疥癬再び
疥癬騒ぎが終わったかと思っていましたが、またまた利用者さん達が痒みを訴えるようになりました。
以前、皮膚科の医師が高齢者の場合は潜伏期間が1ヶ月以上の場合があると話していましたが、前回の疥癬が落ち着いて1ヶ月以上経ってから再発しました。
疥癬は人体から離れると数日しか生きられないはずなのに、なんでまた感染者が出るのだろう?おかしい。誰かが持ち込んだか、飼っているか・・・
考えても答えは出ないので、いかにして早く終息させるかを考えました。
皮膚科の医師に、感染防止のためにスミスリンローションなる駆虫剤を塗ることは有効なのか伺ったところ、有効であるとの返答を頂きました。そのため、ローションを大量に購入してもらい、職員と利用者さんに塗ることを許可してもらいました。
スミスリンローションは一度塗ると1週間は効果が持続するため、曜日を決めて入浴後に塗ることにしました。
また、通常の手袋よりも長い肘まで隠れるロング手袋を用意してもらいました。
居室にもダニに効くバルサンを焚き、疥癬掃討作戦を開始しました。
現在、疥癬の利用者さんは4名おり、居室隔離をしています。手袋、ガウン、マスク、キャップとフル装備をし、念のため靴から長靴に履き替える徹底ぶりで対応しています。
通常疥癬のため長靴は必要ないと思いますが。
最初の疥癬からまだ1週間くらいのため、落ち着くまでにはまだまだかかりそうです。
疥癬もらって休むのもアリかなと思いましたが、痒いのは嫌だなと思います。
すでにアトピー性皮膚炎で痒いのですが、更に痒くなるのは嫌ですね。
とりあえず、利用者さん達の痒みの訴えや、皮膚の異常を見逃さないようにしていきます。
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