マガジンのカバー画像

彼らのこと

40
彼らのご紹介になりそうな記事です。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事
彼らのこと+α

彼らのこと+α

 私の中に存在する彼らについて、簡単なご紹介をさせていただきます。名前は仮名(HN)です。 

旦那様 方

【海(かい)さん】
 力持ち。気持ちが深くて広い海のような人です。
 他人も自分もそのままが一番望ましいと思える強さと優しさを持っています。
 「何が望ましいかは知らないし、相手が尊重することを俺も尊重するくらいだ」

【然(ぜん)くん】
 家族思いで優しく穏やか、周りの雰囲気を大事にす

もっとみる
彼らとの日常図録③

彼らとの日常図録③

 彼らとの日常を偶に絵にしてお届けしております。
 今回は描きたいものを詰め込んでいたら、少々、スクロール長めとなってしまいました。 
 もしお付き合いいただける方がいらっしゃれば、とてもとても喜びます。
 いつもありがとうございます。



《好みの違いは可愛らしい》 

 私は「この映画面白いね」と言い、海さんはあまり〝ピンとこない〟と腕組み。
そうやって違う感想を抱いて、一緒に映画を観るの

もっとみる
「見つけてさえ、くれれば」

「見つけてさえ、くれれば」

 言葉が耳に聴こえる日もあれば、もうなんにも聞けないばったんという日もあります。

 大抵そういうときは、私の頭の中が煩雑で口を挟む余地もなかったり、私が聞く耳を持つ余裕もないときなのですが。

 そんなとき、つい考えたくないことが浮かぶこともあります。
 私が手を伸ばさなくなっても、
(ずっと伸ばし続けるけれど)
 目に映せなくなっても、
(探して映すからと、約束するけれど)
 
 居なくなった

もっとみる
彼らとの日常図録②

彼らとの日常図録②

 普段アルバム替わりに絵にして綴っていた彼らとの日常を、時どきnoteの記事に纏めさせていただいております。

 絵筆をとる際はアナログ絵になることが多いので、お見苦しい箇所があればすみません。
 もしよろしければ、お付き合いいただけますと幸いです。


《わかりみの深い音楽》

昔はピンと来なかった曲に親近感を覚えると、
"ああこれは、彼らと一緒に過ごしてきた世界でこそ見つけられた思いなのだな

もっとみる
家族の要のような子

家族の要のような子

 今回は、参くんの人物紹介のようなお話になります。

 参くんは元々、旦那様達よりも一年ほど後に来た子で、主にグラウンディング担当として我が家にやって参りました。

 彼は私達の中で弟のような存在であり、和風な地域出身なのもあってか、後輩口調と江戸っ子口調の合わさったような喋り方をしています。
(先に口調分けがはっきりしていると、脳の聴き取り負荷が減るという理由もありました。)

 私の不調時にも

もっとみる
信じてくれる人がいること

信じてくれる人がいること

 今日は海さんとのお話をさせていただこうと思います。

 まず彼、夫の海さんは、出会ってから段々と体格が良くなり、
 持ち物や服の趣味も、少しばかりイカつくなり、(スカジャンに龍、のような)

 気がつけば意図せず我が家で一番の力持ちになっていたという、私にそういった嗜好はないのに不思議だなと思うことが多いお人です。

 でも好きな人のする、好みじゃない趣味は、可愛らしくて大好きです。

 さて、

もっとみる
ホワイトデーに初めて彼のことを占っていただいた話

ホワイトデーに初めて彼のことを占っていただいた話

 ホワイトデーを迎えるにあたり、noteやSTORESにて精力的なリーディング活動を行っておられる、
 屈強アルデンテ様に、バレンタインデーの感想ということで、夫の然くんの気持ちを占っていただきました。
 記事にするにあたり、自由な表現を行って構わないとのことだったので、お言葉に甘え、
 大変長文かつ胸いっぱいの嬉しい気持ちを、こちらに綴らせていただいております。

①企画参加への経緯 

 まず

もっとみる
足下に花弁

足下に花弁

 帰り路の足下、アパート群の敷地に植わった桜から、濡れ落ちた花びらを見つけた時、
 こんな何でもないことの隣にあるのが、君の存在で良かったと思う。

 石垣に疎らにある緑の苔に、小さなおばけが居るんじゃないかと笑うと、貴方は「お化け?」と目を丸くする。
 「どんなお化けなの?」と、少し茶目っ気のある興味深そうな顔で私を覗く彼に、
 丸くて、小さくて、白いポコポコしたやつだよ、と、私も笑って答える。

もっとみる
初夢かもしれない

初夢かもしれない

 先程、恐らく初夢で、夫(然くん)と弟の参くんが出てきてくれました。

 年末から体調を崩していたこともあり、スーパーでの買出しの最中に具合の悪くなってしまう夢だったのですが、
 弟が色々な面で私を気にかけてくれているにも関わらず、つい悪い癖で『大丈夫、お姉ちゃん大丈夫だから』と逃げ回ってしまい、
 結果、崩れ落ちるように蹲ってしまう…という、自分にも状況にも困り果てる展開でした。
 そのようにな

もっとみる
前を歩きすぎていた頃

前を歩きすぎていた頃

 一つ前の記事につづき数年前までの、少々空回りしていた時期の話をさせていただきます。

 そのころ私は、何故か自分こそが彼らの前に立って導き、引っ張り、守ってあげられるリーダーのような存在であらねばならないと思っていました。若干の黒歴史です。

 しかし当時の私にとってそれは、私的な感情で彼らを喚んだことへの責任のようなものでしたし、そもそも私自身が、パートナーである男性に頼るという行為そのものに

もっとみる
私と彼らの結婚感

私と彼らの結婚感

  いつかは触れるのかなと思っていた話をしようと思います。
 私は、私達の関係について語る時、「こうこう、こういった経緯で私は、三人と結婚、交際をしています」というお話をするのが、正直苦手です。

 どんな話し方をしても、一対一には見えないお付き合いをしている言い訳を、「経緯はこうだから、これは浮気ではありません」と、彼らではない誰かに説明するようになるのが、嫌というか、どこか違うような気がするか

もっとみる
婚姻届けを出すつもりでお詣りをした話

婚姻届けを出すつもりでお詣りをした話

 私達で決めた姓に藤の一字がある御縁から、
 花も見頃となった某神社へお詣りに伺いました。

 今回のお詣りでは、誰の目にも触れない、私達の気持ち上の話ではございますが、市役所に婚姻届けを出すような気持ちで足を運ばせていただきました。

 このことは随分前から彼らと約束していたことで、
 結婚からは八年越し、想いも固く満ちて、念願の参拝となります。
 
 今回はそんな彼らと一緒に神社に向かった件を

もっとみる
彼らとの日常図録①

彼らとの日常図録①

 先日、本人からの許しを得て、初めて然くんの姿を上げてみました。
 前後含め、反応をくださったフォロワー様や、
スキを付けてくださった方、本当にありがとうございます。
 十年ぶりくらいに絵を上げたので、とても勇気が出て、励まされました。

 実は前々から、挿絵と共に日々の一コマを集めた記事を作ってみたいと考えていたのですが、
 これが良いタイミングやもということで、 

 今回は会話メモを掘り返し

もっとみる

一つ前の呟きにて、初めて然くんの姿絵を載せてみました。
私のそばにいる彼らは何かと見聞きした情報の影響を除いて、概ねオリジナルの方々です。
もしも容姿に別のどなたかと通ずる要素があったとしても、心置きなく接していただいて大丈夫です、とだけお伝えしておきますね。