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△の「立ち読み絵本」1歩目

突然ですが、わたしは絵本というものが好きです。

以下、思いのほか長くなってしまったので、本題へ急がれる場合は目次の3項目をご利用ください。でも、できれば前置きも読んでいただけると嬉しいです。

△と絵本について

幼少期には、好きとか嫌いとかを考えることもなく、数少ない行動パターンの中のひとつに「絵本」が入っている感じだったと思います。もちろん、いま思えば「好き」だったんだろうけど、当時はあんまりそういう認識がなかったというか。
そこから、自分で縦書きの本を選んで読むようになった小学校低学年時代、ほかにどんなおもしろいことがあったのか本からスッパリ離れてしまった高学年~中学時代、通学の電車の中で短編にかじりついていた高校時代、等を経て、もう一度「絵本」という選択肢に立ち返るタイミングがありました。これは人生2度目の絵本ブームということになるだろうけど、自分の意志で絵本を選ぶという意味では、ビギナーそのもの。

ただ、ブームと言っても、買うわけではなくて。借りたり立ち読みしたり、その程度なのです。それも、出かけるたびではなくて、ふと思い出したときだけ。それでも、「好き」って言っていいかしら。
絵本作家さんには申し訳ないなと、つくづく思います。でも、未婚の成人女性(もちろん子なし)として、趣味で絵本を買い漁る気にはなれないのです。幼少期に「読み聞かせをしてもらった」記憶が強すぎて。大人が自分のために絵本を買う光景が、想像できない。

※誤解を招かないよう念のため書き添えますと、絵本を購入される大人がたくさんいらっしゃるのはわかっています。デザインの勉強をされていて参考のためとか、ファンとしてとか。それに対してどうこう言いたいわけではなく、あくまでも「わたしが」絵本をなぜ買わないのか、言い訳めいたことを書かせていただきました。

この投稿の目的

そんなわたしが出合った絵本たちを、せっかくだから記録できたらいいな。そんな思いで書き始めました。買わないからには、どこかに書き残さないと、出合ったこと自体が薄れていってしまうから。

タイトルには1歩目と入れてみたけど、何歩までいくのか、全然わかりません。ナンバリングする意味もないくらい、続かないかもしれないし。それでも、続ける気が沸き起こったときにナンバリングが後押ししてくれる気がして、とりあえずの「1歩目」。

借りたか立ち読みしたかは区別する意味があんまりないかなと思ったので、どういう読み方をしたとしても、語呂のいい「立ち読み絵本」で統一します。今後もし、気の持ちようが変わって自分のために絵本を購入するようなことがあれば、そのときはタイトルにも変化が生じるかも(笑)

ボリューミーな記事が書けそうにないから気軽なものを、と思ったのに、前置きが長くなってしまいました。それでは記念すべき最初の「立ち読み絵本」です。

11月24日の立ち読み絵本

ヨシタケシンスケさんの絵本って、文字までオリジナルでかかれていて、独特の空気感があると思います。新作の出版とか、追いかけてるわけじゃないのに、書店でふと目についたら「あっ、ヨシタケシンスケさんだ」ってすぐわかる。はじめて読んだのは、りんごのやつだったかな~。

正直、わごむがどうなるか、予測はつくんですけど。なんか、夢中でページをめくってしまいます。手がとまらない。

「わごむ」って、ひらがなで書くと、受ける印象がずいぶん変わるなと思いました。輪ゴムだろうとわごむだろうと、指し示すものは同じなのですが、後者のほうが、この絵本の中で繰り広げられる物語になじむ感じ。大人の感覚で「輪ゴム」って書いちゃうと、夢がないというか、味気ないというか。

そして予測を上回る、スーパーポジティブなオチ。軽くnoteの記事が1本書けちゃうくらいの原動力にはなりました。

ひっそり裏話(あとがきに代えて)

実は、noteで絵本について書こうと思ったのは、ぽこねんさんのおかげです。お子さまと楽しまれたたくさんの絵本の中から、「お気に入り」を記録していらっしゃって、読むとほっこりします。

しばらく投稿がなくて寂しく思っていたところ、つい昨日、更新されていました。わたしには、せっかく読ませていただいても「これを参考に誰かに読み聞かせをする」とかそういう予定は全くないのですが、個人的に楽しませていただいております。負担にならない範囲で、これからも続けてくださったら嬉しいなあ…。

さて、本題はめちゃくちゃ短いのに、なんと2000文字クラスにまで膨らみました!ほとんどが前置きとあとがきなので、今後はかなり簡素になるだろうけど。近いうちに2歩目を書けたらな、と思います。
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