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『こいつ謝んねーな形だけでも謝れよ』思うときに読むnote

『こいつ謝んねーな、あぁイライラする』

きっとこの記事に辿り着いたあなたは、
一度はこんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか?

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こんにちは、まるるです。
私は現在アドラー心理学・脳科学を用いて、
「生きづらさからの解放」を軸に延べ50人以上の女性を軽やかにしてきました。


今日はタイトルのとおり、
「相手に謝ってほしい」と思う
「相手に謝罪を求める心理」を
読み解いていきたいと思います。

きっと読み終えたあとには、
イライラする気持ちが変わっているのではないかと思います^^


それでは早速ご相談内容。

私が傷ついているのに夫が謝らない。
 形だけでも謝らない頑固な夫にイライラモヤモヤ。この気持ち一体どうすればいいんでしょう!?』


あぁ、、、、分かりみが深すぎます。
私もかつて似たようなことを思っていました。



とはいえ結論からお伝えすると、2つ。
1つはあなたと相手の「謝罪の捉え方」が違うこと。もう1つはあなたが「人より傷つきやすい傾向」にあること。これが考えられます。

1.「謝罪の捉え方が違う」

1つ目からお伝えすると、あなたがイライラモヤモヤする本当の相手は謝らない夫ではありません。



今まで相手に許してもらうために【謝罪】してきた、自分自身に対してイライラしてるんです。



んんん!?どゆこと!?


そもそも【謝罪】には2つの捉え方があります。
1.「謝罪=相手に許してもらうためにするもの」
2.「謝罪=自分が悪いと思ったときに伝えるもの」


そして本来【謝罪】とは、
「自分が悪いと思ったときに伝えるもの」です。


それにもかかわらず
【謝罪】を「相手に許してもらうためにするもの」と捉えているから、
『こいつ…私が傷ついてるんだから謝れよ!私が許さなくてもいいわけ?』と無意識にイライラしているんです。


つまりイライラの原因は自分。
自分の【謝罪】の捉え方が、
本来の【謝罪】ではないから。


ここからは具体的に、
私のエピソードを紹介していきますね!
(当時の回想になります)

~~~~~~~~~~~~~~

『(こいつ、ホント謝んねーな。
 夫のこういうところが本当にムカつく。)』

『(私、結婚する人、間違えた?
 ありがとう・ごめんなさいって人としての基本じゃない?)』

『(こっちは傷ついてんだよ!)』


ついさっき、夫とケンカした。
きっかけはほんの些細なこと。


浮気をされたわけでもなければ、
臭い雑巾を顔にかけられた訳でもない。
何か決定的に人として最低なことをされた訳でもない。


だけど私が夫を想い「こうしたらどう?」と『良かれ』という気持ちに基づいて提案したことに対して、
「まるるちゃんはもぅいいから!」と突っぱねるような口調で返された。


『(…ちょっと、ちょっと。
  『もぅいいから!』って何よ!?)』

『(夫にとって良かれと思って提案したことなんだから、そんな言い方ないじゃない…!)』

『(ひどい!)』


という気持ちがムクムクと広がる。



「私の『良かれ』が夫にとっては『良かれ』ではないことは分かったよ。そこは謝る、ごめん。でも、夫もそんな言い方ないんじゃないの!!??」


心の中で叫ぶ。
『お前も、あ・や・ま・れ・よ!』と。

夫「……………前から思ってたけど、
  まるるちゃんはちょっとおかしい。」

心の声
『(はー----------!!??
  そこはお互い「ごめん」じゃない!?
  なんなのコイツ、むかつく!!!
  あぁ思い出した、そうだった。
  こいつ謝んないんだった。)』


結婚し一緒に生活し始め、すぐに感じた違和感。
【夫は謝らない。】

夫がおフロの栓を閉め忘れ、
永遠に溜まらないおフロで
お湯を溜め続けていたときも謝らなかった。


他にもいろいろ。
『あれ、この人謝らないな。』って思ってた。


そうだそうだ思い出した、
この人、謝らない人だったわ。


でも今回ばかりは譲れない。
だって私は傷ついてるんだから!!!!!
謝ってよ、謝ってよ、ひどいよ、そんな言い方ないじゃない!!!

なにも「床に手をついて謝れ!」「心から謝罪しろ!」って言ってるわけじゃないじゃない。

「あ、ごめん」って簡単に、サラリと、
コミュニケーションの潤滑油として言えないわけ!?


とはいえ、
感情的に夫を責めても絶対に謝る人じゃない。
それは私が一番分かってる。



だからこそ
「そんな言い方ないよ…」「ひどいよ…」と
【私は傷ついてるアピール】で夫をなじる。
(というか私はホントに傷ついていた!)

…と、そのうちにイヤな記憶が蘇える。

あぁ、、、今の私、、、、。。
母と同じだ。最悪。


「そんな言い方ないじゃない」
母もことあるごとに私に言ってきた。
『だから謝れ』と言わんばかりに・・・


超ウザかった、私の母親、、、

って、あああああああああああああああああ。
私、母と同じだあああああああああああああ。
母と同じことをしてる。
母と同じことを言ってる。



そんな自分がものすごくイヤ。



でも私は夫の言い方に傷ついた!
『そんな言い方ないじゃない!』って思うの。
あああああああああどうすればいいの?

