マガジンのカバー画像

35mmフィルム

10
35mmフィルムを使用した写真を題材とした記事をまとめています
運営しているクリエイター

記事一覧

フィルムカメラとクリップオンストロボ直当てで夜のポートレート 【感想編】

はじめに。 今回の記事は2つに分けて載せていて、ここでは使用した機材や撮影での気付きなど「感想編」としてお届けします。 もうひとつの記事にて写真のみの「写真編」としてお届けしていますのでこちらもご覧ください ↓↓↓ 全てが初めての挑戦でした。 ・夜のポートレート自体が初めてなのにフィルムで。 ・24mmでのポートレート撮影。 ・クリップオンストロボ直当て。 現像・データ化してみないとちゃんと撮れてたか確認できないフィルム。ストロボ光が強すぎて全て白飛びしまくりの大失敗な

CineStill 800T × 夜の街

ほんとは120filmを使いたかったけど、この時は入荷の見込みが無いとのことで35mmでの撮影となりました。 今回は「CineStill 800T」の特徴を引き出せる写真を撮るために時間をかけて撮影してみましたが結果はどうだったのか? 撮影に向かう前に今までに撮った写真を振り返り、ここなら「らしい」写真が撮れそうって場所をいくつか選定した上で出かけました。が . . . データ化を終えてみると、思ってた以上に特徴を引き出せていなくて軽く凹む。 そして、最近は中判フィル

CONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.7 AEJ 【フィルム編】

このレンズの最も優れているところは「軽さ」ではないでしょうか? なので、重量を気にしなくて予算に余裕があるならPlanar 50mm F1.4一択だと思います。特にデジタルでしか使わない方には。最短撮影距離も大きく違います。 とはいえ、めちゃくちゃ優秀です。 スナップの時、常にカメラを手に持って歩き回る私としては 「機材の軽さは正義」 そして、フィルムで撮影する時に開放で撮ることがほぼ無い私には重い大口径は必要ない。 逆に、デジタルと組み合わせる時は開放のみで撮ります

ポラロイドカメラを使ってみた

ポラロイドカメラは撮るためにではなく飾るために集めています。 飾っている場所はトイレでこんな感じ↓ 種類も多く見た目も可愛く同じ型でも色違いやキャラクター、ブランドとのコラボなどコレクター心をくすぐるポラロイドカメラ。 だからなのか安く手に入れようとすると難しい。なかなか集まりません。 そんなポラロイドカメラを今回はnote用に使ってみました。 使い方も使用できるフィルムも何もわからなかったのでまずは下調べを。 そこで気づいたのは フィルムがめちゃくちゃ高い! 1箱8

Kodak ULTRAMAX 400 と ストリート

海外のフィルムフォトグラファーのYouTube動画をよく観ますが、このフィルムを使ってる人いないような気が . . . (笑) KodakでISO400のカラーネガフィルムだとPORTRA一択なのかな? ウェブサイトではPORTRAは「プロ用」ULTRAMAXは「一般用」と記載されています。 PORTRAとは違い35mm用のみで販売されている「ULTRAMAX 400」 フィルム価格高騰の今、それでも撮り続けようとすると少しでも安いフィルムを選んでしまう私は使っています。

フィルム写真好きにおすすめ!

みなさん、現像後のパトローネはどうしてますか? 特に珍しいフィルムを好んで使っている方は現像後フィルムと一緒に受け取っていることと思います。 回収したパトローネはどうしていますか? 今回はおすすめの飾り方をご紹介します。 ご用意して頂くものは一つ。 100均の「Seria(セリア)」にて販売している下記のケースを用意するだけ! 驚くほどのジャストフィット! 私はいつも現像に出してるラボさんのご好意で現像済みパトローネの山から選ばせてもらって頂戴してきました。 50

ムーミンバレーパーク × フィルムカメラ

久しぶりにフィルムでの撮影。どこへ行こうか? 歩き回らずひとつの場所で1本撮りきれる場所にしたかった。 最初に思い浮かんだのは以前に一度訪れたことのある「メッツァビレッジ」 宮沢湖を見渡す景色がとても綺麗だったから。 ってことで決定。メッツァビレッジへ出発! そうそう今回の撮影にはもうひとつ楽しみにしていたことがあった。 西武鉄道特急車両「 Laview 」に乗ること。 大きな車窓の内側に見える鮮やかな黄色の座席がとても印象的で機会があれば乗りたいなーと思っていた。 メ

Nikon FE あるある? 【作例あり】

久しぶりに新たなフィルムカメラを購入。 前回購入した「Nikon EM」は試し撮りしたら36枚中飛び飛びで5〜6枚が真っ黒。ミラーショックの凄まじさも気になっていたので原因を追及することなく使うのを止めてしまった。 次もニコンにしようと思っていたので色々調べていく中で目星を付けたのが今回購入した「Nikon FE」 そりゃ上位機種が欲しいけどフィルムだけで撮り続けていくって強い気持ちがあるわけでもないから今は安いのでいいの。 モルトを張り替え、無水エタノールで外観を綺麗に

レンジファインダーカメラ 「Zorki-4K」 で撮影をより楽しく

35mm一眼レフのフィルムカメラを経験して、次に興味を示したのはレンジファインダーのカメラ。 まずはお試しということで安価な物を探している中で手に入れたのが今回ご紹介する「Zorki-4K」  私のは1975年製。 見出し画像でわかるようにレンズは「Jupiter-8 50mm F2」 購入した時は後期の黒鏡胴が付いていた。が、シルバー鏡胴のほうが似合うと思い以前から持っていた初期の指掛け付きに変えた。うん、似合う。 とても好きです。このカメラ。 好きだけど好きじゃない

ILFORD ORTHO PLUS 80 に出逢った 【作例多数】

このフィルムの特徴は、 「赤の感度が無く、赤とオレンジが標準のパンクロマティックフィルムより強いコントラストで暗くレンダリングされる」 . . . はて? 少し前に海外のフィルムフォトグラファーへレビュー用に配布されたのか動画がまとまって上がった時があった。 チャンネル登録している方々の動画を観てみると好きな感じ。 モノクロフィルム はこれまで一度も使用したことはない。 それどころか正直モノクロの良さがわかっていない。 撮らずに言うな。撮ってみなきゃ気づくこともできない