![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69856686/rectangle_large_type_2_42318eb8f7571ae0da83ffda0320a467.png?width=800)
🇳🇱ロックダウンの実情〜密・マスクなし・大規模パーティー〜
オランダに住んで1年になるが、この国の「奔放さ」には驚きの連発だ。
過去に欧州3カ国住んだことがあるが、欧州一、いや、先進国で最も奔放な国ではないかと、確信めいてきた。
コロナ禍では、その傾向が顕著に出た。
2021年12月いち早くオミクロンの聖地となったオランダは、1月中旬までハードロックダウンが決定した。久しぶりのロックダウン。それもクリスマス・年末年始とイベント目白押しの時期に。しかし、オランダ人には何処吹く風だった。
なんとハードロックダウン中に、新規感染者数は、過去最高の一日3万人を記録(日本の人口にすれば一日39万人ということになる)。どこまで記録更新するつもりなのか。
![](https://assets.st-note.com/img/1642081422952-UiS2KmowfP.png)
元旦は、深夜0時から、家庭での特大打ち上げ花火や野外パーティーのオンパレード。新年の器物損壊額は13億円以上にも上り、700人以上が花火で負傷したそうだ。
さらに、極秘の大規模パーティーが行われ400人が参加した。警察が到着した頃には開催者は逃亡・身元不明。大勢の参加者は、罰せられることもなく爽やかに解散した。
室内バーで飲み食べしている人もいれば、テラス席が満席のお店も一部ある。
全て、ハードロックダウン中では罰金案件。カオスの一言につきる。
もはや当たり前の光景になってしまったが、道端では誰もがマスクをしていない。推奨されているソーシャルディスタンスも死語。街を歩いていると、コロナはもう終わってしまったかのような錯覚に陥ってしまう。
残念ながら、この国の「推奨事項」は誰も守らないものらしい。世間で言う「自粛・ロックダウン疲れ」は、オランダでは「ロックダウン忘れ」と言うのが正しいのではないか。。
これがオランダのハードロックダウンの実態。
もっと知りたいことがあれば、ぜひコメント欄へ。
コロナへの姿勢は置いておいて、こんなオランダでも(!?)学ぶべき良い点もあると思っている。
過去記事にも書いたように、保守的にならない先進的な国だ。政策にしろなんにしろ「とりあえず実践して間違えていたら修正すれば良い」というフットワークの軽さに、人々も明るく、裏表がない。
もしオランダ人に興味を持った方がいれば是非、↑の記事も読んでもらえると嬉しい。
ではまた!
参考:
https://nltimes.nl/2022/01/04/new-years-damage-estimate-placed-10-million-euros
https://nltimes.nl/2022/01/09/police-end-party-400-guests-haarlem
こんにちは、ニケです^^ もし記事を気に入っていただけたら...100円でもサポートいただけると嬉しいです。今後の欧州研究のために使用させていただきます!