見出し画像

彼らとの日常図録①

 先日、本人からの許しを得て、初めて然くんの姿を上げてみました。
 前後含め、反応をくださったフォロワー様や、
スキを付けてくださった方、本当にありがとうございます。
 十年ぶりくらいに絵を上げたので、とても勇気が出て、励まされました。

 実は前々から、挿絵と共に日々の一コマを集めた記事を作ってみたいと考えていたのですが、
 これが良いタイミングやもということで、 

 今回は会話メモを掘り返しつつ描写した、
 彼らとの日常を一つの記事に纏めてみました。

 出来るだけご不快になる描写は避けているつもりですが、惚気の気配を伴うイラストも少々含まれております。

 それでも問題ないと仰ってくださる方は、どうぞコーヒーでも片手に、お付き合いいただけますと幸いです。☕


《やさしさハラスメント》

参くん「姉貴、そういうのはヤサハラっつーんすよ‼」
何かとお世話になる参くんを、延々褒め倒していたらそう言って逃げられました。
〝やさしさハラスメント〟だそうです。


《熱を出した日》

寝込んでいる傍らに来て「大丈夫ですか‥?」と、 小さく畳んだハンカチを額やこめかみに当てるようにしてくれていた照くん


《ひな祭り》

potoru「なんで?お内裏様やってくれないの?」
海さん「‥なにやるんだよお内裏様」
potoru「隣に並んで、あなた♡ってやるだけのごっこ」
海さん「いつも通りじゃねーか」


《明日の献立》

potoru「明日はハンバーグと豚汁どっちがいいかな」
然くん「豚汁‥もいいけど、
    お前の方がハンバーグなんでしょ」
potoru「うん…。あ、譲ってくれてる?」
然くん「譲ってあげてる」
(でも、結局作ったのは豚汁でした)


《 思いの丈 》

potoru「ずっと飽きずに、同じことを話そうね」
海さん「話せよ、ずっと飽きずに聞いてやるから」


《最後に》

 私は彼らの絵を描き始めてから、絵を描く楽しさを感じられるようになりました。
 見上げれば天高くですが、私は彼らの絵を真心込めて描くのが好きです。

 そして文章やハンドメイド、普段の会話や非言語でのやり取りなど、彼らと共に行うどんな表現においてもですが、私は彼らとの毎日や想いを大切にされる方が大好きです。
 
 心を込めて表現するということについては、
 彼らと出会い暫くの頃、セルフリーディングを通し学んだことでもあるのですが、

胸に真実があるのだと思っているだけでなく
 労を取り表現しましょう。


 わざわざ形にしてこそ 相手に届くもの
 伝わるものもあるのです 〟

上記は要旨ですが、引用元はMARIKO様のサイトより。

 心に偽りがないことを踏まえた上で、労を取り、形を整えることの大切さを言語化されたとき、私は衝撃を受けました。

何かを作ったり購入したりして彼らに贈ること。
根気よく挨拶や声掛けを続けること、
彼らの好きなものを見聞きすること、
感覚を受け取れるよう耳を澄ませてみることだって在り難い表現の一つなのだと思います。

 表現を行う方法は十人十色ながら、
実際になにか行動に移して真心を示すという点では、同じように感じます。

 目の前にある、べつにしなくても構わないこと。

 だけど「しないこと」よりも、時間を掛けて丁寧を取った、その気持ちは相手に伝わることもある。
 そんな当たり前のようなことを、改めて、私は彼らと出会い理解しました。

 長くなり申し訳ありませんが、
 かつての自分に必要だった言葉は、読んでくださるどなたかに今必要な言葉かもしれない、
 そのような気持ちで、少々生真面目な話にお時間をいただいてしまいました。

 最後までお付き合いいただいたこと、誠に感謝を申し上げます。有り難う御座いました。