蝋梅@かけだし茶道/自然農

茶道一年、自然農〇年、ボディセラピスト三年半。人と自然の架け橋となりたい。 この雑記が…

蝋梅@かけだし茶道/自然農

茶道一年、自然農〇年、ボディセラピスト三年半。人と自然の架け橋となりたい。 この雑記がみなさまの心の市中の山居のひとつとなりますように。

最近の記事

《道草生活(1)》スベリヒユ

道を歩けば、街の中でも見かけることができる野草たち。 そんな野草たちは、古くから祭りごとや食生活をはじめ、日本人には欠かせないものだったそう。 いまでは厄介者扱いだけど、目を向けてみるとその効能や背景にある文化、あったであろう景色に心がわくわくして、生活に取り入れてみたくて仕方がなくなってくる! こんかいは、畑に向かう道中でみつけた、葉がぷっくりしてて美味しそうな野草「スベリヒユ」を美味しく食べてみます! スベリヒユの山かけ丼 「道草を食む 雑草をおいしく食べる実験室

    • センス・オブ・ワンダーが花開くとき 

      楽しく心地よい今を送るためにまず私たちができることは、あるセンスを持つことから始まるのかもしれない。 「グリーンフィンガー、グリーンコンシューマーという言葉、知ってる?」 自然農研修ではじめて聞いた言葉。 グリーンフィンガーは、園芸業界で言われる言葉で、「園芸の才がある」人のことを指して言うそうです。 充分な自然についての知識がありそれを実践できる。この人が手をかけると、弱っていた植物もみるみる育っていくなぁ、という人。 これは園芸に限らず、農に関しても同じことが言

      • 【自然農】人は楽で楽しくできるものにながれる【田植え記録】

        稲作を持ち込んだ弥生人と、それを拒んだ縄文人。日本全国に普及するまで、なんと約700年もかかったのだとか。 なんでそこまでして拒んだのか、諸説あるけれど いやわかるわ、、 はじめての自然農での田植え、正直大変だった!!そりゃあトラクターや農薬使いたくなる、、、。 これから除草の作業はあるけれど、田植え自体は無事に終わって何より。(ほっ) 私が勉強の場として実践させて頂いている、およそ縦14m×横4mほどの田んぼ。 苗床作り〜田植え終了までの備忘録を書き残していきます!

        • 自然農畑にうどん粉が襲来

          うどん粉が襲来?なにそれ?? となるタイトルでも、畑をやっている方ならピンとくるであろう “うどん粉病”ついに私の畑でも現れてしまった。。。 うどん粉病とは? 見た目の通り、うどん粉に似ているということからこの名前がついたらしいけど ほのぼのした名前とは打って変わって、 この病が進行すると光合成ができなくなって、うまく成長しなくなるらしい。。 そんな!せっかく花もついてこれからの第一果を楽しみにしてたのに。。 見た目は本当になにかのゴミ?みたいで なにこれなんか

        《道草生活(1)》スベリヒユ

          「食べていく」ということを楽に楽しく

          今春から、自然農の畑にいろんな種を降ろしはじめてあっという間に2ヶ月! 約1.5×10メートルの畑に、 小豆、きゅうり、ビーツ、さつまいも、オクラ、白いんげん、キャベツの苗が芽生えてすくすくと成長中です。 これを収穫して和菓子を作るのが今の目標! わくわく!!! 田んぼでも、4月から苗床作りがはじまって 絶賛田植え期間中。 (これがほんとうに大変。。。) 心を込めて種を植えたものがすくすく大きくなっていく様子をみると、本当に嬉しい!まだ収穫してないけど嬉しい!笑 今ま

          「食べていく」ということを楽に楽しく

          やりたいことはたくさんあるけれど。 #今年やりたい10のこと (前編)

          急に思い立ったやりたいことの為に三ノ宮駅から新神戸駅の裏山へ向けて競歩のごとく早歩きをしている。 歩きながらぼやぼやと考える、“今年やりたい10のこと”。 10コどころかいっぱいありすぎて、わりと最近真剣に悩んですらいる私にとってタイムリーなテーマでした。 思い立ったら猛進していくのが私の良いところでもあり、お付き合いが難しいところ。  なぜこんなにせっせと向かっているのかというと、それは「ぜんざい(おしるこ)を食べたい!!」と思い立ったから。 用事まで時間があるし、久

          やりたいことはたくさんあるけれど。 #今年やりたい10のこと (前編)

          和菓子のおもしろさは「言の葉」にあり!

