入院患者が増えている

病院にとっては収益が増えるのは嬉しいことなのですが、ベッドの数が決まっているため、今いる患者さんを別の病院や施設に転院、もしくは在宅に退院してもらわなければなりません。

私が働いている施設の近くに精神科の病院があり、コロナ禍で入院患者さんが増えているため老健で対応可能な方を引き受けて欲しいと依頼がありました。

過去にも何度かやりとりをしており、大丈夫そうな方を受け入れています。

多少の拘りはあるが自分のことは自分でできるうつ病が良くなったおばあさん。

入院時は幻聴や幻臭の訴えがありましたが、内服により落ち着いたおばあさん。

入院時はうつ症状が強く出ていたようですが、活動性の低下により四肢が拘縮してしまったおばあさん。今は食べることしか出来ず、おうむ返しの返答もなくなってしまいました。

一人でペタペタと歩き回っていましたが、発熱を機に歩行能力の低下が著しく、歩けなくなってしまったおじいさん。

他にも数人受け入れています。

中には転倒を繰り返し、体幹抑制や車椅子ベルトをしている人の相談もありましたが、マンパワー不足によりお断りをした事例もありました。

今回紹介があったのは統合失調症とアルツハイマー型認知症のおばあさんで、食べること以外は全介助でした。お話し好きで自慢話ばかりしていましたが、特に老健での生活に問題なさそうなため受け入れるようです。

初めて聞いたなら『へー、そうなんだ』で済みますが、普通は自慢話ばかりだとうんざりしてしまいます。

そのため、毎回初めてとなりやすい方の側にしておけばトラブルとならずに済むのかなと考えます。

そんな人いるのかって?

物忘れの激しい方が対象です。
上手に話を聞いてもらう役になってもらいましょう。

よろしければサポートお願いします。この費用は看護や介護が必要な人達へ有効に活用していこうと思います