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人体にまつわる数字

こんにちは。
今日からブログを始めます。
どうぞよろしくお願いいたします。

血圧と呼吸の関係

今日は日本高血圧学会が定めた高血圧の基準となる数値と、
インドの伝承医学アーユルヴェーダの数値を比較してみました。
お付き合いいただければ幸いです。

以下は日本高血圧学会の定めた
高血圧と判断される数値の基準です。

1987年 180
1997年 160
2004年 140
2017年 135
2019年 130

何をもとにこの基準が定められたのか定かではありませんが、
年々数値が低くなってきています。

一方で、
インドの伝承医学アーユルヴェーダ では、
まず人の体質(風・火・水またはそれらの混合型)
が何であるかを判断します。
それから、その人の体質に沿った健康に近づくよう
食事や運動で改善していきます。
そのため日本高血圧学会のように一括りな数値はありませんが、
おおまかな数字をあげています。
以下がその数字です。

18
おおよその人の1分間の呼吸の数

その2倍の36
おおよその人の体温

その2倍の72
おおよその人の1分間の心拍数

その2倍の144
おおよその人の最高血圧


アーユルヴェーダ では人それぞれの体質をもとに、
ヨガを治療として取り入れています。
なぜなら
ヨガで一番大切なのは呼吸だからです。
呼吸が唯一、自分の内側と外側を繋ぐものであり、
呼吸をコントロールすることができれば
体温や心拍数、血圧までコントロールできるからです。

そしてアーユルヴェーダ は体質によって
呼吸や体温、心拍数、血圧に差があるのが自然という考えです。
体質は大まかに3つあり、
その3つの体質の混合型もあります。
大まかな3つは以下の通り。


呼吸:浅く多い
体温:低め
心拍:多い
血圧:低め、または最低血圧と最高血圧の差が小さい


呼吸:標準的
体温:高い
心拍:標準的かそれより高め
血圧:高め


呼吸:ゆっくり
体温:低め
心拍:ゆっくりで安定している
血圧:標準的かそれより低め

こんな感じ。
私は肉体的には水と火の混合型で、
水の割合が多い感じがします。

なので自己分析では以下のようになります。
呼吸:ゆっくり
体温:標準的
心拍:標準的
血圧:低め

自分の評価をヨガ療法で整えるとすれば、
ヴィンヤサスタイルのヨガが向いていると感じます。

血圧はコントロール出来ます。
自宅に血圧計のある方は、
通常の呼吸と、ゆっくり呼吸した状態、または速い呼吸で、
血圧を比較してみると面白いと思います。
とくに息を吐くときに血圧は下がります。
呼吸の吸うと吐くの割合を変えて計測してみるのも面白いかもしれません。

塩分や脂っこい食事やお酒やタバコが好きな方は、
自分なりにリラックスできる方法を日常に取り入れ、
呼吸に意識を向けたヨガを行うのが良いと思いました。

お読みいただきありがとうございました。

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