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駐在員の心得『健康第一』#2片頭痛とのお付き合い

こんにちは、momemoです。健康第一シリーズで当初書こうと思っていたのは、「歯列矯正について」と「蜂窩織炎での入院について」だったのですが、先日久しぶりに片頭痛が訪ねて来て半日を共にしたので、先にそちらの記録を残そうかと思います。今回は苦しかったけど、我ながらいい対処ができたと思うので(笑)

当初思った「インフルじゃなくてよかった」

わたしと片頭痛との出会いは、約7年前、社会人1年目の冬に遡ります。
ちょっと話はそれますが、社会人1年目って苦しいですよね。慣れない仕事と、1年目が故の大量の雑用、上司先輩への気遣いの仕方。特にわたしは上司・先輩とのお付き合いが難しくて、毎日すごく緊張した糸を張って生活していたような気がします。糸の緩め方、後輩ができて新入社員を客観視できてからはじめてわかったんじゃないかな。
たぶん、そんな緊張した毎日が理由だったんだと思いますが、ある冬の日、接客中にディスプレイがチカチカして数字が判別できなくなり、吐き気をもよおして更衣室に避難させてもらいました。更衣室で横になっていると、ガタガタふるえている私を見てパートさんが課長に通報。病院に行けと指示を受け、退社させてもらいました。このときのパートさん、本当にありがたかった…。でも頭の中を回っていたのは、「インフルだったらどうしよう」。インフルエンザにかかると解熱後3日間出勤停止でその間他の先輩方にご迷惑をおかけするのが何より怖かったです。内科に行くと、脳神経外科に行くように指示され、「え?なんで?」と思ったのですが、脳神経外科に貼ってある「その症状、片頭痛かも?」のポスターに自分の症状が当てはまりすぎて、すぐに納得。あーよかった!インフルじゃない!とほっとしました。インフルよりずっと付きまとう病気だとは思いもせず(笑)

永遠のお付き合い開始


片頭痛で出ると言われている症状は以下の通りですが、わたしはいつもだいたいフルコースです。


・脈打つような強い痛みの頭痛
・吐き気、嘔吐
・光、音、においに敏感になる
・手足のしびれ
・頭痛前にギザギザした光が見えたり、視野が一部欠けたりする(閃輝暗点)

今回調べてみたら、閃輝暗点を伴う片頭痛は全体の20-30%なんですね。毎回もれなく来ていたので知らなかった。この他に感覚や言語症状を伴うこともあるらしいので、今回わたしが普段読める中国語さえ読めなくなったのはこの症状だったのだと信じたい…(単に単語が定着していなかっただけかもしれない。笑)わたしは頭痛より普段猛烈な吐き気が辛くて、ベッドよりトイレにいると治ります。閃輝暗点の間に飲めば頭痛を押さえられるとアマージを処方されていますが、いつもタイミングを逸して頭痛に至ってしまいます。ただ、症状はフルコースなんですが、発症の頻度が一般的に言われている週2回から月1回よりだいぶん低くて、半年に1回くらいで、これまでお付き合いを続けています。

敵を知り、無理しない

今回久しぶりにやってきたのは、おそらく数日前の飲み会で片頭痛の話をしたためと、前の日にワインを飲んだからかなぁと分析しています。「俺片頭痛で毎日頭痛薬キメてる」というお兄さんに、毎日片頭痛とか死んでまうわー!こんなにきついんぞー!とまくし立てて自分の中の片頭痛とのお付き合いを思い出した数日前(笑)。と、まさか自分が片頭痛発症の瀬戸際にいるとは気づかず、ポリフェノールたっぷりの赤ワインを飲みまくってしまった前日。やってしまったー!という思いでした。
とはいえ、対処法は心得ているので、中国語教室からDidiでタクシーを呼んで家に直行。バスタオルを羽織ってトイレで待機。吐き気がちょっと落ち着いたところで血管を広げるコーヒーをデリバリーし(贅沢使いだが給料はこういうときのためにもらっている)、あとは暗くした部屋で睡眠。その間2時間のスピード復活でした。戦う相手を知り、全力で体を休めるが一番手っ取り早いですね。

初めて自分が片頭痛で倒れた日に、課長に通報して助けてくれたスタッフさんのことは未だに覚えています。それ以来、自分の周りで体調が悪そうな人がいる時は、上席を使って無理矢理にでも帰らせるようにしてるなぁ。体調悪い日は、自分の体を休めることだけに全力になればいい。日本人、いつもがんばりすぎだよね。

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