだから。

          小指のサイズは記憶していたけれど(3ですね)人差し指と中指はいくつなのかなと思った。薬指もわからない。薬指用の気に入った指輪がいくつかあって新調する必要がないし、そもそもアクセサリーをあまり買わず、数年前に小指の指輪を買い、なんとなく相性が良くないなと思いながらそのまましている程度、2020年の終わり頃から。買って以来あまり良いことがなくて、体調が悪いのを何かのせいにしたかったのだったか、指輪に罪はないはずなのにね。 薬指はわからない本当に。アクセサリーとしての新しい指輪を買

          データはパワーだから。

          ごめんなさいね、こんな書き方で。

          共同親権、耐え難いですね。 ただ生活しているだけで気力を削がれるような思い。吐き気がするようなことばかり。 でも心は強く持たないといけない。 わたしはそもそも婚姻制度に与しませんが(人権侵害だからです)、個人の思想信条を傍に置いたとしてもひどい。耐え難い。 でも、それでも、投げやりになったらいけないんだというふうにおもっています。 採決されたら終わりなわけではない。 ----- さて、 1週間長過ぎるんよ。 今朝は歩けなかった。疲れ過ぎて。 でも今週は4日歩いたのでよ

          ごめんなさいね、こんな書き方で。

          そういえば

          先週の通院のとき、いつもの先生が早上がりだったため、別の先生に診ていただいた。 異動したばかりで早退したいと言い出せず、間に合う時間に会社を出られなかった。 ひそかにこの先生だったら良いなと思っていた先生がいらした。お名前はわからない。高校生のときにかかっていた先生に似ている。同一人物ではないかというくらい似ているのである(もちろん別人である/年齢が違う)。こんなことあるんだ。 いただいた番号札を見ながら様子を伺う。その先生だ、やった!(やった!とは) ドキドキしてきた。

          そういえば

          最近のいろいろ

          思いやりのない鏡だ。 照明のせいなのか、鏡そのものの問題か、ひどさが7割増くらいになる。自分の思い描いている自分の顔を7割くらいひどくした顔だ。 思いやりにかける鏡というのはあって、顔がひどくなるほかには太って見えるというのもある。しかしひどい、毎回落ち込むし意欲がなくなる。精神の衛生によろしくない。 厚塗りをした。通常の化粧と舞台用の化粧のあいだくらい。化粧下地をいつもの倍くらい使い、すみずみまでファンデーションを行き渡らせ、必要な箇所に必要なだけ色や何かを伸ばしたり叩

          最近のいろいろ

          生きる場所

          ・何しれっと帰ってきちゃってんの 誰かが横に立っているのに一瞬気付かなかった。 「え、あれ、Tさん!」 「そこで打ち合わせがあったからさ」 「来てくださったんですか」 「何しれっと帰ってきちゃってんの」 「健康になりそうです」と言ったら「俺も俺も」って。何ですかそれ。 髪を切ったので後ろ姿ではわからないはずだった。来てくれたんだ。200人超の部署で、まだ座席表のようなものもない。来てくれたんだ。 ・名刺を持ってるんですよ 「うちの子どもが」 「はい」 「◯◯さんの名

          生きる場所

          髪を切った

          1週間、長いね。 寝ようかなとおもって時計を見たら21時半でさ、いやさすがに早いなって、湯に浸かってる。 帰宅してから身体を縦にしておくことができない疲れ過ぎて。 野球が開幕したとき、これからは1行でも試合の感想を書いておこうかなと思い、それをしないまま6試合が終わった。つかれた。 3年ぶりのもといたビルはまるで実家のような安心感。これはわたしにとっての実家がどうとかでなく、慣用句として。 ここにいなかった日々は一瞬にして消えて、昨日から今日みたいに違和感がなかった。

          髪を切った

          オレンジ色のカーディガン

          トライする。 何に? うまく書けるかどうか。 その前に、いま9回なのですが、今日は勝てましたよね。 さて。以下供養のため畳みます。 なんつって、畳めないっつーの。 ----- 異動前の最終出社日に朝礼があった。 結論はもう出ていて、理性では。 でもわたくし、理性が感情に勝ったことないんですよね。 理性による結論は「口にされた言葉ではなく気持ちに思いを馳せよ」。発された言葉の動機、感情の大元をね。 わたしが挨拶をして、送別の言葉があった。 前日別の人に贈られた言葉を

          オレンジ色のカーディガン

          恥の記録

          髪がパサパサする。 本当に不思議なのだけれど、同じシャンプーとコンディショナーを使って同じように洗っているにも関わらず、具合が悪いときは髪がパサパサする。 ちょっと、ついひと月半前には髪がべたべたするって言ってたじゃん、どっちよ。 どっちもだよ!(泣いている) 休暇である。 ついこのあいだ掃除をしたばかりなのに部屋が地獄になってしまった。なんでよ。 こんなことを書くのもどうなのかと思うけれど、ここしばらく何かがつらくて生理が止まり、本来あるべき内臓の機能が止まり、体重も

          恥の記録

          息をする

          適応障害になったのは2021年の秋で、休職するまでの何ヶ月かは文字通り目が回って起き上がるのもつらい日々だった。 そのようなことを思い出したのは、3月に入ったあたりから少しずつそのときと同じような症状があったから。 とにかく朝がつらい。吐き気と眩暈で起き上がれない。夜中に起きて胃薬を飲み、トイレで喉の奥に指を突っ込み、何も吐けずに泣く泣く横になり、飲み物を飲んだり何か食べたり食べなかったり、した。 可能な限り在宅勤務をさせてもらい、それでも会社でなければできないことがあり、今

          息をする

          「なきゃなんでもいいよ」

          疲れた。 もうなんか、冗談にしたりなんらかユーモアを見出したりすることも無理のように思える。 以下、映画について書き、結末に触れます。 『落下の解剖学』の終盤に「何か見返りがあると思った」というような台詞がある。 ストーリーの中で人が死に、事故なのか自殺なのか殺人であるのかわからない。そして主人公が容疑者とされて裁判が行われる。 そして終盤に「勝ったら何か見返りがあると思った」という台詞がある。 でも見返りはない。裁判はただ「終わる」だけで、苦しんで戦っても勝っても見返り

          「なきゃなんでもいいよ」

          「こいつが全部 いけないんだよね」

          踏み台に乗ってクローゼットの掃除をしていて、バランスを崩して落ちた。 乗っていた台が倒れて缶がふたつ下敷きになった。 こんな潰れ方をするかなというくらいぺしゃんこになっちゃった。気に入っていたのにな。 あ、落ちる、と思って、そのまま倒れて落下した。 狭い場所だったので右側の下半身がべしゃっとなる形で着地した。 そのときは痛くないんだよネ。 夕方ころになってぶつけたらしきあたりが何箇所か痛くなってきた。でもまあこんなものかな、頭を打たなくてよかったな。 夜にギターを自分に向

          「こいつが全部 いけないんだよね」