~~~~~~~~~~~~~

はい、いかがでしたか^^?
私がイライラしていた理由が
お分かり頂けたでしょうか?


冒頭でお伝えしたとおり、
私自身がかつては【謝罪】を
「相手に許してもらうために言うもの」と捉えていたのです。


というのは私の母は愛情深い人ではあったけれど
ひとたび怒ると感情的に激高し、謝らないと許してくれない人でした。
謝っても許してもらえないことも多々。

子供部屋を手当たり次第めちゃくちゃにされ、学校の帽子を破られ、ときに「反省が足りない」と裸足で家の外に出されたり…

(ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい)
(もう許して・これ以上怒らないで)

そうやって謝りつづけるなかで、
私のなかの「謝罪」はすでに書いたとおり
~~~~~~~~~~~~~
・(例え自分が悪いと思ってなくとも)
  相手に許しを乞うためにするもの
  場を収めるためにするもの
  これ以上怒られないためにするもの

~~~~~~~~~~~~~~
これが「当たり前」となっていきました。


だから夫に対しても無意識に、
『私はあなたの言い方に頭にきてる』
『だから私に許しを乞うのが当たり前でしょ?』
『それなのになぜ許しを乞わない?』
『夫は悪いと思ってない?夫の気持ちなんて関係ないから!』
とイライラしていたのです。



つまり…かつての私を鬼滅の刃で例えると、

鬼無辻無惨w


ああああああああ夫が憎い。
「自分が悪いと思ってないことは謝りません」と
相手に許しを乞わなくても愛されて生きてこれた
太陽のような夫が憎いー。

謝れ------。
とにかく私に謝れ!
そこまで言うなら許してやるって思ってあげてんの。
だから謝れ。許して欲しいだろ。
許して欲しいと思え!


とまぁ、こんな心理状態だったんですね、
冗談は置いといて。


もちろん、私と同じように母も怒られて育ってきた。
だから母も【無意識に】謝罪を
「相手に許してもらうためにするもの」と捉え、
私に「(とにかく謝れ!」と求めていたんだと思います。


そしてこの記事を読んでいるあなたも
程度の差こそはあれ、
謝らないと許してもらえなかったり、
「自分が悪い」と謝ることで場を丸く収めてきたのではないでしょうか?


もちろん会社や建て前だけの関係なら、
「自分が悪い」と思っていなくても謝ることが得策なこともあります。


けれど、
そこまで「悪い」と思っていないのに反射的に謝るくせを意識してやめていく。それだけで相手に謝罪を求めてイライラする状況にそもそもならないのです。


とはいえ、
「私は傷ついているのよ!!!!!!!!!」と、
思ったそこのあなた(笑)
このまま最後までお付き合いください。


2.人より傷つきやすい

まずお伝えしたいことは、
相手に「謝れ!」と要求するかつての私と母のような人間関係は、
いつか相手の心が離れていきます。


というより
「謝れば許してやる」という考え方は、
相手が『(許してほしい)』と思ったときに
はじめて成立するんです。

なので「別にあなたに許してもらわなくても結構です」と相手が思えば、相手が夫であれ・子供であれ、ただ自分から人が離れていく。

(例えば男性の浮気もそうですよね。いくら女性が怒っても男性が別に許して欲しいと思っていないなら、むしろ男性から離れていく場合もあるのが現実です。)


じゃぁどうすればいいの?


それは「人より傷つきやすい自分」から解放されることです。

私のように(あるいは私ほどでなくとも)、
「謝ることで許してもらえた」経験が多い場合、
『私が悪いんだ』という潜在意識(無意識)を持っている人がほとんどです。


この『私が悪いんだ』という無意識を持っていると、ちょっとした相手の言葉を『私が悪いと責められた』と受け取りやすく、
傷ついたり、怒ったりします。


いわゆる「傷つきやすい・繊細」ですね。
(イライラしやすい人も紐解くと、実はとても傷つきやすい場合が多いのです)


ゲームで例えると過去の経験から「私が悪い」というデータをずっとセーブしている状態。つまり見方を変えれば、これからのプレイ次第でいくらでもデータを書き換えることが出来るんです!


とはいえ30数年の長きにわたり、無意識に抱えていた「私が悪いんだ」という前提を1人で手放すのは相当に困難です。
なぜならまさに無意識だからです。

鏡がないと自分の姿が分からないように、
実は自分で自分のことは分からないんです(しかもだって無意識だよ?)


自分で自分のことは分からない実例

(掲載許可を頂いてます)


こうやって最初は人から指摘されることで「私が悪い」という思い込みを手放していく。「人生」というゲームのプレイ方法・生き方を変えていく。
この繰り返しで必ず「傷つきやすい自分」から抜けられます。


そうして傷つかないから「ひどい!」と怒りに変わらない。
怒りに変わらないから、そもそも相手に「謝れ!」と思う状況にならない。相手との関係は必ず変わってくる。


そうやって私も
夫にイラつく自分から抜け出せ、
まわりからはもともと仲が良い夫婦であるかのように、
「まるるちゃんちは夫婦仲が良くて羨ましい」とまで
言われるほどになりました。


そして次はあなたの番です。
そのイライラは悲しみからきていませんか?
本当は人より傷ついていませんか?


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