          洋菓子も好きだけど、なんでこんなに和菓子に惹かれるんだろう? それは和菓子には洋菓子にはない独特な楽しみ方があるからだとふと気づいた。 その独特な楽しみとは、「言葉」。   日本には、俳句とか川柳とか昔から盛んで、 雨の名前だって今の時期なら「菜種梅雨」とか「春時雨」。他にも季節に応じて「五月雨」、「秋雨」、「氷雨」など、なんと400語以上あるくらい、言葉で表現することに長けてきた歴史がある。 日本でTwitter(現・X)が人気なのもその名残なのかも? 和菓子にも一つ一

          和菓子のおもしろさは「言の葉」にあり!

          日本“道”のなかに、なぜ「農“道”」がないのか?

          前回の続きです すぐに近場で自然農を学べるところを探して、あれよあれよと勉強会に参加。 思い立ったら猪突猛進。 まるで鬼滅の刃の猪之助状態のわたしは、この日いい意味でへし折られることになります。 勉強会は月に一度、無料で開催しているらしく、 集まっていたのは老若男女、全員で30人ほど。 ハットを被った男性が、倒木の上に腰掛けた。 「なんか寒いなぁ」といいながらもくもく湯気があがるカップを手に持っている。 なんだか雰囲気があるおじさま。畑の持ち主で、どうやらこの方が自然農

          日本“道”のなかに、なぜ「農“道”」がないのか?

          いま必要な「農道」。初心の気持ちをここに記しておく。

          こんにちは! 三月からはじめての自然農をはじめる蝋梅です。 といっても初めての自然農どころか農業をすること自体、経験がありません。。 せいぜい子どもの頃の学校行事でサツマイモを収穫した程度。日常的に土に触れることなく街の中で育ってきました。 そんな私がなぜ農業?しかも一般的な慣行農業より難しいとされる自然農をしたいと思ったのか?? それは、自然農という道がこれからの世界の土台をつくると思ったからです。 え、どーいうこと?なんかアツいなぁ、壮大だなぁと笑われそうで自分でも

          いま必要な「農道」。初心の気持ちをここに記しておく。

          “完璧じゃないこと”が許される。厳しくも優しい茶道の世界。

          こんにちは。 茶道をはじめて一年目の今年、茶道の正月とされる「初釜」に参加させていただきました! 緊張してやらかしまくり、、、。 完璧ではないことが許されるとは、“茶道”の厳しいイメージと矛盾があるような感じですが、 お稽古を重ねていくと、もう一つの茶道の顔が見えてきました。 初釜当日、先生からは客役としていらしてね。とのことだったので、作法がいつもと違うくらいだろう、と普段着で出掛けて行ったのです。 それがまずかった。 来る人くる人、みなさん綺麗なお着物を着てい

          “完璧じゃないこと”が許される。厳しくも優しい茶道の世界。

          一銭も払わずお腹いっぱいになれた立春に、ネオ縄文の光をみる。

          二〇二四年 立春。 私はこれからお世話になる自然農畑がある村で 衝撃を受ける。 自然農を学ぶメンバーの交流会に参加させていただいたのですが なんと、お金を一銭も払わなくてもお腹いっぱいになれたのです。 その日は二十人以上いらっしゃったのかな、 子どもたちも含め、かなりの数の自然農を学ぶメンバーが集まっていました。 わらわらと集まり、誰からともなく餅つきの準備をはじめ、それぞれが持ち寄りの自慢の一品、二品を机に置いていく。 あんこ、酒粕汁、カレー、玄米甘酒、お漬け物、ハ

          一銭も払わずお腹いっぱいになれた立春に、ネオ縄文の光をみる。

          旧正月。年明けということで初めての雑記。

          蝋梅と申します。 ふだんは人の体を揉みほぐし、休みの日は茶道のお稽古に行ったり和菓子(練り切り)を作ったり、最近は次のジブリ作品がナウシカの続編ということで風の谷のナウシカの原作を読んだりしています。 3月からは自然農に取り組む予定!  自然に触れる時間が好きです。 旧正月は節分ということで、鬼とおてもやんの練り切りを作っていました。 このペンネームはうちの実家にある蝋梅の木からとったもので、 越してきて20年ほど経ったある日、 「この木はあんたの木として植えた」 と母

          旧正月。年明けということで初めての雑記。