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△ベストコスメを選びながら「好き」の概念を考えた話

へんてこなタイトルをつけましたが、まずは普通に化粧品の話を。
以前note公式さんの記事を見ていたときに、わたしもコスメのこと書きたいな~とふんわり思って、少し前から考えていました。

わたしはお化粧には疎くて、始めたのも遅かったけれど、今ではコスメ売り場(主にプチプラ)を眺めるのがとても好きです。お化粧という行為よりも、化粧品そのものにときめく感じ。
実際にはあまりうまく使いこなせないし、だからそんなにたくさん持ってないけど、今年買った&よかったものを書いてみます。

2019年△的ベスコストリオの皆さんです。(語感がクシコスポストみたい)

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(なんか写真が残念な感じ…。気が向いたら撮り直します。)

それでは、左奥から順番に。

●アイシャドウ:エクセルのスキニーリッチシャドウ

春の限定色SR09です。
発売時にはノーマークで、その後も存在を知らずにいたのですが、かなり時間がたってから偶然の出合いを果たしました。店頭で1つだけ置かれていたものを見て、ひとめぼれで購入(と言ってもひと晩は考えた)。
見つけたその場ですぐ買いそうになったけど、失敗したくない!と思って、いったん家に帰って、クチコミとか調べて。使い勝手の良さそうな色だとわかったので、次の日に買いに行きました(笑)

以下は某コスメサイトにも投稿したため、転載を疑われないか心配なのですが(別のHNを使っています)、わたし的SR09の使い方。

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4色すべてを同時に使うことは稀で、右回りの3色でオレンジ系、左回りの3色でピンクブラウン系、と使い分けています。パレットひとつで2通りのメイクができるので、泊まりで出かけるときにも便利です。朝起きて、「今日はオレンジね!」みたいな気まぐれが叶っちゃう。

下まぶたに初めてシャドウを入れたのも、このパレットを買ってからでした。3色ずつ使うと言いながら反則なのですが、ピンクブラウン(左回り)の日に、右上の淡いオレンジをちょこっと下まぶたのキワに入れます。
はい、かわいい~!(わたしが、じゃないです、シャドウが)

止まらなくなりそうなのでお次へまいります。

●リップ:セザンヌのラスティングリップカラー

102番です。
色番と言えば、以前リップを買うときにレジで「お色は○番でお間違いないですか?」と聞かれ、なんのこっちゃ!と焦ったことがあります。当時わたしは、恥ずかしながら色の名前でしか認識しておらず、今となっては良い思い出です。

というわけで、この102番、店頭ではブラウン系と書いてあるけど、実際に塗るとピンクベージュな感じ(発色には個人差があるかも)。写真は少し濃いめに写ってしまってレッドブラウンっぽくもありますが。
もともとの唇の色があんまりないから、つい、赤とか「色を塗ってます感」のあるものを選んでしまうけど、それって落ちたときに逆効果なのでは?ということにようやく気づきまして(笑)
なじみやすいピンクベージュなら、「つけてます感」も「落ちました感」も目立たない、最高。というわけで、今年のお気に入りリップでした。

●アイシャドウ:マジョリカマジョルカのシャドーカスタマイズ

ベストコスメ3つ目は、チーク!
…ではなく、またアイシャドウです。ベストコスメだけではお顔が完成しません、困った。

でも、それほど「良い」と思ったんです。
それほどというのは、「わたしが書くまでもなく人気のお品なのは明白だけど、やっぱり載せたくなるほど」「ジャンルが偏ってベストコスメの2/3がアイシャドウになることも厭わないほど」の意。

このシャドーカスタマイズ、一時期、コルクとテディの組み合わせがめちゃめちゃ人気でぜんぜん売ってなかったんだけど、秋に新色が出たらそっちに分散したのか、最近ちょくちょく見かけるようになりました。
ぴとっと密着する感じがすごく良い。濃い方のテディは買ってなくて、コルクだけ使っています。セザンヌのバーガンディ(ジェルアイライナー)で締めたり、もはや締めなかったり。
あ、エクセルの左下のカラーとも相性いいです。

はじめにも書いたように、お化粧自体はそんなに得意ではないので、あんまりやる気が出なくて最低限で済ませてしまうことも多々。そんなときに、とりあえずこれがあればノーメイク感からは脱出できて、とってもありがたいアイシャドウでした。

ベストコスメまとめ からの 2019年まとめ

ベストコスメって、いろんなコスメを試した人が書くもの(もっと言うと、いろんなコスメを試していろんなコスメを知ったうえで初めて、書く権利があるもの)だと思っていたので、わたしのような平民(?)がこんな投稿をするのは正直、憚られます。だからこそ、コスメサイトではなく、noteに投稿することを選んだわけですが…(小心者)。

「好きなものを好きと言う」ことは、わたしの今年の目標でもありました。たくさん持ってる(食べてる、飲んでる)かどうか
とか、
それについて詳しいかどうか
とかって
「好き」とは別次元の話じゃないですか?それなのに、「好きだ」と言うと、「じゃあ詳しいんだね」って言われる世の中。気にしすぎかもしれないけど、ちょっぴり居心地の悪いときがあります。

もちろん、「手持ちが増えるのは好きだから」だし「詳しくなるのも好きだから」なんだけど、わたしの感覚では「好き」の概念の方が広くて、その中のいくつかが「たくさん持つ」だとか「詳しくなる」ことにつながるので、それらは必ずしも「好き」と一致するわけではないのです。

ここまで書いてふと思ったけれど、「好き」という言葉を選ぶから、悩んでしまうのかもしれませんね。たくさんは持ってない、詳しくもない、そんな状態って一般的には「興味がある」と言われているやつなのかも。それをわたしが「好き」と拡大解釈してる?なんかそんな気もしてきました。

それでも、わたしはこれらを全て「好き」としてずっと認識しているし、「周りの反応に流されず、好きなものについて書いてみたい」との思いが、noteを始めるきっかけのひとつでもありました。6月からなので、まだ半年、半人前ですが。

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(ちょうど今日の画面。noteさんのスクショって使って大丈夫なのかしら、そのへんの規約がイマイチわかっていない…。問題ありましたらご教示くださいませ)

noteを通して、今年の目標「好きなものを好きと言う」ことが何度も達成できたと思っています。
代表例:
お味噌汁に手毬麩を 久しぶりに食べたらやっぱり「好き」!
おかえりひよこについて 一匹しか持っていないけれど「好き」!
お茶との距離感を考えてみる 少しずつしか飲んでいないけれど「好き」!
「立ち読み絵本」シリーズ  もはや持っていないけれど「好き」!

こんな感じで、どの「好き」にも、言い訳が付随します。正々堂々「好き」と言い張れるようになるには、もう少し時間がかかりそう。

別に今年最後の投稿ってわけじゃないんですけど、こういう話って、そういう流れの中でしか書けないので。せっかくだからコスメの話の延長線として書いてみました。noteをうまく使いこなしているユーザーさんだと、こういうのは2つの記事に分けて、適切なタイトルをつけ、それぞれの閲覧数を伸ばしておられるのだろうなと思いつつ。来年は、そのあたりももう少し上手になれたらいいな。

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