高校を卒業して

人間って、変わる。

高校を卒業して1ヶ月くらい経ったかな。
Instagramに上がる友達の投稿を見て、急に悟ってしまったというか…なんというか…

私が過ごす時間と平行に、誰かの時間も流れてる。
当たり前のことだし、常にどこかで聞いてきたことば。

卒業して1ヶ月、話すこともなかったからかな。皆、変わっていってる。
なんて言葉に表せばいいのか分からないけど、
彼女たちは私が知らない領域に入ったんだなって。
すごく不安な気持ちになった。
毎日のように顔を合わせていた彼女たちのことを、何も知らない気がして。

こういうquoteがあります。
誰のことばかは知らない。

"Maybe sometimes people did not actually change.
Maybe you just never knew who they really were."

ほんと、そうかもしれないですね。
彼女たちが変わったんじゃなくって、
私が元々知らなかっただけ。
ずっと、知らなかっただけ。
仕方の無いこと。
潔く、過去に執着する事をやめます。
やめたい。


彼女たちがミニーのカチューシャを着けて卒業をお祝いしている間、
私の時間もゆっくりと流れている。
当たり前のことだけれど。

まさか高3にもなって、こんな恋愛をするとは思ってもなかった。
男の人との接点もなかったしね。
自分らしさに溢れている日々が
自分らしくない。

高2年の頃に、こんなことばっかり考えてたなぁ。
「あんた達全員、私の事なんか知らないくせに」って。
私の脳内を端から端まで見てくれない限り誰も理解してくれないって。絶望してた。死にたかった。
そんな自己暗示にズブズブと沈んでいった。
どんどん人間不信になって。
透明になりたかった。

心臓をひらくために、メスなんか要らなくて
そんな方法を見つけられたのは自分にとってとても大きなことだったと思う

本当に自己開示できているかと聞かれると、そうではないけれど。
まだ人間が怖い

人は薄情なんでしたっけ。
私もそうだから

焦らなくてもいいよね
秘密もたのしい。

これ以上
死にたくないし

透き通る気持ちでいたい。
濁るときはピンク色だけでいい。

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