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休職、23日目。愛のアリバイ。

何もない日。
鳥の世話をして一息ついたところでGMから電話があった。結局昨日はメッセージをやりとりしただけで終わっていたのだった。

休職を続けるにしても復職するにしても診断書が必要となる。次回病院は水曜日で診断書上の休みの最後の日。
昨日先生とお会いしたとき、それについては「休職は7月3日までですね」「はい」で終わった。
えっ、どっち?
いまは江戸時代だから? 旧中山道は? 中山道!

何を言っているのか
これはわたしの大変好きなネタのひとつで、中山道と旧中山道について話しているのだけれど、話しているのが江戸時代なのでその時点では旧中山道は中山道なんです
だから「どっち?」と言われたらまずは「旧中山道」と答え「でもいまは、江戸時代だから?」と訊かれたら「中山道」と答えます
何言ってるかわかんないでしょう!
わたしはわかります

薬については苦渋の決断で元に戻した。苦渋なのはわたしだけで、先生はさらっと「戻しましょう」とおっしゃっていた。もしかしたら先週時点でそう考えていらしたのかもしれなかった。

こちらが「すみません、たぶん薬の効き目が穏やか過ぎるというか、わたしがもう少し元気ならあったかもしれないのですが、現状これ以上分量を増やせないと考えると云々」永久に話していたら「そんなに気にすることはないです」と。
たしかに。そんなに気にすることなかった。

正直、このくらいもしくはもっと不調でも仕事をしているときはあった。これ以上休んでいて何か変わるかっていうと変わらない気もする。もう十分なのでは?と思う。ふがふが。

ジムに行く。
1日特に何も予定がなく、最低でも掃除をしたかったが午後まで横になっていた。これ以上遅くなると鳥の世話(夜の部)に影響が及ぶと思いのろのろと家を出る。
近いというのが何より素晴らしい。数分で着く。
体調が悪くなる前から入会していたのも良かった。この状態ではじめての場所に行き申し込むのは無理だったと思うがすでに入っていたからただ行くだけで済んだ。

相変わらず中島みゆきさんの曲をシャッフルで聴いている。

あの日にあなたが博多にいたという
愛のアリバイを壊してあげたい

中島みゆき『空港日誌』

あの日にあなたが博多にいたという愛のアリバイを壊してあげたい

あの日にあなたが
博多にいたという
愛のアリバイを
壊してあげたい

あの日にあなたが博多にいたという愛のアリバイかあ、、、
わたしはっきり言って中学生のときからまったく意味わかってない。前後から相手が広島空港に来なかったことはわかる。
だけど「あの日にあなたが博多にいたという愛のアリバイ」についてまったくわかってない。
愛のアリバイかあ、あの日にあなたは博多にいなかった、て、どこにいたの? そもそもどこにいるはずだったの? あなたの心が疲れていた頃へもう一度呼び出す広島空港って、広島にいた頃あなたは疲れていたの? バカでごめん。

でもわかることもある。
もう一度、報われぬ季節があなたに来たとしても、迷いに抱かれて戻ってきたりはしない。
人はそんなふうに戻ってきたりはしない。

この曲はさ、出だしが特にいいよね。

スポーツジムでトレーニングしながら聴く歌じゃないんよ。

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