【日記】ASDの私の自律神経が整うまで。⑫病院2回目 特性を出せる場所の安心感

病院に行った。2回目!
上手く眠れなかったのに早く起きたせいで自律神経が駄目で、しかも暑くて、辿り着くまでに何回か動けなくなった。
それでもどうにか辿り着いた。

まずは診察。
お医者さんと心理士さんが、私への対応をどう分担するか相談しておいてくれていた。
良い病院すぎる。
近々の体調とか色々を話した。
しっかり聞いてもらえた。

そして、心理士さんと話すやつ。
起立性調節障害とはどんなもので、生活の中でどう改善していくかを教えてもらった。
その内容は、ここには書かない。
私が自分の考えを書く分には「権威も信頼もない一個人がなんか言ってるなぁ」で済むが、「専門家がこう言っていました」と書いた途端、そこに権威性が生まれてしまうので。

まあそれで、私は「これってこういうことですか?」「あー、これは私には特性的に無理ですね」「これはやってます!」とか、好き勝手話した。
偉い人にやったら怒られるやつ。
でも、そうやって話しながら聞いた方が頭に入るので、遠慮なくそうした。

あと、壁にもたれかかったり、あちこち見たり、回る椅子をぐるぐるしたりしながら話を聞いていた。
これも、偉い人にやったら怒られるやつ。
というか、偉くない人でも怒るやつ。
でも、やっぱりそうやって話しながら聞いた方が頭に入るから、遠慮なくそうした。

病院だし。
ASDです!ADHDです!って思い切り宣言してるし。
相手はそういうのの専門家だし。
態度より内容を理解する方が大事だし。

それにしても、不快そうにされたり、驚かれたり全くしなかったので、少し嬉しかった。
本来の私をそのまま受け止めてもらえた感じ。

特性全開でいると、やっぱり楽だなと思った。
あと、頭が働く。
いつもは、態度や姿勢を整えることにリソースを割いてしまっている。
いつでも無意識にそうしているが、やっぱりそれは無理をすることで、人より疲れやすい要因の一つだと思う。

でも、きょろきょろふらふらしている人が授業中とか仕事中に周りにいたら、迷惑なのはよくわかる。
というか、私はそういう人にめちゃくちゃ注意力を削がれるタイプだ。
発達障害だから周りに迷惑をかけるのに、発達障害だから周りからかけられる迷惑に耐えられない……。

まあそれで、社会では、そういう行動は抑えないといけない。
そうやって生きていかないといけない。

でも、そうでない場が一つでもあって、そうしなくて良い時間が少しでもあるなら、やっぱりそれは嬉しいことだ。

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