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「クライアントのありがとうのために」 Pythonもかけ合わせながら経理DXに挑む公認会計士の仕事術

リアライトに中途で入社した山尾さん。公認会計士でありながら、Pythonなどのプログラミング技術習得にも挑戦中。新しいスキルを日々追いかけながら経理DXを進める、その仕事ぶりに迫ります。

コンサル業務に惹かれ独立、その後リアライトへ。クライアントからの「ありがとう」に喜びを感じた前職時代

ー本日はよろしくお願い致します。まず始めに、入社までのご経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか。
金沢大学に通っていて、工学部で機械の設計などを学んでいました。ただ、4年生のとき、どこか面白みを感じられなくて、もっと別の仕事を目指したいなと思うようになり、その中で、在学中に簿記の勉強を始めました。

ー早いタイミングでの方向転換ですね。当時、簿記のどのような点に惹かれたのでしょうか。
簿記を通して、その会社のことを、広く深く知ることが出来て面白いなと感じていました。そのうえ、突き詰めれば公認会計士という職種もあるので、勉強のしがいもあるなと。

元々、数学や物理は苦手だったのですが、簿記であれば、基本的に使うのは四則演算だけです。それなのに、会社の内面が色々明らかになっていく。ここが面白いところだと思っています。

ーたしかに、財務諸表などで色々見えてきますものね。キャリアのスタートは監査法人だと伺っていますが、実際の業務はいかがでしたか。
監査法人では、会計監査というクライアントの決算書のチェックが主な業務内容でした。ただ、あくまでチェックだったので、すごく面白みを感じていたかと言われるとそうではなく。。。
そんな監査の傍ら、コンサル業務で業務効率化やシステム導入などに関わったのですが、クライアントから「ありがとう」と言われる機会が多くて、単純にそれが嬉しかったんです。そこで「あ、コンサルの仕事って面白いな」と。
監査の時って、チェックすることが役割だったので、感謝されることって少なくて。そこから、コンサルの仕事に興味が湧き、監査法人を退職しました。2022年6月頃の出来事ですね。

入社の決め手は「人の良さ」。厚い信頼関係の中でDX化を推し進める

ーリアライトに入社したのが2022年の10月とのことですが、きっかけは何だったのでしょうか。
もちろん、業務内容に惹かれたというのは大きいです。自分が元々興味を持っていたコンサル事業を、まさにリアライトがやっていたので。
それからやっぱり、人間関係ですね。もともと社長の山本とは退職する1年ほど前に知り合ったのですが、山本も含め良い人ばかり。ここだったら楽しくやれそう、と強く思えたので入社を決めました。

ーたしかにリアライトの皆さんとお話していると、物腰柔らかく個性豊かな方々ばかりで、人の良さをひしひしと感じます。
そうなんです。特に山本からは、「一緒の仲間としてやっていこう」という気概がすごく感じられますし、心の底から信頼もできます。それに、会社自体も、お互いに人を責めないし、問題が起きてもみんなでなんとかしようという雰囲気があります。

ー素晴らしい文化ですね。そんな中で、山尾さんご自身はどのような役割を担っているのでしょうか。
業務の効率化支援がまさに業務の内容でして、あとはクライアントへのシステム導入も担当しています。それと自分は、効率化することが単純に好きなので、実は今もプログラミングを学んでいたりします。物事を簡潔にして効率化していくというのが好きなので、そこをひたすら突き進んでいるという感じですね。

ープログラミングですか!経理業務の効率化支援を、プログラミングも絡めながら行っている企業はあまりないように思います。
そうかもしれません。特に自分は今Pythonを勉強中で、このようなプログラミングや、あとはノーコードツールなども幅広く使いながら、徹底的に効率化を進めていきたいと思っています。本当に好きなんですよね、のめり込んでしまうほどで。

クライアントのありがとうのために。スピード感を持って、新しいスキルへ次々に挑戦していく

ー効率化にのめり込むというのもそうですが、Pythonにまで手を出すというのは凄いです(笑)。山尾さんの原動力は何なのでしょうか?
そもそも効率化が好きというのはありますが、あとは、新しい知識が好き。知らないことを知る、ただそれだけのことが大好きなタイプなんです。

ずっと同じことをやっていても飽きちゃうので、それこそ最近は、ちょっとマニアックですが、身体の効率的な使い方とか。古武術でここをこうしたら身体がうまく使えるようになるとか。そういうのをyoutubeで見たりしてます(笑)。

ー知識欲が強すぎて、お話を聞いてて面白いです(笑)
でもやっぱり、新しいことをどんどんやっていかなきゃなという気持ちが強いです。そしてその気持ちは、リアライトに入社し、すごく高まりました。会社自体が、やっぱり勢いもスピード感もあって、ベンチャーならではだと感じていますし、自分もその中できちんと成果を出していきたいなと思っています。

ーありがとうございます。最後に、仕事をする上で大切にしていきたいこと、今後の目標などあれば教えてください。
そもそもリアライトに来てから、「クライアントに何を提供できるか」という、この意識が徹底的に変わったんですね。監査時代は、基準を守ってチェックしていれば済んでいたのが、コンサルともなると、支援の型もないし、クライアントが喜ぶことが正解。山本たちは、その意識が自分より全然上で、衝撃を受けたことを今でも覚えています。

なので、誰かにありがとうと言われるような成果を出し続けたい。そのために仕事をしたいと思っていますし、あとは、やっぱり仕組み作りですかね。Pythonもその1つですが、色々な業務を徹底的に効率化していきながら、自分もレベルアップしていって、クライアント含め、社内からも、「楽になったよ」と言ってもらいたい。そんな仕事をし続けていきたいと思っています。


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